アクセス解析を利用したSEO効果測定方法(前編) | CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

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サイバーエージェントSEOラボです。当ブログでは、皆様がウェブサイトを運営するにあたって必要となるSEOに関する情報をご提供して参ります。

みなさんはSEO施策の評価をどのように実施してますでしょうか?
SEOで順位を上げることは、手段でしかありません。
順位を上げた結果、どうなったか。その後、どうすべきかをきちんと考える必要があります。

アクセス解析ツールを使って順位が変動した前後でどのように変化があったかを測定していくと効果が見えてきますので、ぜひ実施してみてください。
(画面キャプチャーはSiteCatalystを使った場合です)

1.施策キーワードによる流入数調査
サイトへの流入数をチェックして、順位変動との関連性を見つけます。それにより施策の効果を測定するだけでなく、新たな施策キーワードの発掘もできます。

SiteCatalystの場合、
  トラフィック>検索方法>自然検索キーワード
流入数調査Menu
流入数調査

2.施策キーワードによるコンバージョン調査
そのキーワードからどれくらいのコンバージョン(会員獲得や売上)が発生したかを確認します。施策によりどれだけ貢献できたかを客観的に見る重要な指標です。

SiteCatalystの場合、
  コンバージョン>検索方法>自然検索キーワード
コンバージョン調査Menu
単純なコンバージョンページのページビュー数ではなく、売上など実際のビジネスゴールで評価することも大切です。
コンバージョン調査

3.ボトルネック調査
施策キーワードのランディングページからコンバージョンページまでのユーザー遷移をチェックします。ページ遷移の離脱レポートを見ながら、どこで一番離脱しているのかボトルネックを確認し、離脱したユーザーはどのページに流れているのかをチェックしながら、ボトルネックとなるページの修正を行います。
これは直接SEO施策とは関連しませんが、キーワードごとに画像やコンテンツを書き換えるOffermaticaなどLPOツールとの併用でコンバージョンを増やしていきます。

SiteCatalystの場合、
パス>ページ>アドバンス分析>フォールアウト
フォールアウトMenu
フォールアウト
SiteCatalystの場合は、フォールアウトレポート(離脱レポート)からドリルダウンメニューが表示され、該当ページからその後ユーザーがどのページに遷移したかを見ることができます。
次ページのフロー

このSiteCatalystの画面は、私がセミナーで説明したものです。
サイバーエージェントではSiteCatalystを利用したセミナーや、SEOに関するセミナーを実施しております。
ぜひご参加いただき、事例や活用方法を学んでください。
後編では新しいキーワードの見つけ方などを説明します。

(山田一也)