「登山家のおはなし」 | かとうとしろうのブログ

「登山家のおはなし」

7月5日  


 昨日の東京新聞です、「プロ登山家の覚悟」、

「覚悟」いい言葉です、この記事に飛びつきました。



<登頂時の様子はどうでしたか>

「標高7260メートルのキャンプ3を午前1時40分ごろ出発しましたが、無風、快晴、暑いくらいでした。 うっすら残った他の隊の跡をたどり、山頂を目指しました。立ち寝し、3歩歩いては息を整え、かなりくたくたな状態でした。・・・」



標高7260メートルのところがどんなところか実感として掴めませんが、想像するには大変なところのようです、

酸素が薄くて息をするのが難しい・・・(当たり前ですね)



「立ち寝し、3歩歩いては息を整え・・・」

立ち寝ってどうするんですかねー、

寝るのはいつも布団の中ですから想像しづらいです。

立って寝たんでしょうね、



「三歩歩いては、息を整え、かなりくたくたな状態でした」

三歩進んでニ歩下がる、歌の文句は知ってますが、

“三歩歩いて、息を整える“ 初めて聞きました。

登山家の言う言葉は違いますね、



三歩歩いては、息を整える息の仕方ってどうするのかしら?

息が吸えない

息が吐きづらい

息が止まる

この日は風が強かったと言ってますので、「息が止まる」状況だったのではないでしょうか?


すいすいと前に進めない、進んで三歩ですから、

息が吸えない状態ですね、吐くことはもっとやりずらい(おそらく)

要するに、息は吸えない、吐けない、息が止まる、全部ですね、

それくらいの状況の中を乗り切った人の記事です。


登山家の名前は竹内洋岳さん(41)無酸素での登頂です。


(明日に続く)