シンゴジラは自衛隊の装備品や、
イザというとき日本政府が大きな敵と戦うために何が障害になるのか。
どんな動きになるのか、
政治家の役割、官僚の役割、避難はどうするのかというような大きな問題を
ざっくりと理解できるし、なによりも映画やドラマ、テレビ報道は必ず、政治家は悪。
官僚は悪という描き方をするのだけど、技術者だったり、研究者だったり、政治家だったり官僚だったりする人が
疲れ果てダラーっとした人間らしいシーンもありながら、それでも限界までゴジラに立ち向かう
そんないい感じの昔の日本を描いている。
ゴジラを殺すなーと国会前で騒いでいる人たちもいるってのもいいよねー。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9
自衛隊の総力というのがどういうものなのかということも見える
総力作戦「タバ作戦」で、自衛隊のもつ力がどんなものかもわかると思うし、
全弾つきたとこで終わっちゃうところも味わい深い。
映画は4回みたし、その時に散々装備品などの解説をやったので、
当時書いたのはこういうのん。ほかにもいくつかあると思う。好きだったんだよね。シンゴジラ。
うちには「かまたくん」のぬいぐるみが今もあるよー。これ↑
東京にいくと羽田空港にいくと蒲田君を思い出すし、東京駅をとおると在来線爆弾をおもいだしてしまうほど
中毒でした。
シン・ゴジラで防衛出動の法律と手続きについて軽くレクする。
https://ameblo.jp/calorstars/entry-12192284843.html
さて、
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1時間11分ぐらいの辺り、唯一生き残った元農水大臣が総理になり、報告を受け、外務大臣に指示をしてる3カットの内容
秘書官「佐世保からです。対馬沖付近に不穏な動きがあるそうです。」
新総理「 そう。ここはちと様子見かな。外務省は動けるの?」
外務大臣「機能復旧を急がせておりますが、まだ。」
新総理 「そう。とにかく、不測の事態だけは避けてよ。」
外務大臣「ハイ。現地と大使にそう伝えます」
・・・何が言いたいのか分かる人はよく分かる会話
この後の「あー、ラーメン伸びちゃったよー」に見ている人の意識を持っていかれてしまうのですが、それはあえて、このカットのやり取りを隠す演出。
おかげさまで、騒ぐ連中は居なかったようでして…
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ああ、日本が大変な時に対馬にあの国がなにか仕掛けてきたんだな・・・って
こういううまいやり方が潜んでいる映画なので、ビデオを買って何度もみるといいんですよ。
自衛隊の総力戦の時も画像や申し送り、全部本物の演出。細かいところまで凝っているので
あれはなぁ・・・
繰り返しみるべきです。
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