酵素の真実 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

 

 

現代の食生活は、文化が高度に発達するとともに、人口が急激に増加した結果、食物の効率的な大量生産、長期保存・輸送が必要となり、化学的な肥料、添加物がたくさん含まれるようになってしまっています。

その結果、現代人は、化学調味料・保存剤等が入っていない、無添加物の自然食品をほとんど口にすることができなくなっています。このことが、現代人に成人病等の病気が多くなった大きな原因であるのは間違いないと思いますが、実は、それ以上に、現代人の体をむしばむようになった食の原因があるのです。

それが、今回、ご紹介する酵素です。

酵素は、動植物の体内に存在する生命が生きていくうえで絶対的に必要な物質です。私たちは、学校では次のように習います。

「酵素は、生命のエネルギー源として食物を消化し、体内に吸収輸送し、排斥・新陳代謝を行うための触媒として機能する分子である」
<WIKI:酵素>

一般的に知られている代表的な酵素といえば、炭水化物を消化するアミラーゼ、タンパク質を消化するプロテアーゼ、脂質を消化するリパーゼなどの消化酵素です。消化酵素は、現在24種類ほどが発見されているそうです。

これらの消化酵素以外に、代謝を専門的に行う代謝酵素と呼ばれる酵素が、人間の体内には数千種類存在していることが分かっているそうです。酵素は、大きく分けると消化酵素と代謝酵素の2種類があります。

動物の酵素は、主にすい臓で作られ、消化・代謝など必要な時に分泌されますが、その量は大人になり、その後歳を重ねていくとともに、だんだん減っていきます。これが老化の原因で、酵素の量が少なくなり、新陳代謝が十分行えなくなった結果なのです。成長期の子供の頃が体内にある酵素の量は一番多いのです。

そして、酵素が体内で尽きてしまい、体を維持できなくなった時が、なのです。従いまして、酵素を過剰に消費させず、大事に使うことが、長生きする秘訣とも言えるのです。

それでは、酵素を過剰に消費させないためには、どうすればいいのでしょうか?

これが、今回の本題です。

私は、今年春先に、知人から次の本を紹介されました。エドワード・ハウエル氏の「キラー・フード」です。すでに絶版になっています。

 

 

 

キラー・フード―あなたの寿命は「酵素」で決まる/現代書林
¥1,944
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この本を読んで、目から鱗が落ちました。人生で読んだ本の中で、最大の衝撃を受けました。如何に、私たちは真実を知らないのかと。

この本には、酵素に関して、幾つかの重要ポイントが書かれているのですが、今回はその中で最も重要だと思われるポイントを簡潔にご紹介します。

酵素には、前述の通り、消化酵素と代謝酵素の2種類があり、すい臓から分泌されます。酵素は、歳を重ねるとともに減っていく宿命ですので、大事に使わなければなりません。

例えば、暴飲・暴食は、酵素を大量に消費する行為ですので、酵素不足に陥りやすく、健康を損ないかねません。

また、体を必要以上に酷使することも酵素を大量に消費し、寿命を縮めます。プロスポーツ選手の中には意外と病気になって早死にする方が見られますが、それは鍛えすぎて酵素を大量消費した結果と無縁ではないはずです。

それでは、酵素を大事に使うことに一生気を使いながら生き続けなけない限り、健康で長生きできないのですか?、と問われそうですが、ちゃんと解決する方法があるのです。

そもそも、我々は、本質的に酵素の使い方を間違っているそうなのです。


「キラー・フード」には、消化酵素代謝酵素の2種類(これを「体内酵素」と呼んでいる)の他に、体外酵素という概念が登場します。

体外酵素とは、体の外から摂取する酵素のことで、動物が食べる植物(野菜)や動物(肉)に含まれている酵素のことです。

人間だけでなく、植物や動物も当然ながら独自の体内酵素を持っています。それらの酵素は、植物や動物が成長し生きていくために絶対的に必要な酵素です。

しかし、人間以外の動物は、自分の消化酵素をほとんど使わず、もう一方の代謝酵素を集中的に使っているのです。これが、現代の人間と大きく異なる点です。

どういうことかと言いますと、草食動物が草を食べたり、肉食動物が他の動物を食べたりする際には、食べる側の動物は自分の消化酵素を使わずに、食べられる側の消化酵素を使って、その食物を消化しているのです。

意味が分かりますか?

