明日から、選挙の結果を受け、今後の日本が
どうなりそうなのかを、お届けしてまいりますが、
選挙結果のまとめ&情報収集に時間がかかり、
年末ということで、僕のスケジュールがタイトに
なっていることを考え、今日は、「新党ちだい」が
あったとしたら、どんなマニフェストを掲げるのか。
そんな話をしてみたいと思います。
僕が政治家になることはありませんけれども、
もし、こんな政党に1票入れてみたいと思ったら、
フェイスブックの「いいね!」ボタンでも押して、
投票した気分になってください。では、さっそく
見ていきましょう!
■ 政党スローガン
『いのちをだいじに。』
国民の「命」を最優先に考えられる国にする。
国家における最大の根源は「国民の命」であり、
病気で死ぬ人、事故や事件で死ぬ人、自殺して
死ぬ人、貧しくて死ぬ人、親に虐待されて死ぬ人、
なるべく寿命以外で死ぬ人を減らす政治をする。
セーフティーネットの充実、被災者に対する支援、
命を大事にすると言う観点で、特に子供の被曝を
最小限に抑えるため、「脱被曝」を推奨していく。
■ 政党プロフィール
2012年衆議院選挙の13政党のマニフェストを
見比べたものの、理想の政党が存在しないため、
脳内だけで作られた政党。
マニフェストの内容は、「新党・今はひとり」と
似ているので、将来的に合併し、もしかすると
「新党・今はふたり」になるのかもしれない。
■ 基本政策
争点政策1位: 原発問題(100%)
争点政策2位: 利権改革(80%)
争点政策3位: 景気回復(60%)
ただでも致命的なダメージを受けているのに、
日本にトドメを刺さないために、原発は即廃炉。
廃炉や原子力研究を除き、新規建設に関わる
すべての予算を、「新エネルギー開発」に注ぐ。
星の数ほどある天下り団体のうち、似たような
組織はすべて統合し、規模についても縮小する。
景気を回復するために、さまざまなプランを用意。
もっとクリエイティブな日本にする。
■ 原発政策
原発完全撤退。
原発は再稼働させず、核燃料サイクルも中止。
使用済み核燃料の安全な処分方法を研究する。
そのため、研究分野は残し、商用原子力を放棄。
原発の輸出についても禁止する。
現在の原子力発電所は、すべて国有化させ、
「廃炉」を日本の新しい公共事業に位置付ける。
福島第一原発を含め、廃炉に関わる作業員には、
一定の給料を保証し、中間搾取を完全に禁止。
作業員の医療費は全額補償し、「がん」の
治療については、生涯にわたって補償する。
仕事を失った人たちのセーフティーネットとして、
「廃炉作業」を利用する。ただし、なるべく安全に。
代替エネルギーは、当面の間は、化石燃料に
頼るしかないが、輸入価格を少しでも抑えるため、
政府が各国と交渉するが、外務省がクソだったら、
電力会社が、より調達価格の安い商社から購入し、
商社同士を競争させる。
「原子力安全ナンチャラ」という原子力に関する
星の数ほどある団体を、すべて1つにまとめ上げ、
これまでの予算を全部、新エネルギー開発に転換。
新エネルギー先進国として、10年後、20年後には、
世界に新エネルギー技術を輸出する国家にする。
■ 経済政策
「先端医療特区」を作り、iPS細胞をはじめ、
世界に誇れる医療技術、製薬開発を展開する。
携帯電話、タブレットPCの分野で、iPhoneや
iPadに勝てる、世界シェアナンバー1の商品を
メイド・イン・ジャパンで製造する国策を打ち出す。
政府と民間で、新エネルギー、小型飛行機、
充電池、災害対応ロボットのナショナル企業を
創設するとともに、予算を投じていくことにする。
特に、新エネルギー、小型飛行機などの分野は、
復興を目指す地域の地場産業として定着させる。
海外からの観光客を誘致するため、外国人の
ツアー客を乗せたチャーター機の空港使用料、
着陸料を期間限定で無料化し、観光産業強化。
春休み、夏休み、冬休みなどの観光シーズンに
期間を限定して、東北自動車道を無料化する。
被災地の旅館・ホテルを利用すると、その地域で
利用することができるクーポン券を1000円配布。
東北地方の観光客を増やす。
■ TPP交渉
断固として反対。
国家の利益を守るために「関税」が存在する。
これを撤廃することは、どちらかの国家には、
必ず不利益が生じるため、TPPの交渉には
参加をしない。
その代わり、関税のかかりにくい「ソフト」の
充実に力を注ぐ。例えば、Jアニメ、Jポップ、
Jホラーなど、形のないもの(ファッションや
文化など)を海外に輸出する。
■ 消費税
食品・日用品の課税を
すべて撤廃する代わり、
嗜好品には高い課税。
食品や日用品、教育など、生きるのに不可欠な
アイテムには非課税、それ以外のものは10%。
なお、不況を打破するために、半年間の限定で、
消費税を完全に無料化する経済刺激策も検討。
消費税を一律にせず、うまく活用することを考え、
「税率検討委員会」を民間から設置する。
■ 憲法改正
世界に誇れる日本のアイデンティティである
「平和主義」を変更することは、一切認めない。
自衛隊は、これまで同様、最低限の防衛として
存在するものとし、世界で起こった不幸な災害に
どこよりも早く駆けつけ、世界の紛争で傷ついた
人たちを、どこよりも早く救助する部隊を目指す。
「軍隊ではなく、世界に感謝される自衛隊」。
国防のために日米同盟を強化するとしても、
自衛隊は、戦争のためではなく、世界の人々の
救助・救護のために働くもので、国際平和の輪を
拡大するための部隊とする。
■ その他の政策
まずは、「記者クラブ制度」の廃止・撤廃。
限られたメディアの既得権を無くすとともに、
ネットメディアも含めた、幅広い人々が政治を
取材できる環境を整えて、報道の「透明化」を
図ることにする。
消費者庁が管轄する「放射線測定機関」を
立ち上げて、野菜や魚などを出荷する際には、
検出限界値5ベクレルのサンプル検査を義務化。
30歳以上の独身男性限定で、「絆カード」を
発行して、汚染された食品を積極的に買う人は、
スーパーの全商品が安くなる割引制度を導入。
全国の安全野郎を優遇して、被災地を支援する。
全国のかわいい女のコが、僕の嫁になるという
特別な法律を施行する。ちなみに、一夫多妻制。
★ 有権者の判断ポイント ★
「再稼働反対、TPP反対、生活必需品の
消費税を廃止」という政策の「新党ちだい」。
実際、このようなマニフェストを打ち出しても、
どれだけ実現できるのかは分かりませんけど、
有権者に訴える多くの部分が「原発問題」で、
脱被曝、原発作業員の労働環境の改善という
「次にやるべきこと」を明確に示しています。
こんな政党があったら、僕は真っ先に投票し、
応援するんですが、残念ながら、こんな政党は
存在しないので、投票することもできません。