仔猫を保護したんですけど(再掲)

仔猫を保護したんですけど、
『ねこかつ』で引き取ってもらうことは
できないでしょうか？

ご相談をいただきます。。。

『ねこかつ』も他のボラさんも
こういった活動をしている人たちは
いつもいっぱいいっぱいの
保護猫を抱えています。

ですので、引き取って欲しい
引き取ってくれるところを紹介して欲しい
といったご希望には
なかなか沿うことができません。

ただ、仔猫であれば
比較的簡単に里親さんを
見つけることができます。

ですから、
方法をお教えするので、
ご自身で里親探しをしてみてくださいと
回答しています。

すると、ほぼ１００％

以下のような返答がかえってきます。。。

里親なんて見つかるわけがない！

ちゃんとやっていただければ
仔猫の里親は必ず見つかります。
助けたければやってください！

再度お願いしています。

そうして里親探しをしていただいた方から
届いたメールをご紹介させていただきます。

この方は捨てられていた仔猫１頭を
なんとかしてあげたいと心を痛めながらも、
里親を見つけることは難しいと考え、
保護を躊躇されていました。

お家の中に保護してあげた上で
里親探しをしてあげてくださいと
お願いしました。

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教えていただいたホームページ
２ヶ所に昨日里親募集の掲載をしました。

すると本当にすぐに反応があり
今のところ３人の方から
里親希望を頂いています。

決まる訳がないと思い込んでいたので
まさかこんなにも反響があるとは
思いもしませんでした。

中略

良く考え、１番幸せにしてもらえる
里親さんを選びたいと思います。

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
と満足感と自信を持つ事が出来ました。
ありがとうございました。

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次の方は、お子様が
仔猫６頭を保護してくれたそうで、
以下のメールをいただきました。

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昨日子供が子猫を６匹保護してきました。
私の家で飼うのは無理で、
出来るだけ周囲にもあたりましたが
引き取り手が見あたりません…。

そこで、そちらで引き取っては頂けないでしょうか？
また、不可能な場合、どのように対応したら良いか
アドバイスをいただけると幸いです。

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仔猫を保護してくれた
お子様にお礼を述べたうえで
里親募集の方法を
アドバイスさせていただきました。

６頭は多いかなともちょっと考えたので、
里親さんが見つからない仔がいた場合は
ねこかつで引き受けることも検討するので
がんばってくださいとも付け加えました。

すると３日後に
以下のメールをいただきました。

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先日は、ご相談にのっていただき
ありがとうございました。

電話で教えて頂いた里親募集サイトで、
無事里親が見つかりました。

ありがとうございました。

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ほんのちょっとのことで
助かる命があります。

そして仔猫を
保護したとします。

健康状態に問題なさそうでも
できれば獣医さんに
連れて行ってあげてください。

ノミ取りはしてあげてください。
（フロントラインやレボリューションといった薬が良いです）
（ホームセンターで売っているスポットはあまり効きません）

里親探しを常時しているボラさんなどは
検便をしたりやワクチンなどを打たないといけませんが、
はじめて仔猫を保護した方などは
そこまでする必要はないのかなとも思います。

猫を飼いたい人がいないか
友人・知人をあたってみます。

公民館や獣医さんスーパーなどは
ポスターをはってくれるので頼んでみます。

と同時に

ネットの里親募集掲示板に
里親募集の記事を投稿します。

里親募集掲示板の投稿は
非常に簡単な作業で、
５分～１０分もあれば終わります。

「猫　里親募集」などで検索すれば
たくさんのサイトが見つかります。

簡単な作業なので
多くのサイトに投稿して欲しいところですが、
その中でも閲覧者が多く
里親さんが見つかりやすいサイトがあります。

『いつでも里親募集中』

『ペットのおうち』

この２つのサイトには
ぜひ投稿してみてください。

ネットでの募集は
写真で判断されてしまいますので
できるだけかわいく撮ってあげてください。

おっちゃんも以前は
ネットの掲示板で里親募集をしていましたが、
背景をピンクにしてかわいく目立つ写真にしていました。

おっちゃんの部屋には
普段ピンク色なんてないのにです（笑）

ネットで探すのは不安。。。
どんな人に譲渡すれば良いのかわからない。。。

というご相談も受けます。

ネットで探すのが不安だから保護しない
保護しない　＝　死んでしまう
では本末転倒な気がします。

どんな人に譲渡すれば
良いのかわからない。。。
という場合には、

この人に猫を託しても
幸せにならないだろうな。。。

と思う方には
お渡ししないでくださいと
お答えしています。

先着順で譲渡する必要はなく、
この方にお願いしたい！
と思える方が現れるまで待っても
キチンと里親探しを続ければ
仔猫であればお声がかかるはずです。

不安な譲渡をしないためには、
以下のようなことをしてみると良いと思います。

里親様宅へのお届け
近隣の方へ限定する
家族構成や住宅環境などを考慮

たくさんは無理でも
目の前の仔を救うことくらいは
比較的簡単にできると思います。

成猫でも同じです。

仔猫の方が
里親さんが見つかりやすいのは
事実ですが
成猫だって見つかります。