エドワード博士は、このような食物に含まれている酵素(食べる側からみると体外酵素)を、通常の体内酵素(消化酵素、代謝酵素)と区別して、食物酵素と呼んでいます。

食物を食べる際、自分の消化酵素を使わずに、食べられる側の持っている消化酵素によって、その食物を消化・吸収させるのです。

例えば、牛は4つを胃を持っていて食べた草を反芻します。これは、前3つの胃に草に含まれる酵素を働かせる微生物が存在し、牛は自分の消化酵素を使わず、食べた草に含まれる酵素を使って、時間をかけて反芻させることで、食べた草を消化しているそうなのです。

また、肉食動物、例えばライオンは、草食動物を捕らえて食べますが、まずは内臓から食べ、そして肉を食べていきます。食べた後、ライオンは1~2日、じっとして動きません。これは、ライオンは、自分の胃の中で、食べた草食動物の内臓に含まれている消化酵素を使って、草食動物の肉を時間をかけて消化しているそうなのです。

要は、現代人以外の動物は、食物酵素を消化に使うことによって、自分が持つ消化酵素を消化に使わずに貯蓄していて、体内酵素は主として代謝に使うのです。体内酵素を大量に使う消化は、食物に含まれる食物酵素で代替しているのです。

その結果、野生動物は、酵素を代謝に集中して使うことができ、体を健康状態に維持し、元気に生存できているのです。

野生動物が、伝染病以外の病気になることが稀なのは、十分代謝酵素が働いている結果なのです。

実は、人間も、本来は野生の動物と同じで、食物酵素によって消化をしていたのですが、現代ではそれが出来なくなったのです。

その結果、体内酵素が慢性的に不足し、代謝が十分できず不健康に成りがちなのです。肥満は代謝が上手くできていない状況ですので、酵素不足の状態とも言えるのです。

現代人が、十分に食物酵素を使うことが出来なくなった理由が分かりますか?

その理由は、火(熱)を使った調理が登場したことだそうです。ここが、本書の最重要ポイントとなります。

人間は、火を手にしてから文明が発展したとされていますが、逆にそれによって失ったのが食物酵素なのです。

酵素は冒頭で物質と書きましたが、実は生きている物質なのです。酵素は、ある一定の環境・条件下でないと死んでしまい、働かなくなるのです。

本書によると、酵素は、外気温が49℃以上になると働かなくなりだし、60℃以上では完全に死滅することが実験で分かったそうなのです。

従って、人間が食べる野菜、肉には、本来はそれなりの量の食物酵素が含まれているのですが、料理の際、加熱することによって、それらの食物酵素は死滅してしまうのです。

従って、人間は、自身が持つ消化酵素(体内酵素)で消化せざるを得なくなるそうなのです。

人間のすい臓は、必要に応じて消化酵素を分泌したり、代謝酵素を分泌したりするのですが、消化酵素ばかり分泌してしまうと、すい臓で作ることができる体内酵素には量に限りがありますから、代謝酵素を十分に作れなくなり、新陳代謝がおろそかになるのです。

その結果、老化が進み、病気にかかりやすくなるのです。

現代人が体が弱くなり、成人病が激増したのは、食事の際、生食が少なくなり、食物酵素で消化しなくなったからなのです。加熱によって食物酵素が死滅し、貯蓄していた体内酵素を無理やり消化に使わざるを得ないのです。

皆さん、毎日食べる三食の料理を食べる前に眺めてみてください。どのくらい食物酵素を含んだ生食がありますか?

おそらく、並べられた料理を重量で換算すれば、95%程度は加熱しているはずです。

食物酵素が残っているのは、5%程度ではないですか?

