今季OFFのFAでKDを獲得したウォリアーズ。その代償として多くの強力ベンチプレイヤーを放出することになってしまいましたが、残った強力ベンチは2人健在。

チームを精神的にも技術的にもバックアップしてくれる選手はアンドレ・イグダーラともう一人の兄貴、ショーン・リビングストンです。


リビングストンは誰もが再起不能と言った怪我から復活し、ウォリアーズに移籍した1シーズン目で、見事なプレイの数々で2015ファイナル制覇に大きく貢献した一人です。

(大怪我から復帰したコラムの訳はこちら→再起不能から復活したショーン・リビングストン(1)


2016プレイオフではステフが欠場した試合で見事に先発を務め、注目されましたよね。

彼のいぶし銀的なプレイが好きなファンは結構多くいると思います。

私(キャサリン)もリビングストンが大好きですよ。


ウォリアーズのエース、ステフィン・カリーをはじめ、チームの多くの選手から尊敬され、信頼の厚いリビングストンは、”Sdot(エスドット=S.)”という愛称で呼ばれています。


リビングストンの貢献度(efficiency = EEF)について取り上げた記事が8月初旬に上がっていたので読んでみました。


『2015-16ウォリアーズのシーズンを振り返る:ショーン・リビングストン、貢献度のモデル』

2015-16 Warriors Season Review: Shaun Livingston, a model of efficiency)(2016/8/2の記事)


【リビングストンはウォリアーズに移籍して2年目で、躍進した。

彼は得点が必要で、ときにボールを引き受け、エフィシェンシー・スコアラーになった。

彼の好きなアシストターゲットがいなくなって(移籍し)から、来季のリビングストンの役割は変わるのか?


・・・


ウォリアーズ2季目のショーン・リビングストンを振り返ってみると、偉大な豪華なウォリアーズは得点するためにベンチから出てくるベテラン選手だった。

チームの先発とバックアップポイントガードはそのスタイルにおいて、ステフィン・カリーのロングショットとショーン・リビングストンのオールドプレイほど、ひとまとめに比較するのは難しい。

ウォリアーズのスイッチ・ハッピー・ディフェンスでは多くのポジションを守るために、Sdotがスモーラー・ディフェンダーにポストアップし、6.7フィートの体格を利用するという多様性に優れたプレイは敵にインパクトを与える。


『功績(Improvements)』


リビングストンが2015-16シーズンでしたジャンプは、EEFを伸ばした要因だ。

ウォリアーズが時にみせる彼らの無謀なプレイの評価があっても常に強行しながら、Sdotはベテランらしいリーダーシップで2014-15での2.5から2015-16では3.0にアシスト-to-ターンオーバーの比率の向上に尽くした。

そして、ダブズを痛めつけたあの場所(CLE)で、リビングストンはフリースローを86%で沈めた。

チームの弱点を見せたところでは、リビングストンは強さを発揮した。


リビングストンは、昨年、53.6%という彼のキャリアで最高のフィールドゴール率でフルシーズン戦った。

これは彼の攻撃力の成長を示している。

彼は、チームがそれを必要な時に、頼りになるオプション選手として自己主張することに抵抗はない。

スプラッシュブラザーズが不振だったファイナルの第1戦で10本中8本のシュートを沈め20ポイントを上げたという実績もあるのだから。


そして忘れもしない、ファイナル第5戦では、リチャード・ジェファーソンの上を抜いて決めたあの大技、(あれは、本当にファールではないのか?)Sdotはリム周りのフォースだ。

↓Shaun Livingston dunks over Richard Jefferson(YouTube)




『今後への期待(Potential future growth)』


彼がやってのけた功績全てのために、ウォリアーズファンは、Sdotがシューティングレンジを増やすことを観たいと願っていた。

昨年の夏にリビングストンがスリーポイントショットを開発したというプレシーズンの噂は大げさに言われたようだった。リビングストンは、昨シーズンは12本のショットアテンプト中2本のロングショットを打ったのだが。


しかし、我々の素晴らしいExplain One Play シリーズのこのセクションのセカンドクリップで観られるように、その功績に対して彼のチームメイトからの反応は、彼のゲームの一部でするように勧められたということを示すために必要な証拠である。(次の記事に書いてある)

[ウォリアーズはショーンにスリーポイントを織り込む→(Warriors Weave a Shaun Livingston 3 )]

彼は、素晴らしいプレイをしたときに一層、チームメイトの打つスリーをベンチから賞賛している。



『次シーズンに期待すること(What to expect next season)』


DubsはSdotのアシストをよく受ける選手だったマリーズスペイツを失った。

リビングストンがどのように来季の新しいリザーブ選手達と噛みあうか、そしてそれが第2クウォーター開始からの彼のプレイに影響するかをみることが興味深い。


ぜひこの記事も読んでほしい。

[Roster analysis: How will the minutes be divided ?]

