昨日は、東京ギフトショーに行ってきました。

いくつかの企業と名刺交換して、これからの

ビジネスにつなげていこうと思ったのですが、

いろんなブースをブラブラと見回している間に

2つぐらいアイディアが生まれました。


1つは、これからフォトフレームの専門店を

うまくブランド化すれば面白そうだということ。

もう1つは、やっぱり海外からアンティークな

家具を買い付けてくるのは儲かりそうです。


いずれにしても、動き出すのは2016年です。

さて、僕が東京ギフトショーをウロウロしている

その間に、日本は重大な局面を迎えていました。


イスラム国による邦人人質事件で、信じられない

新たな事実が続々と発覚しているのです。


まず、日本政府は「身代金は用意しなかった。

交渉するつもりはなかった」と態度を明らかにし、

イスラム国に何もアプローチをしていなかったと

発表しています。


僕は「命のために身代金を払うべきだ!」とまで

言いませんが、交渉はするべきだと思うのです。

お金を払わないのであれば、高い確率で交渉が

決裂してしまうかもしれませんが、交渉はすべき。


「何もしていない=見殺し」です。


しかも、政府は12月に後藤さんの奥さんに対し、

口止めをしています。人命よりも選挙を優先して、

あげくに、1ヶ月後にイスラエルへの支援を発表。

安倍首相はイスラエルの国旗の前で語りましたが、

イスラエルは、ガザ地区への空爆をしている国。

どっちがテロを仕掛けているのかわかりません。


日本政府は、しきりに「人道支援」と言いますが、

シリアを空爆する連合軍の中には、「日本」という

名前がしっかり刻まれており、憲法9条があるのに

まるで空爆に参加しているような扱いになっており、

「兵隊は出していないが参加している」状態です。

もう言っていることとやっていることが違うのです。


日本政府はイスラム国に後藤さんや湯川さんが

拘束されていることを知りながら、イスラエルへの

2兆円の支援を表明して、「イスラム国への空爆を

支持する」という発表までしています。


もはや「殺してくれ」と言うのと同じ。


イスラム国は、ヨルダン軍パイロットと引き換えに

女性死刑囚の釈放を要求してきましたが、実際は、

1月3日の時点で、ヨルダン軍パイロットは殺され、

ヨルダンはその情報を握っていました。


つまり、既に死んでいることを知っていながら、

ヨルダンは交渉を続けていたということになります。

「パイロットが死んでいるのは知っているんだから、

とっとと後藤さんを解放しろ!」という交渉にならず、

見殺しにされたのは、極めて不幸な出来事です。


当然、ヨルダンが知っているぐらいの情報なので、

日本にも情報が入っていたと推測されるのですが、

もし知らなかったのなら無能だし、知っていた上で

あの茶番を繰り広げていたのならクソです。


ガチで助ける気がありませんでした。


このような事実が発覚したため、国会では野党が

「とないなっとんねん、検証しろ!」と言いましたが、

安倍政権は、ここでまさかの発言を繰り出しました。


「特定秘密保護法の範囲内!」


懸念されたことが、さっそく起こったと言えましょう。

安倍政権は、詳しいことを「バラした奴がいたら

牢屋にぶち込むレベルの秘密」と言ったのです。


そして、「今こそ憲法9条の改正が必要だ!」とも

言っています。イスラム国から国民を守るためには

憲法9条を改正するのが一番良いと言うのです。


こんなに見殺したのに!


一方で、沖縄では選挙の結果、「辺野古の移設は

反対だ!」ということが民意で示され、翁長知事が

誕生しましたが、政府は辺野古の移設を強行。


実際に戦争を経験し、「戦争はしたくないよ!」

訴えている沖縄のオジイ・オバアを、海上保安庁や

警察が「暴力」で排除し、工事をゴリ進めています。


「暴力」と書きましたが、本当に「暴力」なんです。

カヌーに乗って抗議する人を転覆させ、連れ去り、

自力で帰れないレベルの沖合いに放置するほど、

日本人と思えない「暴力」を海上保安庁の職員が

何の権限があるわけでもないのに振るっています。


こんなことは当然、マスコミが報じることはなく、

本州で暮らしている分には、まるで何も起こって

いないかのように平和です。僕は口癖のように

言っていますが、大切なのは「知る」ことなのです。


僕が嘘を書いていると思うなら、グーグル先生に

聞いてみてください。可視化は、僕たちを救います。

ちょっとずつですが、世の中に穴を開けていきます。

みんなが「本当のこと」を知ることのできる世界へ!