95%の食物は、本来は、体を維持するための代謝にまわすべき体内酵素を、消化に使っているのです。

現代人に肥満が多くなったのは食物酵素を使えなくなり、消化酵素を作るのにすい臓が追われ、代謝酵素を十分に作ることができず、代謝が不十分だからとも言えるのです。肥満が不健康である理由はここにあります。

逆に、ある程度の断食が健康に良いのは、酵素を大量消費する消化を行わず、代謝のみに使うからでもあります。

また、エスキモーが生肉しか食べていないのに健康でいられるのは、酵素の本質を伝統的に知っているからです。ちなみに最近のエスキモーは肉を加熱するようになり、健康でなくなっているようです。

赤ちゃんは母乳で育ちますが、母乳には母親の体内酵素が大量に含まれており、赤ちゃんはその酵素を使って成長します。

しかし、現代では母乳は少なくなり、殺菌処理され酵素が死滅したミルクで代替しています。これが何を意味するか想像できますよね。

さらには、ペットは、加熱処理したペットフードにより、食物酵素を人間によって奪われているとも言えます。可哀想なことです。

昔の日本人は、酵素の本質を知っていて、火を使わない発酵食品を作っていたのです。発酵食品は食物酵素が生きていて、活動している状態の典型です。納豆、味噌・醤油をつかった発酵食品、漬物などですね。ちなみに、味噌には大量に食物酵素が含まれていますが、味噌汁にすると酵素は全滅してしまいます。

ハウエル氏は、現代人は生食を75%、加熱食を25%の比率にすることで、代謝に十分酵素をまわすことができ、病気にはほとんどかからないと力説しています。

しかし、現代で、それを実行することは大変難しいことです。

それに、加熱料理は、人間のみに与えられた素晴らしい文化でもあります。これを捨てる必要は、私はないと思います。

それではどうするのか?

その答えは、生酵素を直接摂ることです。生酵素とは、熱処理をしていない生きている酵素です。

前述したとおり、納豆、漬物などの発酵食品は生酵素を含んだ食品ですが、発酵食品ばかり、食生活の75%も食べる訳にはいけません。

その代わりに生酵素をたくさん含んだサプリメントがあれば、補助食品として体内に取り入れることで、食物酵素の代替が可能です。

しかし、生酵素をサプリメント化することは、簡単ではないのです。

世の中に、酵素商品というサプリメントがたくさんありますが、これらは酵素を使って作った補助食品というだけであって、製造過程で加熱していますから、含まれる酵素は全て死んでいて、食物酵素の働きは全くしていません。単なる栄養補助食品なのです。多くの方が、このことに気づいていません。

また、最近、生酵素を謳った商品がぽつぽつ出て来ていますが、この場合も大半は酵素が死んでいるようなのです。私が実験してみたら酵素が働いていないことが分かりました。でんぷんに生酵素と呼ばれる商品を降りかけてみて、でんぷんが消化されれば本物の生酵素であることが分かるのですが、そんな商品は市販品では、ほとんどありません。

また、ドリンク型の生酵素も出ていますが、ドリンク型の場合は食品衛生法によって加熱殺菌が義務づけされていますから酵素は死んでいるのです。生酵素と謳っていても、食物酵素の効果はないのです。気を付けてくださいね。

それだけ、本物の生酵素を作ることは大変難しいことなのです。

私は、この生酵素を、栄養補助食品として、今年5月に商品化しました。商品名はスーパーエクセレントシリーズ TypeB(旧商品名 スーパーエクセエントボディ)です。
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スーパーエクセレントシリーズ タイプBは、2020年2月より『穀物麹+酵素・酵母+乳酸菌』にヴァージョンアップしました。
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一粒長さ2センチに満たないカプセルを、一日3粒ほど食前に食べるだけで、食物酵素の代替が可能です。カプセルから出して粉状のまま食べるとさらに効果が高いです。

これまで勉強会参加者の方に販売してきました。食べだして二、三日で肌がツルツルになり、寝起き時に体が軽く、疲れにくくなるなどたくさんの報告を受けました。生食を増やさなくても、劇的に代謝効果が増すのです。

ご興味のある方は試してみてください。ただし、生酵素は熱に弱いので、保管は高温(40℃以上)にならない場所で行ってください。使わない時は冷蔵庫に保管することをお勧めしています。

酵素の真実

生酵素によって、将来、世の中から病気は無くなっていくはずです。無知ほど恐いものはないのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。