[Game 1 of the Finals decided by Livingston, benc h]


・・・

デビッド・ウェストはリビングストンのドライブとキックスを受ける新しい選手になり得る。

ウェストは、従来のスリーポイントラインの内側からインサイドまでをこなすまずますのシューターである。

ウェストのパーソナリティは、”Mo Buckets”(スペイツの愛称)移籍の空虚感は決して満たさないが。


リビングストンの近づく次シーズンは、新プレイヤーの加入によって、さらなるミステリー生まれることになる。パトリック・マッカゥのサマーリーグでの強気のパフォーマンスは、優秀なカガードを備えるチームにおいてはどのくらいの出場時間が見込めるかは疑問が湧く。


マッカゥイアン・クラークのような若いガード選手がプレイする時間を見出すには、ケビン・デュラントを含む強力な先発ラインナップに加えて、一方的なスコアがリビングストンのプレイ時間の増減に関わるかどうかによるだろう。


確実であることは、カーコーチがクランチタイムでのプレイにはSDotに責任を持って与え、高確率のショットを打って、コートの両端(攻撃側も守備側も)で彼の身長の高さを効果的に使うだろうということだ。

彼(SDot)が先発でプレイする時は、敵ががあえてKDやカリーにダブルチームをかけるならば、SDotがリムで敵に思い知らしてくれると当てにしてよい。


私(筆者)は、彼のオールドマンゲームに忠実のままでいるが、SDotはスリーポイントラインの後ろから、より多くの信頼を示すシーンがみられると望んでいる。

アウトサイドシューティング脅威が加われば嬉しいことだ。しかし、彼のポストアップシュートの一貫性やリムに着くという自覚が、スリーポイントラインで起っていることを非常に恐れるときに、内部をガードすることを誠実にしていることで敵を封じるのだ。


彼のコート上の功績に加えmリビングストンの最も重要な役割のひとつは、若い選手達にポロフェッショナリズム(プロ意識)の例として役立つということだ。

彼のキャリアに危機を与えた膝の怪我を経験したSDotは、ロスター上の全選手に対してチャンピオンシップを争う機会を理解させると確信し、お手本を示すだろう。


】(情報元:2015-16 Warriors Season Review:Shaun Livingston, a model of efficiency


今回も長い記事だったなぁ・・・今回は単語を調べるのに時間がかかった。。。

いつもはだいたい覚えた単語でいけるのに・・・もっとガンバリマス・・・orz。


私の記憶の中にもあのCLEジェファーソン相手に決めたダンクショットは感動シーンとして刻まれています。

それとPOR戦でみせた、あのモーゼの十戒の海が裂けた絵みたいに、

一瞬、ゴールまでひらけたストレートラインを、

ショーンが超速で直進してのダンクも忘れられない!(YouTubeが見つかったら埋めますね)


リビングストン(私は住石さんと呼ばせてもらってますが)のしなやかな体の動きは本当に素敵です。

「おぉぉぉぉ~~~!!!」ってなります(笑)

ところで、

貢献度:efficiency (=EEF)は以下の式で算出されるそうです。
(PTS + REB + AST + STL + BLK − Missed FG − Missed FT − TO) / GP
Efficiency (basketball)

なんだか面倒な式だけど成功したやつ全部足してミスしたやつ引いてゲーム点で割るという感じ?(笑)


ショーンは得点が多くなくても数字にでなくても、違う意味でチームに与える影響力が大きいです。

私のダーリンが観戦しているときにショーンについてよく話す内容、

”住石さんにスリーポイントがあったら、各段に脅威だよね”、

”住石さんがボールをハーフコートまで運んだ時に3P打たないからペイントに敵が多いよね”、

”絶対スリーを打たないって敵はわかってるから警戒してないもんね”って
ていうことがあります。同じようなこと感じている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

プレイスタイルはそっち系じゃないのは十分承知なんですが・・・。

ウォリアーズ首脳陣もそこらへん、考えていたんだなぁ・・・。

ショーンが3Pを打つ日も近いのでは?と期待してしまいますね()


ウォリアーズに居続けるには3Pがうまくないとねっていう条件、あるかもしれない?


住石さんがコートに入ると、

ガラッとプレイスタイルが変わるのでステフが下がる2Qの変化が結構好きです。。。
あのカミソリパスや静かな目で”Go”の指示がいつ出るか、ドキドキします。楽しいです♪(^o^)丿


そうえいば、

2014-15季OFFのときに右頬に怪我をしたのですが、理由はなんだったのでしょう。。。

2015-16季開幕前にVTRで絆創膏貼ってたから、そんなに深い傷だとは思わなかったのですが、結局シーズン中ずっと赤く傷が残ってました。

1年も消えない傷って結構深いものだったんだなぁ・・・と想像。

プレイに影響しなくてよかった。。。あせる


2016-2017の開幕はまだ1カ月以上ありますが、10/2のカナダシーズン、対TOR戦、続くプレシーズンマッチが始まるので色々また情報や専門家の批評が出てくると思います。その記事を読むのも楽しみです♪


それではまた。。。


開幕まであと39。。。


ショーン・リビングストンの苦境からハイライトまでのダイジェスト。

ショーン自身のInstagramにリンクを載せているこのサイトのVTRをぜひご覧ください!

→[Shaun Livingston: 'I appreciate this moment' ]

[ショーン・リビングストン (wiki) ]
↓リビングストンのNBAmoji


ShaunLivingstone_NBAmoji.png