雲南百薬「オカワカメ」 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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昨日のハーブ講座で話題にあがった「オカワカメ」。我が家でも育てているので、ご紹介します。

 

 

 

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「オカワカメ」

ツルムラサキ科の多年草。つるは3mにもなり、光沢のある厚い葉っぱをつけます。熱帯地方が原産なので暑さに強く、今は盛りとぐんぐんツルを伸ばしています。

 

 

 

別名は、「雲南百薬(うんなんひゃくやく)」

 

高血圧、便秘、胃潰瘍、骨粗しょう症、自立神経失調症、糖尿病、アレルギーに効果があり、免疫をあげてくれるともいわれます。

 

 

 

 

 

真夏には、色いお花が咲きます。写真は、去年の9月初めに撮った物です。パーゴラから垂れ下がるように咲いていました。

 

 

冬に地上部は枯れますが、根茎を鉢上げして室内に取り込むか、暖地であればマルチングをすれば冬を越すことができます。千葉市沿岸部の我が家では、ほっといても越冬できました。

 

 

 

また、ムカゴを保管して、次の年の春に植えつけることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん「お野菜」としても食べられますよ。

 

ビタミンA、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、葉酸を多く含み、とっても栄養があります。今注目の健康野菜なんですって。

 

 

 

葉をゆでてお浸しにしました。ぬるぬるとしたワカメのような食感です。

 

あ、ゆですぎ注意です!熱湯に10秒、それ以上ゆでると溶けちゃいますよ。

 

 

 

球根もムカゴも食べることができます。球根は、ととろいものようにスライスしたり、すりおろしたりしてください。

 

ムカゴはまだ食べたことがないのですが、お米と一緒に炊いて「ムカゴごはん」として食べられるようです。秋になったら作ってみようと思います。