華やかラメで女度UPのパープル系アイシャドウ ~コフレドール~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

華やかラメで女度UPのパープル系アイシャドウ ~コフレドール~

はーとコフレドール 3Dライティングアイズはーと


買うか買うまいか結構ずーっと悩んでいたのですが、

やっぱり買ってしまいましたコフレドールのアイシャドウパレット!

ただ、実は私、このパッケージってあんまり惹かれないのです。

ラインストーンがクリアかオーロラならもうちょっとマシだったと思うけど、

ピンクて・・・・クロスて・・・・なんか・・・・前時代的・・・

と密かに思っていたのです。


でも、なんとなくカラー系のアイシャドウが最近気になっていて、

女らしいパープルのシャドウでいいのはないかな~と探していたところ、

コフレドールもパープルを出していたので試しに買ってみたのです。



結構キレイな色だと思いました。

特に締め色(右端)のカラーはブルーよりでも赤よりでもない、

アメジストのようなカラーで素敵。


粉質はカネボウらしいしっとりした質感で、

細かいラメが瞬きする度にチラチラ光ります。

ラメといっても、ヴィセやケイトなどのような若いギャル御用達のものに多い、

大粒の「ラメです!今、まぶたにラメが載っております!」

という感じの主張の強いものではないので、

割と年齢の行った人でも抵抗なく使えそう。


パレットに入っているのは、

上段左:ハイライトカラー(ホワイト)

上段右:ハイライトカラー(薄ピンク)

下段左:ピンクよりのパープル

下段中:スミレ色

下段右:アメジスト

の5色で、基本的には「縦割り」でグラデするためのパレットなんだと思います。


ルナソルにしても、カネボウは縦割りを推奨しているのかな???

でもまあ、別に普通の水平グラデでも使えるので、

なんとなくいろいろなカラーを詰めておきたいだけなのかも。


お店で見比べていて気がついたんだけど、このパレットって、

エスプリークプレシャスのジェマ使用色とほとんど同じ色なのです!!

具体的に言うと、フルスパークル・アイズのE-3という色番ですが、

このパレットはコフレドールよりも小さくて4色入り。

コフレドールの下段3色+ダークブラウンが締め色になっています。


で、どこが違うかというと「発色」「ラメの有無」です。

エスプリークプレシャスはコフレドールに比べて薄付きで、

一番濃いパープルも、締め色として使うにはちょっと頼りない。

だけど、ふんわり女らしいグラデーションに仕上がります。


それから、コフレドールに入っているチラチララメが、

エスプリークプレシャスには入っていないというのが大きな違い。

コフレドールもベースはパールなので、

そこからラメを抜いたのがエスプリークプレシャスだという感じ。

ラメがない分、塗れたようなパールのツヤが引き立ちます。

なので、コフレドールの色は気に入ったけれど、

ラメがどうもなあと思っている人は、

エスプリークプレシャスはすごく色味が近いのでオススメです。


どちらも素敵だけれど、私は締め色が濃い方が気に入ったので、

コフレドールの方を購入しました。

ちなみにルナソルのベースを使っていることも相まってか、

ラメ飛びはほとんどありませんでした。

だけど、1日仕事するとさすがにちょっとグラデが濁る。

その点は、やっぱりルナソルのほうが優秀なのかもしれません。


でも、真ん中の色を軽くブラシにとってなじませると、

ツヤが出て濁りが軽減されるのでトータルでは高得点。

なんか、安いアイシャドウもときどき買っては見るけど、

結局はそこそこお値段のあるものに戻ってきてしまいます。

やっぱり、ある程度までは値段がものをいうのかも。


ところで皆さん、コフレドールってどういう意味か知っていますか?

コフレドールというのは、フランス語で「金の小箱」という意味なのだそうです。

カネボウでは「永遠に輝き続ける小箱」みたいな意味を含ませてるらしいけど、

なんか、それだったらもうちょっとパッケージにこだわってほしかった。


なんていうか、やっぱり安っぽいんですよ、このパッケージ。

もちろん一つ3000円程度だしDSで売ってるんだから、

確かに高級ラインとは言わないけれども、

でも、「チープコスメ」には入れない位置づけじゃないですか。

それにそんな大層なネーミングをするのだったら、

デザインにもうちょっと配慮があってもいいんじゃないのか。


ピンクゴールドをベースにしてみるとか、

少しくらいかさばってもいいからもうちょっと「箱」な感じがするとか、

なんかもうちょっと心躍るようなデザインはないんですか・・・と思う。


あ、でも今ここまで書いてて気が付いたんだけど、

もしかしてこのクロスのラインストーンって、

「プレゼントの箱にかかったリボン」をイメージしてるとかですか???

それだと一応、「箱」なデザインに見えなくもない。

でも、ピンクはやっぱり安っぽいと思います。


でもあれですね、コスメって大概以下の4つのカテゴリーだと思うんです。


・高級コスメ(ナイトクリーム3万円以上の世界へようこそ)

・ブランドコスメ(シャネル・ディオールなど)

・デパートコスメ(ルナソル・スック・MAC・BOBBIなど)

・チープコスメ(マジョリカマジョルカ・メイベリン・ちふれなど)


それで、これには一応ヒエラルキーがあると思うんだけど、

コフレドール・エスプリークプレシャス・マキアージュみたいな、

DSに売っている物の中では割と高い、

だけどデパートで売るようなものじゃない、

みたいな中途半端な位置づけのコスメって、

正直言ってデザインや質も中途半端なんだよね。


「この質ならもっと安いのでいいや」

「この値段ならあと○千円出して**のを買おう」


というような感じで、なんとなーく手に取る機会が少くなりがち。

もちろんそれはものによるし、優秀なものがあるのも知っているんだけど、

コスメって私はインスピレーションなんじゃないのかなあと思うのです。

パッケージに心がズキュンと打ち抜かれたとか、

なんとなくすごく良さそうな気がして買っちゃったとか、

そういう「勘」でコスメを買うことって、実はすごく多いんじゃないか。


雑誌で見た○○が欲しい、どこどこのあれが欲しい、

そんなふうにコスメを買いに行くときだってもちろんあるけれど、

でも実際には、なんかのついでに買っちゃいました、

で、気付いたらここのメーカーのリピーターになってました、

ということの方が本当は多いんじゃないかなどと最近思ったりするのです。


だから、値段でもいい、パッケージでもいい、質でもいい、

キャッチコピーでもイメージガールでもなんでもいいから、

「勘」の部分に訴えかけてくれるコスメを私は欲しているような気がするのです。


それは、何となく恋愛と似ているような気もします。

この人と付き合ったらいいことあるかな?

顔もキモくはない、お金はそこそこ持ってる、頭もまあまあ、

だったらこの人と付き合ったらいつか好きになれるかも。

っていうかまあ好きって言ってくれるので付き合ってみました、

みたいな出会いは嬉しくない。


自分がその人にふさわしいかどうか、

あるいは自分がその恋愛をコントロールできるかどうかは定かじゃないけど、

気付いたら飲み込まれていたみたいな、

欲しいのはそういう抗いようのない魅力なのです。

必死になってもがいて、気付いたら何も残りませんでした、

みたいなみっともない恋の方が燃えるのです。


恋愛でみっともないまねをするということは、

ダサくてもいいと思えるほど、夢中だということなのです。




・・・・・・・・・・いや別に、現状に何か不満があるわけではありません。