製作：ケヴィン・フェイグ
製作総指揮：アラン・ファイン/スタン・リー/デヴィッド・メイゼル/パトリシア・ウィッチャー/ルイス・デスポジート
脚本：アシュリー・エドワード・ミラー/ザック・ステンツ/ドン・ペイン
音楽：パトリック・ドイル
出演：クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/トム・ヒドルストン/ステラン・スカルスガルド/コルム・フィオール/レイ・スティーヴンソン/イドリス・エルバ/カット・デニングス/浅野忠信/ジェイミー・アレクサンダー/ジョシュア・ダラス/クラーク・グレッグ/レネ・ルッソ/アンソニー・ホプキンス
シェイクスピア劇の映画化に定評のあるケネス・ブラナー監督が放つアメコミ原作ヒーロー・アクション大作。傍若無人な振る舞いがたたって力を奪われ神の世界を追放された男が、人間の女性との交流を通して心の成長を遂げていくさまと、やがて訪れる地球と神の世界の危機に立ち上がる姿を描く。
評価★★★☆☆
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[STORY]
神の世界“アスガルド”で最強の戦士ソー。しかし、強すぎるあまり、その傲慢さゆえに無用な争いを引き起こし、ついには神々の王である父オーディンの怒りを買ってしまう。そして、王位継承権を剥奪されたうえ、最強の武器“ムジョルニア”も奪われ、地球に追放されてしまう。しかし、そこで出会った天文学者のジェーンによって少しずつ分別と他者への思いやりを身につけていくソー。一方アスガルドでは、ソーの弟ロキによって恐るべき陰謀が企てられ、父オーディンの身に危機が迫る。さらにロキは、力を失ったソーにも最強の刺客を送り込もうとしていた。
[IMPRESSION]ネタバレ注意！
正直、期待はしていなかったが、キャプテン・アメリカほど駄作とは思わなかった（笑）
でもこれが、『アベンジャーズ』へ続くと思うと何だか・・・・・？？？？
だって、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、で今回登場したホーク・アイはそもそも人間よ？
ハルクは怪物だし、ソーは『神』でしょ？？？（笑）
どーやって戦うんだ？？？（笑）
違った意味で、8月17日公開の『アベンジャーズ』、興味あります♪
ストーリーも単純明快なので、サクっと行きます。
かつて、オーディン（アスガルドの王）率いる軍は、ヨトゥンヘイムの巨人の侵略から地球を守るために戦った。
勝利したアスガルドは、彼らのパワーの源である光る箱を押収。
そして今、オーディンの息子達のいづれかがアスガルドの王になることになっていた。
オーディンはソーにその王位を譲ろうと儀をとり行っていたが、その最中にヨトゥンヘイムの巨人がアスガルドに侵入してくる。
デストロイヤーのお陰で箱を守る事が出来、オーディンは穏便に済ませようとしていた。
が、ソーは、ヨトゥンヘイムと戦うべきだ！と言い出し、父オーディンの制止を振り切って、弟ロキ、シフ、ヴォルスタッグ、ホーガン、ファンドラルと共にヨトゥンヘイムに攻撃を仕掛けた。
しかし多勢に無勢。
劣勢のソーらの前にオーディンが現れ、一時退却。
その後、オーディンは、ソーの傲慢さに呆れ、彼のパワーを奪った上に、王にふさわしい者だけが持てるというムジョルニア（ハンマー）と一緒に地球に追放したのだった。
地球に落とされたソーは、天文物理学者のジェーンの運転する車にはねられる（笑）。
そこで、ダーシー、指導者のエリック博士とも出会う。
また彼が落ちた近所で、ナゾの円形の陥没の跡とハンマーも見つかり、シールドと言われる政府の奴らが調査を始める。
また、ジェーンの車や、機材、博士のパソコンなど、今回の研究の全てをシールドに押収されてしまう。
ソーはハンマーを探す為に、またジェーンは車や機材を取り戻すために、シールドが調査しているキャンプに向かう。
何とかハンマーの場所までたどり着き、持ちあげようとしたが、何故かあげる事が出来ず、そこでついにシールドに捕まってしまう。
尋問の最中、エージェントが席を離れた時に、ロキがソーの目の前に現れる。
アスガルドでは、ソーが居なくなったあと、このところの心労で父が死んだと言う。
で、ヨトゥンヘイムとの和平を保つには、ソーの追放が条件であると・・・・。
永遠の別れをした二人だった。
しかーし、真相は違って・・・・、
ロキは実はヨトゥンヘイムの巨人の子で、オーディンがかつての戦いの際に連れ帰ったのだと言う。
そしてお互いの和平の為にいつか役に立つだろうと。
しかしちゃんと自分の子として育てていたと言う。
真実を知ったロキは、父が倒れた事をイイことに、ヨトゥンヘイムへ赴き、自ら協定を結ぶ。
『扉を開けるから、父を殺せ！そうしたら箱を返してやる』 と言うのだった。
父オーディンは深い眠りに入って居るだけだったのだ。
父が既に死んでしまったと、すっかり信じ込んだソーは、その後、博士のお迎えによって釈放され、ジェーン達と再会。
地球で生きて行く覚悟をし始める。
その頃、アスガルドのシフ、ヴォルスタッグ、ホーガン、ファンドラルは、ソーを連れ戻すために扉の番人であるヘイムダルを説得し、地球へ降り立った。
気づいたロキもデストロイヤーを送り込む。
こうして地球は、変な服を着た連中と、謎のロボットが大暴れし、大惨劇・・・・。
ソーがいよいよ息絶えたか・・・・と思った瞬間、ハンマーが勝手に動き出し、ソーの元に飛んで行ったのだ。
そしてソーはそのハンマーをキャッチ！
人間の格好をしていたソーは、王のコスチューム？（笑）に変身！
ハンマーをぐるぐる回して竜巻を起こし（笑）、投げるわ殴るわ繰り返してデストロイヤーを倒したのだった。
ソーは、ジェーンに必ず帰ると約束し、仲間と一緒にアスガルドへ戻ることになる。
アスガルドでは、ロキが、オーディンに襲いかかるヨトゥンヘイムの巨人を倒している。
そこに現れたソー。
母が喜ぶ中、ソーが真相を告げると、ロキがソーに一撃をくらわす。
ソーが外に飛び出した隙に、ロキはヨトゥンヘイムを滅ぼそうと橋の扉を開きパワーを放出。
そこにソーがやってきて、ロキに一撃。
パワーを止められないと悟ったソーは、地球に二度と下りる事ができないと分かった上で、ハンマーで橋を壊し始めるのだった。
橋が崩壊するのと同時に、ロキとソーも暗闇に落ちていくかと思った矢先、おとおちゃんが助けに来てくれて、間一髪。
でもロキは自ら命を絶ってしまったのでした。
ヨトゥンヘイムへの攻撃も終わり、ソーは王位を継承して、またいつか地球に降りれる日を夢見ていましたとさ。
エンドロール後、サミュエル・L・ジャクソン、再び登場。
アベンジャーズへの前哨戦はこれで終わり。
8月を楽しみに。
楽しみか？