違法ポスターだらけの鹿児島２区の選挙。
一応、貼っているのは業者のおじさんなので、
業者のおじさんが逮捕されることはあっても、
金子ますお本人は逮捕されないシステム！
悪いことを堂々とできちゃう人が、ちゃんと
政治をできるのかどうかは、すごく疑問です。
法律に違反しているのは、自民党から
立候補している金子ますおだけではなく、
民主党・生活の党・日本維新の会などが
推薦している、打越あかしも同じです。
自民党がやっているんだから
自分たちがやっても大丈夫だ。
こういう精神は、本当にやめてほしいですが、
打越さんは、個人演説会の日程を宣伝する
看板を立てていました。そんなに来てほしいと
言っているなら、ちょっと行ってみようかな！
ということで、地元の小学校で開催された
個人演説会の様子を見てみることにしました。
想像より人が集まりましたが、やって来たのは
老人世代だけ。ここに若い人の姿はありません。
政治に関心もなく、どんな政策を掲げているかを
知ろうという人もいません。これが日本の現実！
まずは、地元のオジサンが話をしまして、
その後は、この日のために東京からやってきた
議員の皆さんが、打越あかしさんの応援演説を
始めました。
トップバッターは、結いの党の都議会議員。
徳田毅や猪瀬直樹の徳洲会事件を批判し、
「政治と金の問題」を語っていたんですけど、
つい最近まで、「みんなの党」にいましたから、
他人を批判できる立場にはないはずですよね。
続いて、日本維新の会の若手国会議員。
東京や神奈川からは政治家を志す人たちは
たくさんいるけど、鹿児島から維新の政治塾に
入った人は４人しかいなかったと言っていました。
競争率が低いから国会議員になれたようです。
最後は、民主党の江田五月議員。
国会議員としてはベテランなので、話は面白い。
「小沢一郎は人気だ」という話をしていました。
そして、満を持して、打越あかしさんが登場。
投票率が上がれば、自分が有利になるはずで、
投票率が下がれば、自民党の組織票が有利に
なってしまう。だから、投票に行ってほしいという
基本的なことを話していました。
この人が、せめて原発推進じゃなかったら、
応援しても良かったかもしれないんですけど、
「生活の党」が応援していますが、原発推進。
困った話になっています。
個人的に気になったのは、打越あかしさんを
サポートしている、ネット戦略担当の人でした。
打越あかしさんの講演会をビデオに録画し、
Youtubeで配信しているそうなんですけれども、
それではまったく効果を出せないと思うんです。
民主党、生活の党、結いの党、維新の会が
連名で応援している人ですら、選挙期間中の
ネット戦略が何一つできていません！
「ネット選挙＝座間宮ガレイ」というイメージを
どうにかしたいとディスっている人がいますけど、
完成度がまったく違うんですよね。
ネット選挙とは、どれだけ
熱を伝えられるかが勝負。
勝てそうにない候補者を勝たせる「奇跡」は、
ネット上で熱を伝えるための組み立て方が
大事だったりするので、これを理解できないと
ネット選挙を制することはできないんですよね。
僕は今、けっこう重要なことを語っていると
思うのですが、きっと、わからないことでしょう。
だから、この分野で強くいられるわけですけど。
せっかくですから、このあたりのことも
５月４日（日）のモラージュ柏のイベントで
少しだけ語ることにしましょう。お時間があれば、
ぜひ遊びに来てください。どうぞよろしくです。