ついに伝説の4武具を揃えたカイン。
さて、この武具をどう使えばいいものか、
教えてグランマーズ。
と、言いたいところだけど、たまには自分で考えることにする。
夢の世界には、ところどころに封印された場所があり、
すでに、ダーマ神殿、メダル王の城、カルベローナを開放している。
世界中を旅してわかったのが、
実は、あと1ヵ所、封印の大穴があるということ。
ここにも、きっと封印の番人がいて、
その魔王と戦えば、大魔王へたどり着く道へと通じていると考えた。
そう考えたカインは、夢の世界の最後の大穴へと赴き、
その大穴から現実世界へと飛び降りた。
飛び降りた先の現実世界では、祠があった。
そして、祠には伝説の4武具を集めないと解けない謎があった。
なるほど、
この謎を解くために、伝説の4武具を揃える必要があったのか。
カインは納得し、早々に謎を解く。
すると、ヘルクラウドというお城への道が繋がった。
この城の主はデュランという魔王。
デュランは、
大魔王の指示で封印するように言われていたクラウド城を
敢えて封印せずに、現実世界へと移動させ、
自分の城として使っていた。
デュランの城をひと通り見て回って、
この城の状況がだいたいわかってきた。
デュランの部下たちは、
デュランの不可解な行動に違和感を覚えていた。
ムドー、ジャミラス、グラコスが斃れて、
封印が次々と解かれて、
敵の成長には目を見張るものがある。
それを知りながら、なぜデュラン様は何も手を打たないのか、と。
ここで言う「敵」というのは、もちろんカイン一味のこと。
デュランの部下から見たら、当然カインたちは最大の敵、
なんだけど、
そうと知らずに、いろんな内情を話してくれた。
この、デュランの部下たちの心配は、
カインたちからしても、よく理解できる話である。
だが、デュラン本人と会って、彼の考え方がわかった。
デュランはこう考えていた。
伝説の4武具を集めたもののみが、
このヘルクラウド城を訪れることができる。
だが、そんなことができる者など、
この世に存在しないと思っていた。
一方で、もし仮にそんな存在がいたとするならば、
その強者と戦いたくて仕方がない。
強い者と戦うことに、至高の喜びを感じる、と。
だから、敢えて何も手を下さずに、
ヘルクラウドへの来客を待ち続けていた、とのことであった。
その考え方が示すとおり、
デュランは正々堂々とした魔王で、
戦う前には、こちらの体力を全快してくれた。
でも、デュランと戦うのと前後して、衝撃的な出来事があった。
それは、かのさすらいの剣士テリーがデュランの部下になっていて、
カインたちの前に立ちはだかったこと。
カインとテリーは因縁があり、
雷鳴の剣争奪戦ではテリーに軍配が上がり、
ラミアスの剣は逆にカインが手にした。
そして、今回の直接対決。
剣の強さで上回るカインが圧倒的に有利だったにもかかわらず、
アモス、バーバラ、ミレーユがカインの味方をするものだから、
なんだか弱いものイジメ、みたいになってしまった。
気を使ってサシで勝負させてくれ、みんな!
圧敗したテリーを尻目に、デュランと戦うカインたち。
テリーにはほとんどダメージを受けてないんだけど、
正々堂々と、回復をしてくれるデュラン。
そして、結局敗れ去るデュラン。
倒れながらデュランは満足そうに言う。
強い者に敗れるのは本望だ、と。
そして、大魔王の名はデスタムーアである、と。
最期までデュランは正々堂々としていた。
敵ながら、あっぱれだとカインは思った。
ついに、大魔王の名前がわかったところだったが、
衝撃的なことはさらに続いた。
先ほど倒した剣士テリーは、ミレーユの弟だとわかったこと。
カインの頭の中で、断片的な記憶が繋がった。
ガンディーノで、
姉を返せとギンドロ組に切り込んで行ったのはテリーだったのか。
そのとき、力が足りないばかりに姉を守れなかったことを悔いて、
自分を鍛える修行をし、
力を求める続ける結果デュランに取り入ってしまったのか。
アークボルトで、初めてテリーと会ったとき、
ミレーユが初見で名前を知っていたのも、
なんとなく意味ありげな態度をとっていたのも、
2人が兄弟だったからなのか。
テリーのほうはそのときの記憶を失っていたようだけど、
ミレーユのほうは記憶があったらしい。
と、いうことは・・・、
もっと早く言ってよ、ミレーユ。
何回かチャンスがあったじゃない。
そう思わずにはいられないカインだったが、
今からでも遅くはない。
カインからしたら、ずっと仲間にしたかった存在だった。
ここに来て、ついにテリーと手を組むに至った。
で、仲間になるや否や、テリーの強さを見てみるカイン。
なんだ、さっき戦闘中に使ってたルカナンは覚えてないじゃないか。
デュランの部下じゃなくなったテリーは、あまり強くなかった。
というか、伝説の武具のおかげでもあり、勇者であることもあり、
あっという間に他の誰よりも強くなってしまったカイン。
いの一番で雄叫びを上げて、あとは仲間任せだった時期が懐かしい。
さてさて、
ミレーユとテリーが兄弟だったとわかり、
ガンディーノでのことを清算しに行きたいのはやまやまであるが、
まずは、開放された夢の世界のクラウド城へと足を運んだ。
クラウド城の城主はゼニス王。
夢の世界を束ねる存在であったという。
クラウド城を一回りして、
また重要な情報がわかってきた。
デスタムーアは、
夢の世界と現実世界の間にある「狭間(はざま)の世界」にいる、
ということ。
なるほど、それで、
夢と現実の世界をくまなく探したけど見つからなかったわけだ。
狭間の世界に行くためには、
ペガサスの力を借りないといけないし、
ペガサスのいる塔へと繋がる道は、このクラウド城にある。
だから、デスタムーアはこのクラウド城を封印した、ということ。
狭間の世界への行き来の手段を絶った、ということ。
大魔王の封印を次々に解いて、
着実にデスタムーアに迫っているカイン。
次なる行き先は、ペガサスの塔へ。
ところで、テリーが仲間になったものだから、
馬車に入りきれなくなったぶちすけが、
ルイーダの酒場へと送られた。
おっと、ぶちすけはまだ紹介すらしていなかった。
グレイス城で仲間になったぶちスライムのぶちすけ。
実戦を経験することもなく、一瞬でルイーダ送りになってしまった。
ルイーダという、仲間を預かってくれるありがたい人がいるので、
こんなときにも便利である。
そういえば、レベル1のときは、ぶちスライムにぶちのめされて、
苦労していたなぁと、懐かしく思うカインであった。
ただいまレベル35、プレイ時間44時間37分。
仲間:ハッサン、ミレーユ、バーバラ、チャモロ、
アモス、ピエール、テリー。
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