寝汗をかくと、昔は結核では?と疑われたものでした。
最近では結核が増えてきておりますが、かつての国民病とまで呼ばれた時代とは違ってきております。
ストレスがかかっている時にも寝汗をかいて、眠りの質が悪くなることも多いのです。
寝汗はなぜかくのか?
体力が低下している時にかくのです。
寝入りばなには寒いので、あせはかきません。
温かい布団の中である程度の時間が経つと、汗をかくのです。
つまり体温調節がうまくいかないため、寝汗をかくと考えられます。
寝汗は、ある程度体力が回復しなければ治りにくいのです。
寝ている時だけの問題ではありません。
早寝早起きをしているのか?
歯磨きの頻度は間に合っているのか?
身体の冷えは改善しているのか?
食事はよく噛んで、吸収しやすい状態で食べているのか?
など、いろいろな問題を解決しなければいけません。
非常に煩わしいのですが、これらを解決する方向にもっていくと寝汗そのものも改善する可能性が高まります。
寝汗だけで治療法を考えるとうまくいきません。
全身的に体力が向上することを目指すのです。
そのためにこのような取り組みが必要になります。
綿花を利用した間接灸や刺絡・気診治療も大切です。
しかし、自分自身でしかできない日常生活の悪さを改善させることが非常に大切です。
日常生活の改善は、本人にしかできないからです。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所