「ハ~イ!ちーずです。
今日はあたちがカメラマンになってお庭を案内しますね。
解説は、ショコラかーちゃんにお願いします。」
ちー 「あたちの大好きなミニトマトで~す。
お散歩から帰ってくると、ママが熟したのをくれるの。今日は黄色いミニトマトをもらったよ。」
ちー 「ピーマンさん、食べたことないんだよね~。どんな味なのかな?」
ショ 「ちーちゃん、食べたことあるわよ。ママが小っちゃく切ってご飯に混ぜてるから、気づかなかったの?」
ちー 「ナスのおしり、ツヤツヤ・プリンプリンだね。」
ちー 「おっきい手だね!」
ショ 「これは、ヤツデというの。雨宿りできそうね」
ちー 「えーと、えーと」
ショ 「これはホスタ。ギボウシともいうわね。白いお花が咲いているのが見えるかしら?」
ちー 「これはね!これはね!宿根フロックス!!!」
ショ 「よく思い出せました 」
ちー 「ママが『植えた覚えないんだよね~』って、言ってたよ」
ショ 「引っ越して3~4年は、手あたりしだい苗を買っていたからねえ。消えっちゃった植物もたくさんあるわね。」
ちー 「ヒメヒオウギズイセンも植えた覚えがないって言ってたよ」
ショ 「ヒメヒオウギズイセンは、ヨーロッパ原産で、明治の中頃に日本に入ってきたの。繁殖力が強いから野生化したものも多いらしいわ。
もしかしたら、勝手に生えてきたのかも」
ちー 「今年は、これがすごく増えたよね~。ママがブチブチ引っこ抜いてたもん」
ちー 「サルスベリって、なんで猿がつくの?」
ショ 「幹がツルツルしていているから、木登りが上手な猿でも滑ってしまう、って事から名づけられたの。
この花が咲くと夏真っ盛り!って思うわ。そろそろ花も終わりだから、夏も終わりってことね。」
ちー 「レモングラスは、さわやかな香りがするね!」
ショ 「『犬や猫はレモンの香りを嫌う』って言われてるけどね。私達は好きよねー」
ちー 「ねー」
ちー 「チアシードも大きくなったね~」
ショ 「ママの背に届くくらい大きくなったわね~。
チアシードの育て方が検索してもコレってものがなくて、ママは困ってけど」
ちー 「『きっとシソ科だろうから、バジルのように育てりゃいいでしょっ』て、お気楽に言ってたよ」
ショ 「だからこんなに大きく育ったのね!
大事に大事に育てていると、逆に枯れちゃったりするものね。お気楽に育てていた方が、困るくらい大きくなったり増えたりするし」
ちー 「それってさー、あたち達やお兄ちゃんもお気楽に育てられた…」
ショ・ちー 「気がするー!!!」