「ハピネスマネジメント」を読みました。
青山先生が日々ミーティングや面談で私たちスタッフに伝えている事がストーリーとして描かれていました。
出版社に勤める主人公が初めは物事に対しての言動が自分本位で感情的なものだったのが、自分に降りかかるいろいろな試練や出会う人の言葉によって、感情で動いてはダメな事に気づき、利他の気持ちを持つようになる。
就職、結婚、編集長就任、子育て、不倫、生死、離婚、企業...
昼ドラかのようなストーリーでしたが、小説だったおかげで頭の中で情景が浮かび入り込んでしまったのは確かです。
本気になることが自分を突き動かすという事。
感情的になっている時の考えや言葉は相手への想いは生まれないという事。
命令しても相手は変わらないという事。
相手を変えるのではなくて自分が変わらなければいけないという事。
自分がその立場になって初めて気づく事があるという事。
無意識でいてはいけない。「何のために」を日々考えて行動する事が大事という事。
青山先生が日々おしゃっている事が本当にこの小説の中には詰まっていました。
この小説を読むと青山先生の想いを思い返す事が出来る。と思いました。
ただこの小説の中で女性の私にとっては夫婦関係、子育て、不倫、離婚の章はとても悲しくなりました。
なんだかとても感情移入してまいした。
学生時代からの色んな人との出会いで、やりがいを見つけ、仕事のあり方を見つけ、そして評価される人材になり編集長へ就任した主人公は確かに立派なのですが…
正直、仕事を理由に家庭を顧みない姿。部下との浮気。そして自分の小さい子供が病で苦しんでいる時にも続けた家族への裏切り行為は擁護する余地はありません。
家族への想いが強い主人公でいて欲しかった。
何よりも家族を大事にする主人公でいて欲しかったです…笑
とにかく、青山先生が朝のミーティングでおしゃっている事が今回小説という形で私たちに伝えてくれる機会を作ってくださってとても良かったです(^^)