飛騨の小京都と呼ばれ、黒壁の町並みが続く飛騨高山の町並み。
上三之町、上二之町、上一之町周辺の通称「さんまち」が観光の中心で、伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
日本の原風景を感じさせる古い町並みと観光スポットを上手く融合させていて、楽しみながら「日本」を堪能出来ます。
ただ、混むんですよね。
この時は平日の11時頃だったので、人影もさほどではなかったのですが、周辺散策をして昼過ぎに戻ってきた頃には、通りは人で溢れていました。
高山には「山車」という銘酒がありますが、高山もなかなかの酒処。
この特徴的な門構えの家屋は「藤井美術民芸館」です。
高山城の二の丸御門を模したそうです。
倉敷と並んで、ここは何度訪れても楽しめそうです。
高山は外国人観光客もとても多いからか、ツボを得たポイントに観光スポットの案内板がしっかり出ていて、至る所でトイレも開放されていて、ゆっくり散策するには最高の環境だと思います。
当然、食べ歩きも。
TVや雑誌でお馴染み、飛騨牛の握りに、
飛騨牛の肉まん。
高山には2日目と3日目に寄りましたが、食事はご当地ラーメン、高山ラーメンを頂きました。それは後日まとめて。
春の高山祭の日枝神社の御旅所に、
秋の高山祭の八幡宮の御旅所。
御旅所は例祭の間に御祭神が留まる仮宮ですが、立派な木造。
さすが、匠の土地柄。
町中にポツンとあるお社も威風堂々な御姿。
午後に東山寺町散策をしてから、再び中心街に戻り、
(寺町散策は次回の記事で)
宮川を渡り、
高山陣屋を訪問。
江戸時代、高山が幕府の直轄領になった際に、高山城主 金森氏の屋敷を陣屋としたそうです。
幕府から役人が派遣され、さぞかし窮屈だったことでしょう。
陣屋の中には、今で言う裁判所、御白州(オシラス)もあります。
か、完全に拷問部屋ですけど…怖
恐ろしい御白州と対象的に、庭園は美しく和めます。
丸一日散策をして、辺りは夕暮れ時。
観光客も居なくなり、
町にも静けさが戻ってきます。
ここに居住している方もいらっしゃるのでしょうか?
そう言えば、高山ではコンビニも町の景観に合わせて黒壁、黒看板だったりするんですよね。その辺りの制度も素晴らしいなぁと感動した高山散策でした。
翌日。
お昼にまた高山に寄った帰りに、どうしても寄りたい所が。
それがこちら、「本舗飛騨さしこ」さん。
さしこ(刺し子)とは、飛騨地方に伝わる織物の事。
欲しかったのはこのiPhoneケース。
使い込んで結構くたびれてます…
これ、デカいiPhone6になったら、入らないかも??
(それはつまり、高山再訪しろと?)
2日目は飛騨古川に宿泊です。
続く
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