女優気分のパープルメイク ~イヴ・サンローラン~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

女優気分のパープルメイク ~イヴ・サンローラン~

薔薇むらさきイヴ・サンローラン オンブルサンクルミエール No.4(ライラックスカイ)薔薇むらさき
YSL オンブルサンクルミエールNo.4

イタリア旅行の戦利品第6弾は、イヴ・サンローランのアイシャドウのパープル。

YSLのアイシャドウパレットは本当に気に入ってしまって、

「本日の顔面」では紹介しなかったのですが、

夜、お出かけする前にお風呂に入ってメイクをし直すときに、

「夜だしシックな色にしよう」と思って

先に紹介したインディアンピンク を使ってみたのです。


自分で言うのはちょっとおこがましいんですが、「今日のアイメイクはイケてる」と思ってしまった。

ぱっと見はいつもの自分の顔ですし、特段何とも思わないのですが、

薄暗いレストランの照明で、ガラスに写った横顔の目元を見たときに、

「あ、これは綺麗だ」と思ったのです。

パール感やラメ感が絶妙で、目元に綺麗に陰影が出ていたのです。


これは他の色も買わなければ!!と決意を固くし、

帰りのフィウミチーノ空港の免税店で購入したのがNo.4のライラックスカイ。

この色は京さんのブログ【Le jounal de kyo】 でも以前紹介されていましたが、

本当に綺麗な色を取りそろえたパレットなのです。

(※京さんの紹介記事はコチラ↓

  http://ameblo.jp/kyo2046/entry-10120705672.html


パープルって失敗すると殴られた顔になるか、

場末のスナックのママになるかのどちらかに転ぶのですが、

このパレットは赤みの強すぎないパープルの取り合わせなので、

下品になったりゾンビになったりしにくいカラーだと思います。

オンブルサンクルミエール#04

パレットの中に入っているのは5色。

インディアンピンクと同じく、組み合わせ方で異なる雰囲気が楽しめます。


【真ん中:ハイライトカラー】

シルバー系のホワイトで、

細かいパールとラメがまぶたを明るく見せてくれる。


【左上:ミディアムカラー】

サテンのようなするっとした質感のすみれ色。

この色が一番青みの強いパープル。


【左下:ミディアムカラー】

ピンクよりのパープルに、細かい偏光ラメ入り。

ゴールドとピンクに光る偏光ラメで、華やかに見える。


【右上:ニュアンスカラー】

シルバー系の透明感のあるすみれ色で、

真ん中のハイライトカラーに近いパール感で明るさが出る。


【右下:締め色】

アメジストのような深いパープル。

ラメは入っていないけど、しっとりとしたパール感が綺麗。


これまた捨て色のないパレットで、

その日の気分や服装によって組み合わせで遊べる感じです。

私が一番気に入っているのは、先に買ったNo.2と組み合わせる使い方。


1.真ん中のホワイトをまぶた全体に伸ばし、

  「く」の字ができるように目頭にもオン。

  (※「く」の字はブラシよりチップで入れる方が簡単です。)

2.目頭側にNo.2の淡いピンク(右上)を濃いめに入れる。

  イタチのブラシで入れると発色が良くなるのでおすすめです。

3.目尻側に左下のピンクよりパープルを入れる。

4.境目を右上のニュアンスカラーでぼかす。

5.締め色のアメジストをラインのように引く。

6.右上のニュアンスカラーを下まぶたに引く。


このパレットは締め色が時間がたってもくすんでこなくて綺麗なので、

この色を活かすためにラインはインサイドだけ。

黒のペンシルでまつげのスキマを埋めるようにまつげの下から引くと、

シャドウで入れたラインが邪魔されなくて好きなのです。


No.2のピンクと組み合わせると、

目頭側に抜け感が出て、パープルメイクでもかっちりしすぎなくて、

派手すぎない感じになるので気に入っています。


それ以外でも、例えばコフレドールのピンクでも割と合う。


↑この3Dライティングアイズのパープルパレットに入っている、

下段左端がピンクに近いパープルなのですが、

これも綺麗なラメが入っているのでオンブルサンクと良く合います。

コフレドールの方がツヤツヤっとしているので、より華やかな感じになります。


もちろんNo.4のパレットだけでも十分綺麗で、

左側の2色で並行グラデにするのも好きです。

左上のすみれ色がちょっと青みが強いので、

左側で縦割りにするとちょっと顔色が悪く見えるので、

この2色でグラデーションするなら並行グラデがおすすめ。


あとは目頭側に持ってくるのを右上のニュアンスカラーにすると、

すごく透明感が出て綺麗だし、

下段の3色(左下・真ん中・右下)だけ使うというのでも、

王道パープルメイクという感じがして素敵です。


実は私は外資系のアイシャドウがそんなに得意ではなくて、

例えばディオールのサンククルールもあまり使いこなせない。

ぱっと見の色はすごく綺麗で引かれるのだけれど、

外資系のアイシャドウに共通した、

あのオーロラっぽいパールが目立つと駄目なのです。

「あの」と言っても似合う人には「どれだよ」という感じかもしれないのですが、

ぬめっとした独特のパール感。あれがなんか似合わない。


で、ルナソルやコフレドール、エストあたりだとそのパール感がなくて、

ラメが強く出るタイプなので大丈夫なのです。

今回YSLのシャドウはその「ぬめっ」としたパール感が全面に出なくて、

粒が大きめのラメがキラキラ光るタイプだから、

外資系シャドウが苦手な私でも抵抗感ゼロで付けられるのです。


しかも、発色と持ちはすごく良い。

とにかく粉質がよくて、まぶたにぴったり密着する感じが気持ちいい。

ブラシで付けてもラメが飛び散らないので、

グラデーションが楽に付けられるのも嬉しい限り。


もう今年のYSLの5色パレットは捨て色ナシでどの色も綺麗、

似合えば全部欲しいくらいのイキオイです。


 
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