ワーストの地、茨城へ④(茨城しっぽのなかま) | 保護猫カフェ『ねこかつ』@川越@大宮日進

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殺処分ゼロ!生体販売の根絶!を目指す保護猫カフェです。

ワーストの地、茨城へ③(杉本彩さん)

つづきです。







続いて

『NPO法人しっぽのなかま 』の

佐藤陽子代表のお話がありました。




茨城『しっぽのなかま 』は

犬だけで100頭も保護している団体ですが、

佐藤代表には他の団体と異なる

もうひとつ別の活動があります。




それは、

センター(行政施設)の委託業者として

センター内の業務を行う活動です。







佐藤代表が保護活動をはじめた当時

センター内の犬や猫たちの状況は

本当にひどいものだったそうです。




3日間という

殺処分までの留置期間をまたずに死ぬ

犬猫たちも多かったようです。




そんな惨状を目の当たりにして




助けてあげたくて




助けてあげたくて




助けてあげたくて




全部助けてあげられないならば

せめて




殺処分の日までの

飢え・渇き・寒さ・恐怖などを

少しでも取り除いてあげたくて




センターの委託業者になった人です。




センターの委託業者になるということは




(「犬を殺すのは誰か」太田匡彦著より)



当時茨城県が行っていた

(現在は廃止)

悪名高き犬猫の捨て場の行政サービスである

定時定点回収を自ら行わなければならないことを

意味していました。




仔犬仔猫が産まれるたびに

処分に持ち込む飼い主たちに

不妊手術の大切さを説明されたそうです。




センターの委託業者になるということは




(「犬を殺すのは誰か」太田匡彦著より)



殺処分機のボタンを

自ら押さなければならないことを

意味していました。




ガス室の手前で生き延びる命




助けたくて

助けたくて

助けたくて




他の誰よりもその気持ちが強い人が

殺処分機のボタンを押す業務に

自ら志願する




5・6年くらい前だったでしょうか

ほんの少しの時間でしたが、

佐藤代表にお会いする機会があり

その活動を知ったとき、




その心の中を察することなど

わたしにはできませんが、




自分からこんなに苦しい選択をし

重たい十字架を背負う人がいるのかと

価値観というか人生観というか

自分の中にあったいろんなものが吹っ飛びました。







茨城県は

やっと犬の殺処分ワースト1から

抜けましたが、まだまだ圧倒的に多いです。




関東の中では群を抜いています。。。





『くく』『いろ』




スタッフのおやつなどをいただきましたm(u_u)m




本日、東京練馬で

ねりまねこ 』さんの講演があるそうです。




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