SEO講座inアメブロの第17回目は、インバウンドリンクを自然に生み出すということについて考えてみたいと思います。
検索エンジンは、インバウンドリンクを非常に重要視してきましたので、そのアルゴリズムを利用してとにかく大量にリンクを集めてランクをあげるという手法が、SEO業者としては多くなっています。
ところが、有料のSEO用リンク広告を販売したり掲載したりしているサイトがGoogleからペナルティを受けるなど、人工的に作り出されたリンクを無効化させる動きを検索エンジンが強めています。
検索エンジンは、「本当に善意の支持によってつけられたリンク、自然に発生しているリンク」のみを評価しようとしています。(とは言ってもこの精度はまだまだ高いとは言えませんが)
この壮大な(?)検索エンジンの計画、野望が実現するとこれまでの「リンクを人工的に作る」ものから、「リンクを自然発生的に生み出す」SEOに変わっていかなければいけません。
そもそも、SEOを意識しないとき、ウェブサイト間のリンクの関係というのはどのようになるでしょうか?
つまり、どういったときにサイト間のリンクが張られるでしょうか??
自分がサイトオーナーだとして考えてみましょう。
他のサイトにリンクをはる場合次のようなことが考えられます。
1,自分のサイトより詳しい情報が掲載されている
これはよく用語説明などで見られるものです。あまり聞きなれない、見慣れない単語にwikipediaなんかへのリンクが張ってあることがよくあると思います。そのようなリンクのことです。
(これがwikipediaのSEO的強さの秘密のひとつです)
2,自分が見たときになんらかの利益になって人に紹介したい
このサイトに行ったら、こんないいことがありましたとかこんな知識がつきました
などなど。
3,自分が見て単純におもしろかったので人に紹介したい
単純に笑えるサイト、楽しめるサイトがあって、ほかの人にも楽しんで欲しいときですね。
4,仲間のサイトなので見てやってほしい
知り合い同士でやる相互リンクなんかはこの形です
5,同ジャンルで参考になるであろうサイトを紹介
同じ情報について違った見方をしていたり、逆に似ていたり。近いテーマのサイトにリンクされることは多いでしょう。
6,なにかしらそのサイトから引用した
情報を引用させてもらったことからリンクを張る
などなどがあると思います。
それぞれ複数の要因が発生することも多いと思いますが、なんらかの支持をする理由がそこにはあるはずです。
1,5,6などは、リンク先のサイトのオーソリティ性がうかがえます。
また、2,3についてはサイト訪問者へのメリット、サービスを提供するという形で、こちらもある意味リンク先にオーソリティ性がありそうです。
4以外では、そこにリンクを張ることでサイト訪問者にとってなんらかのプラス効果があると考えられるでしょう。
このあたりを考えてサイトを作っていくとリンクが増えるはずです。
次回は、もう少し掘り下げて「どういうコンテンツを作ればリンクが張られやすいのか?」を考えてみたいと思います。
いよいよSMO、SMMという話になります。
【木村】