まだまだ夏らしい日々が続いていますが、

こんな時に、乾いた喉を潤わしてくれるのが

夏の定番飲料、「麦茶」だと思うんですよね。


前回、富士食品の「昔のむぎ茶」の検査で

19ベクレルを叩きだし、今年の夏の麦茶は、

気を付けた方が良いという話をしましたが、

世の中の人は、「その商品は汚染されて

いるかもしれないけど、他のは大丈夫」

勝手に思っていたりするものなので、今回は、

麦業界大手の「はくばく」さんが発売している、

こちらの麦茶を検査することにしました。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-MMQ101


「水出しでおいしい麦茶」。


この麦茶は、「カフェインゼロ」をウリに

していますので、乳幼児に飲ませることも

多いかと思うのですが、カフェインゼロでも

セシウムゼロでなければ、意味がない!


外装には、「国内産六条大麦100%」

書かれており、外国産の大麦を使うよりは、

国内産の方が安全だと思って買う人たちも

少なくないでしょう。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-MMQ102


しかし、もし麦茶が汚染されていた場合には、

わざわざ水の中にセシウムを溶かし込もうと

入れるようなものですから、セシウム検査で、

十分な確認が必要です。


実際に、液体と一緒に飲まれるものは、

1リットル飲んで数ベクレル程度でしょうが、

部活だったり、あるいは、乳幼児に頻繁に

飲ませているのだとしたら、考え直すべき。

気になる検査の結果は、こうなりました!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-MMQ103


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21ベクレルです。

やはり、国産大麦を使用している麦茶は、

だいたい20ベクレル前後の汚染があると

考えても良いかもしれません。


どうしても麦茶を飲みたい場合には、

カナダ産の大麦を使った麦茶もあるとの

ことですから、「国内産」と書かれたものは、

なるべく控えた方が良いと考えられます。


今年の夏の麦茶は、

特に注意が必要です。


小さなお子さんに飲ませようと思っているなら

十分に気を付けていただきたいと思います。