皆さんは、ディズニーの「シンデレラ」という
話をご存知でしょうか?
イジメられっ子のシンデレラが、魔女と出会い、
魔法をかけてもらって、王子様主催の舞踏会に
行くんですけど、そこで王子様と良い雰囲気に
なるものの、12時になると魔法が解けると言われ、
急いで帰ったら、あまりに急いでいたため、階段で
ガラスの靴を落としてしまい、それを拾った王子が
その靴にフィットする女性を探すという物語・・・。
ところが、その靴が23.5cmという、けっこう
女性にありがちなサイズだったため、物語が
複雑になってしまいました。
家来:「はい、次の方!」
王子:「じゃあ、この靴履いてみて。」
女A:「・・・は、入りません。」
王子:「うーん、じゃあダメだな。次!」
女A:「で、でも、私は王子様と・・・!」
家来:「うるさい、オマエは用はないのだ!
どけっ!クソ庶民!」
女A:「キャッ!」
家来:「よし、次の方!」
王子:「えーと、さっそくこの・・・、お、かわいい!
おお、ヤベェ! 超北川景子に似てるんだけど!
えー、もう、この人、シンデレラで良くねぇ?」
女B:「・・・は、入りました。」
王子:「おおおおっ!キタ!北川景子キタ!
えー、ちょっちょっちょっ、マジ、シンデレラ?」
家来:「いいえ、若干ブカブカでございます。」
王子:「えぇぇぇ!? ちょっ、足、何センチ?」
女B:「23cmでございます。」
王子:「えぇぇぇ!? コンマ5? 誤差じゃね?
っていうか、これから成長して、フィットしたり
するんじゃね?」
家来:「いえ、現時点でフィットしていなければ
やはりシンデレラとは言えない決まりで。」
王子:「固てぇこと言うなよ、えっ、今、何歳?」
女B:「22歳です。」
王子:「ほら、成長期、ラス1、残ってんじゃね?
絶対シンデレラっしょ。これ、絶対来たっしょ!」
家来:「いいえ、彼女はシンデレラではない。
残念ですが、次です。」
女B:「では、失礼します。」
王子:「あー、ちょっと! せめてメルアド!
あ、それかLINEとかやってる? ID教えて!」
女B:「失礼します。」
王子:「お、ちょっ、待っ・・・。わぁ、くっそー!
なぁ、足のサイズでシンデレラとやめねぇ?
俺、あの人と結婚したかったもん。」
家来:「では、次の方!」
王子:「・・・・・・。」
家来:「次の方、どうぞ!」
王子:「・・・・・・。」
家来:「次の方! そう、そこの右手にピザ、
左手にコーラを持ちながら、とんでもない
デブを丸出している、ド級にブスのアナタ。
そう、アナタですよ。どうぞ、こちらへ。」
王子:「いや、コイツはもう審査しなくても
いいだろ! こんな女がガラスの靴なんて
履いたら、ガラスの靴が割れちゃうぜ?」
女C:「しんづれい、しますぅー。」
王子:「ほら、シンデレラ、こんな喋り方
してなかったもん。はい、次の・・・・・・」
家来:「!!!」
王子:「おい、嘘だろ!?」
家来:「う・・・、嘘ではありませんw」
王子:「えぇぇぇぇ!? ウソ、マジで!?
今年最大級の『えぇぇ!?』なんだけど。
いやいやいや、絶対ウソ、絶対ウソ・・・。」
家来:「いいえw、彼女こそw・・・彼女こそ、
シンwwwデレラに違いありません!」
王子:「おい、テメエ、今、完全に半笑いだろ!
一生懸命クールな顔を装って、心の中で、
めちゃくちゃ大爆笑してるだろ!」
家来:「そんなことありません。んあー!」
王子:「テメエ、あくびのフリして
誤魔化してんじゃねぇぞ! 殺んぞ、マジで!
王宮の牢屋ん中、ぶち込むからな、マジで!」
家来:(※ピタッと真顔になる。)
王子:「うわうわうわ、心の中で整理する
時間が欲しいわ。えっ、ちょっ、待って!
