オノゴロ島の真実 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

日本列島は約5千年前の国産みの時に誕生したと書いてきました。

これは間違いではないのですが、皆さんにはなかなか信じられないことだと思います。本当の歴史は隠されているのです。

ただし、この件に関して最近新たに分かったことがあります。

現在の日本列島は約五千年前に出来たのですが、それ以前も、現在の日本列島の場所には、別の島があったようなのです。

その島が、記紀に登場するオノゴロ島だったのです。

記紀では、伊弉諾神、伊邪那美神が国産みとして日本列島(北海道や沖縄は登場しない)を造るシーンが出てきます。
伊弉諾神、伊邪那美神が造ったのは世界ではなく日本なのです。世界はその前の造化三神が造ったのでしょう。

その国産みの最初に、オノゴロ島が登場します。
<WIKI:国産み>

古事記の国生みについてウィキペディアから転載します。

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伊邪那岐(イザナギ)伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、別天津神(ことあまつがみ)たちに
漂っていた大地を完成させるよう命じられる。別天津神たちは天沼矛(あめのぬぼこ)を二神に与えた。伊邪那岐・伊邪那美は天浮橋(あめのうきはし)に立ち、天沼矛で渾沌とした大地をかき混ぜる。このとき、矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)となった。二神は淤能碁呂島に降り、結婚する。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

こうして、二神は性交する。

しかし、女性である伊邪那美の方から男性の伊邪那岐を誘ったために、ちゃんとした子供が生まれなかった。このため、二神は、最初に産まれた子供である水蛭子(ひるこ)を葦舟に乗せて流してしまった。次にアハシマが産まれた。水蛭子とアハシマは、伊邪那岐・伊邪那美の子供の内に数えない。

二神は別天津神のもとに赴き、なぜちゃんとした子供が生まれないのかを聞いた。すると、占いによって、女から誘うのがよくなかったとされた。そのため、二神は淤能碁呂島に戻り、今度は男性の伊邪那岐から誘って再び性交する。

ここからこの二神は、大八島(日本列島)を構成する島々を生み出していった。

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オノゴロ島の誕生について書かれている部分です。日本列島誕生の前にオノゴロ島が産みだされた様子が書かれています。

また、日本書記では、オノゴロ島は失敗作ともされています。

このような記述から、オノゴロ島とされる場所に幾つかの説があります。
<WIKI:オノゴロ島>

伊弉諾神、伊邪那美神は、オノゴロ島を誕生させた後、さらに島を産んでいきます。
淡路島、四国、・・・・九州、本州という順で日本列島が誕生します。


国産みに北海道や沖縄が登場しないのは、北海道や沖縄がそれ以前から存在していた島だからだと推測されます。

この国産みの最初の島であるオノゴロ島について、私は1年以上前に「オノゴロ島は筑波山である」と書きました。
<筑波山とオノゴロ島>


しかし、ここに来て、オノゴロ島=筑波山、だと辻褄が合わなくなってきました。霊界物語(基本的に霊界物語の内容は正しいようです)を読むと、オノゴロ島は5000年前といったレベルではなく、数万年、数十万年前にすでに存在していた島のように書かれています。筑波山だけでなく、オノゴロ島の一部が現在の日本列島に残っているということなのです。

また、
伊弉諾神、伊邪那美神が、大洪水によって一旦滅んだ地球を修理固成する様子も書かれています。霊界物語の修理固成が、記紀のオノゴロ島を除く国産み・日本列島誕生のことのようです。約五千年前の出来事です。

これらを総合的に勘案し結論を出すと、オノゴロ島は数万年以上前に、今の日本列島の場所に形を変えた大きな島として存在していて、増上慢との戦いの過程で
数千年前に生じた地球規模の大洪水により、大半が沈んでしまった島のようなのです。この大洪水によって、地球の生物は一旦全滅したのです。

そして、天津神が地球を再興するため伊弉諾神、伊邪那美神を地球に再度送り込み、冒頭の国産みが始まるのです。


天の沼矛を使って、
淡路島、四国、・・・・九州、本州と誕生させ、現在のような日本列島が誕生したということになります。この時期が約5000年前(もう少し古い可能性もある)だったということになるのです。

ちなみにオノゴロ島は、今の日本列島より大きい島で、北は樺太、北海道から、南は台湾までの範囲だったと想像できます。

また、大洪水前のオノゴロ島には富士山(当時は天教山と呼ばれていた)も存在していたようです。

ただし、オノゴロ島の富士山は、現在の富士山よりも低い山だったようですが、大洪水を機に今の高さになったようです。ということは、大洪水後は富士山を初め、幾つかの高い山々は海の中にぽつんぽつんと存在していて、それらの山(島)を繋げて、現在のような日本列島に造り直したようです。

そして、
伊弉諾神、伊邪那美神によって日本列島の土台が出来た後は、大国主神少彦名神大物主神などの神が登場し、これまでご紹介してきた神国日本の浄化システムのベースを造っていったのです。これが国造りだったのです。

記紀は、増上慢によって改竄されているのですが、数万年以上の時間差があるオノゴロ島誕生と、大八島(日本列島誕生)を同じ国生みで書くことで、読み手から数万年以上の歴史を消し洗脳しているのです。

この消された歴史こそが、私が何度か紹介してきた神々が中心であった先史文明なのです。

ちなみに、オノゴロ島が誕生(数十万年前?)する前には、太平洋上には伝説のムー大陸があったようです。アトランティスは金星の出来事ですが、ムー大陸は地球の出来事だったようです。

大半が沈んでしまったムー大陸の中で、固い地殻部分が残ったのが、ムー大陸北西側の縁の部分である、オノゴロ島(北海道から台湾まで含むと思われる)だったようです。

そういう意味では、現在の日本列島も、かつてのムー大陸の一部だった、ということが言えると思います。また、ムー時代から富士山(天教山)はあり、その当時の高さは約18000メートル世界最高峰の神聖な山だったそうです。ムー大陸が沈むとともに現在の富士山よりも低くなってしまったようです。

とにかく、我々は真の歴史を教えられていないのです。

最後まで読んでいただきありがというございます。