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ゆうべね、facebookに障害をもつ女性たちについてのある記事を載せました。そしたら、一夜にして、200名を超えるかたが「いいね!」と押しながら見てくれて、
そしてたくさんのたくさんのかたがシェアしてくださいました。
この記事↓1月26日(火)付け オルタナ
「入浴介助は男性」「配慮なし」 障害女性の生きづらさhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160126-00010002-alterna-soci
すべての障害のあるなしとか社会的立場とかマジで越えて。
声の輪は、まだまだ広がり続けています。
恋人でもオットでも好きな男でもなんでもない、他人の男が女の服脱がせて裸にしたら、
ふつうは、犯罪だよね?!
っていうか、胸触ったり体に触れたり、いやなのに体触ったら、犯罪だよね?!
アメリカの調査で、障害女性が虐待被害にあう率、男性の4倍。
2011年に日本で行われた
「障害のある女性の生きにくさに関する調査」
で、回答した87人のうち、性的被害の体験者31人。
介助だから犯罪になんないの?
「障害者なんだから、ガマンしろよ!!」って、精神を、踏みつけらなきゃなんないの?
、、、女性の風呂介助、トイレ、着替えの介助さんが、男性?
いや、さすがに、最低限の人権として、だめだろそれは。
障害をもつ女性への、性的虐待、これで終わるわけない。
勤める側だって精神崩壊しちゃうって。これ、利用者も、勤める側も、どっちも辛い。
働く側の男性の、誇りも踏みにじってる。
「いやだけど、気が塞ぐけど、しかたない、やらなきゃ」
っていう、<気持ちが下に向く>職場環境にいなきゃいけない時点で。
だって、本来、介助って、すごいかっこいい仕事なんだから。
だれより胸張っていいような、人の人生支える、肝心かなめのすごい仕事なんだもん。
男性も、職員の側も、ちょっとでも、
「感情感じないように、考えないように、考えないようにしてたけど、
やっぱこれって、ほんとは、おかしいよねえ」
って思ったら、「やっぱ、おかしい」って、言ってほしいんだ。
やっと、やっと、やっと、体験を語り出した女性たちの、だれよりも一番の味方になってほしいんだ。きっといちばん、気持ちが解る立場の人は、ほんとうは、勤めている側の男性かもしれないからさ。やっぱこれほっとくのはおかしいよ。
だって、これ<ガマン>の究極形だから。
「こっちだって究極にガマンしてんだからそっちだってガマンしろよ」っていう。
障害女性どころか、少なくとも、風呂とかトイレとか生活全介助のわたしにとって、
本当に本当に本当に大切で大切すぎる、自分の心身と同等に大切な、
<介護職の従事者>の心身すらも、今のままでは、だれにも思いやってもらえていないというか、本来の仕事の誇るべき部分を、バカにされてるようで、すっごく、くやしいよ。
働く側も介助受ける側も、「これは悪夢だと思うしかない、、、、」って、なっちゃうよそりゃ。
泣いてもわめいても男の人が女の人を裸にして風呂にいれます、なんていう、
住環境(勤める側には職場環境)が、あったとしたら、介助を受ける利用者にも、働く職員にも、どっちにも、精神衛生上の根幹っていうか、<人権の根幹>が、ないじゃん。
女性たちが、そんなん、ガマンしなきゃいいじゃん??
早く走って逃げればいいじゃん、そんな環境?!って思うでしょ?でもさ、
寝たきりであったり、人工呼吸器が必要だったり、わたしみたいにトイレや着替えに介助が必要だったり、、、。「生きることに、介助が必要な女性」が
「介助なんだからしょーがないだろ!」
「人手不足なんだからえりごのみすんなよ!」
で、無視され続けてたわけ。
あたしはオンナ。
だから、これだけは、ムリ。異性介助で風呂トイレ着替えっていうのだけは
あなたなら、どう?!じぶんがやられる、または男性だったら自分の愛する彼女や妻が
この環境で暮らすって、想像して?
究極時、命が危なくて医者にかかったり、(それは健常者でもかかるもんねえ?)
大災害時でほんとうに介助さんともバラバラになっちゃって、生きるか死ぬかで男の人に頼むしかない!
っていうのは、もうほんとうのほんとうに、究極的に
「命が危なくて、いたしかたなし」の場合じゃん?!