コイツ、シンデレラ。俺、王子。結婚します。
コイツ、城来ます。いろんなイベントでコイツ
俺の隣に居ます。晩餐会とか来ちゃいます。
『うわぁ、アイツん所の嫁、ヤバくね?』とか
言われます。Twitterとかでつぶやかれます。
検索します。予測変換で、『王子 嫁 ブス』。」
ない!ない!ない!ない!
しかし、『シンデレラ』というストーリー的に、
靴がフィットしている以上、コイツが嫁のため、
王子様は、このブサイクな女性と結婚しました。
その後、王子様は「痩せてメイクをすれば、
どうにかできるんじゃないか?」という奇跡に
かけることにして、ピザや肉など、高カロリーの
食べ物を禁じましたが、気づくとキッチンの棚に
よくわからん小さなバームクーヘンのお菓子とか、
「どこで売ってるんだよ!」みたいな外国製の
ビスケットみたいのがあったりして、結局、彼女が
痩せることもなく、王子様は、イケメンだったのに
「そこ行きましたか!」みたいになったそうです。
ただ、運が良かったのは、シンデレラが、とても
気立ての良い女性だったため、一緒にいれば
一緒にいるほど、「改めて、いい女だな」みたく
なっていったため、夫婦円満、老後まで仲良く
過ごせたそうな。まさかのめでたし、めでたし!
さて!
いやいやいや、「さて!」じゃねぇよ!
大きな文字で、「さて!」と書いても、あんまり
別の話を展開できないだろうって感じですけど、
今日も『チダイズム』は、セシウム検査の結果を
発表しなくてはなりません。今回、検査してみる
商品は、コチラです。
千葉県産のさつまいも。
これからの季節、やはり焼き芋を食べたり、
スイートポテトを作ったりすると思うのですが、
スーパーで売られた「千葉県産」と表示された
サツマイモは、セシウムが検出されるのか。
今回、このままでは容器に入れにくいため、
電子レンジで15分ぐらい蒸かし、ペースト状に
加工してから、検査をしてみることにしました。
ちょっとした料理の工程を踏んでいます。
写真だけ見れば、料理好きのお兄さんによる
「モテメシ」みたいなブログ風なんですけど、
ここから進むのは、まさかのセシウム検査!
原子力ムラのクソ野郎どもが、安全対策を
怠ったせいで、ばら撒かれたセシウム134、
セシウム137の濃度を検査します!
さあ、それでは検出されたのか、それとも、
不検出だったのかという結果を見てみましょう。
気になる結果は、こうなりました!
「検出」されました。
一言に「千葉県」と言っても、千葉のどこかが
最も重要なんですが、それはよくわかりません。
もしかしたら、同じ千葉でも、まったく不検出の
安全な所はあるのかもしれません。
が、今回は検出されてしまいましたので、
改めて、関東地方のサツマイモを食べる時は、
注意が必要ですし、ホットスポットの幼稚園で、
「芋掘りをして食べる」みたいな行事があると
するならば、参加の是非を検討するべきでしょう。
「落ち葉で焼き芋」なんて言語道断なんですが、
電子レンジを使って食べる際も、水分が蒸発し、
結果的にセシウムが濃縮されてしまいますので、
数値を見てみますと、このようになりました。
(※クリックすると、拡大できます。)
7ベクレルでした。
焼き芋などは、好きな人はけっこう食べるので、
1kgぐらいは軽く消費すると思うんですけれども、
7ベクレルでした。オッサンなら食べるという人も
いるかもしれませんが、子供はどうでしょうか。
そして、今回も全国の科学野郎の皆さんのため、
スペクトルを公開します。こちらです、どうぞ!
(※クリックすると、拡大できます。)
よって、ベクレルフリーを目指している皆さんに、
『チダイズム』が提案する結論は、東日本地域の
サツマイモは、なるべく食べないことをオススメし、
今年は、産地不明の焼き芋は食べないこと。
秋から冬にかけての味覚が、また一つ失われて
しまうことになりましたが、スーパーや八百屋で、
西日本産のサツマイモがあったら買いましょう!
さて、明日は茨城県産のサツマイモだったら、
どのくらいの数値なのかを検査してみます。