でも、
「障害者なんだからガマンしろよ」
で、ふだんから男の人に(風呂やトイレの介助で)裸にされんのは、やだわ。
なんだったら、自分の母親が介護が必要になったとき、
異性介助になっても、想像してみて、やだもん。
なんか、想像するだけで、ものすごい、ショック。
ほんとにこんな環境で暮らしてる人がまだいることを、まずは知ってほしい。
これまでとことん
「本当は同性介助のほうがいいのはわかってるけど人手不足でできないを盾に国もなんにも対策してなくて現場に丸投げで現場も困ってて気まずいから社会的に徹底的に隠されてきたこと」
だと思ってるから。
でも、今は、昔とは時代が違う。
オンナとしてどんなにか屈辱的でも悲鳴をあげても
「介助ですから」
と、本来だったらセクハラとか性犯罪になることが、
ほっとかれて、社会的に無視されてきたこの国の歴史がまずあって。
でも、それでも、命かけて障害を持つ人が声をあげたら、
やっと、やっと、世論が味方してくれる時代になった。
1980年代から、異性介助がまかり通るのはおかしい、入所施設は性犯罪の温床だと警鐘を鳴らす障害当事者の書物はたくさんあった。でも当時、何が違ったかって、ネットがなかった。
しかも障害当事者+女性は、ふだんから、超のつくマイノリティー。
声をあげても、今みたいには、拡散手段がないから、届きようもなかった。
でも、今ならば。
TwitterやFacebook。ネットメディアにもがんがん書いてるジャーナリストの方々の人力で、
政治家のかたの動きより、有識者といわれる人たちの動きより、
先へ先へ、個人の力の連なりで、早く大きく、広まるようになった。
昔より、個人の声が、無力じゃなくなった。
(異性介助の問題を、昔から、障害当事者(特には女性)が地獄の責め苦だったのを、あるのを知ってて、チラ見しながら、でも実際にはなんのアクションも起こさず、「チラ見しながら、スルー」してきた人たちのことは、わたしは有識者とは認めないけど。肩書きがあっても。)
この問題、成人女性だけじゃなく、今、身体的に動けないで、なんらかの状況があって、施設で暮らしてる「女の子」にも、当てはまることで、、、、、。
facebook見てくださった方々から、
「今も、養護学校は、女子中高生のトイレ介助を男性の先生やる、異性介助だよ?」
のリアクションもきて、、、、。
、、、信じられないです。まだあったのね?!
ねえ、やってみ?
やってみなさい、これをふつうの中学校とか女子高で?!女子に?!
先生捕まっちゃうことだよ?
特別支援学校の中高生の、女子?!見てるか、今ここを?
「障害者なんだから、ガマンしろ」って、それ、差別だからね。
「障害者なんだから、ガマン、しなきゃ」って、自分で自分を差別して、貶めてることなんだからね。
みんなもっと、いやならいやだと、言っていい。
「カレシでもない男の人に下着脱がされたらやだし。わたしは、女。」って、言っていいんだからね?
先生もきっとだいたいの人が
「こっちだって、好きでやってるわけじゃない(っていうかこっちも辛い)」って言うよ?
「好きでやっているわけじゃない(しかたなし、嫌々やってる)」教育の仕事。
「好きでやってるわけじゃない(しかたなし、嫌々やってる)」介護の仕事。
「好きでやってるわけじゃない(しかたなし、嫌々やってる)」福祉の仕事。
これを現場からいっしょに声出して反対にひっくりかえさなければ。
「好きだから誇りもってやってます!!」って、
現場が胸を張れる現場にしなければ。
教育も福祉もへったくれも、ないじゃん。(なんだろう「へったくれ」って。(・・))
介助が必要な側、支える側も、真横に立って、手を携えて、
大いに、声を、出していいんだと思うよ。
わたしも、もう約30年前、小学生のときに、養護学校の中で、
「走って逃げられなかったいやなこと」があった。
いや、ぜんぜん、もったいぶってないで今更描写もかけるんだけど、
自分では乗り越えきっていることだし、
ここいろんな年齢の人が読んでいるからちょっと自粛、詳細な描写は。
でも、たったこれだけを、カミングアウトするのにも30年くらいかかるくらい、
女性にとって、性に関することって、傷を残すよ。
「いやなのに、体に、なにかをされた」っていう場合。
あたしとおなじ体験をする女の子、そして、
いやなのに、体に触られたり、服を脱がされたりという思いをする
障害を持つ女性がもう二度といないように。そんな生き地獄がないように。
障害をもつ女性には、女性の介助者を。
この声が、全国へ広がりますように。