先日、「雪国まいたけ」のセシウムを検査し、

数値をお知らせしたのですが、まとめサイトで

わざわざ騒ぐバカ野郎が現れてしまったので、

普通にしていれば、「ふーん」ぐらいの話が、

めちゃくちゃデカい話になってしまいました。


僕は今までも、企業を糾弾することを目的に

検査をしているのではなく、放射能を気にする

奥さんのために、あるいは、かわいい女のコが

安全を求めた時に、参考にしていただくために

セシウムの検査をしていると書き続けてきました。


企業に対しても、「売るのをやめろ!」

言ったことはなくて、売るなら売ればいいが、

女のコが買う時は、数値を見て、それぞれが

判断するべきだと主張しています。


口を酸っぱく言っていますが、オッサンは、

何を買おうが、何を食べようがフリーダム!


しかしながら、これから妊娠する女性や妊婦、

乳幼児に関しては、放射能の感受性を考慮し、

わざわざセシウムの含まれた食品を食べても、

リスクはあっても、何一つメリットがありません。


だから、1ベクレルだろうとセシウムを含んだ

食べ物については、なるべく食べない方がよく、

妊婦や授乳中の女性がタバコを吸わない方が

良いのと同じで、放射能にも気を付けるべきだと

主張しているのです。


タバコだって、1本ぐらい吸ってみたところで、

すぐに病気になるわけではないんですけど、

だからと言って、「1本なら吸って良いか」

言った時には、そうではありませんよね。


あんまり長々と書いても仕方ありませんので、

さっそく、皆さんの指摘に答え、そこから先は、

皆さんで解決していただこうと思いますが・・・。



■ 前フリがなくなる理由。


壮大にディスられた時、僕はたびたび前フリを

なくすことを宣言しますが、なぜ善良な読者の

楽しみを奪ってまで、そんなことをするのか。


その理由は、本当はブログを書くことを丸ごと

やめてやりたいけれど、セシウムの検査まで

やめてしまうことはできないから、せめてもの

抵抗として、前フリだけでもやめてやろうと

思うからです。


傍観者さんは、僕が放送作家であることから

敵と味方を明確にして、視聴者を飽きさせない

エンターテイメントの一環だと言っていますが、

これは「エンターテイメント」ではありません。


敵と味方を明確にする効果はあるでしょうが、

そもそも、こちらが仕掛けているものではなく、

野郎どもの方が仕掛けているのです。


世の中には、誰にも言わず、静かに放射能を

気を付けている奥さんは、たくさんいますよね。

すべては、自分の子供には安全なものを

食べさせたいという「親心」です。


パチンコ屋の駐車場に子供を放置するような

バカ親もいる中で、少しでも安全なものを求め、

ハシゴする奥さんは、主婦の鑑とも言うべきで、

褒められることはあっても、貶されるようなことは

絶対にあってはならないはずです。


ところが、こういう頑張っている奥さんほど

肩身の狭い思いを強いられているわけです。

なぜ、頑張っている奥さんが、どこぞのアホに

罵倒されなければならないのでしょうか。


この国の多くの男が、チキン野郎を丸出して、

ファイティングポーズを取れない世の中です。

パンチ力はなくても、せめて立ち上がるくらいの

心意気がないと、何も変えることができません。

だから、あの手この手で襲ってくる敵たちに、

あの手この手で対抗するしかないのです。



■ 優良企業をディスるとかの話。


この国の人々は、完全に洗脳されているため、

「数値が低ければセシウムを食べる」という

教育が施されていますが、『チダイズム』では、

セシウムがあるないかを基準にしています。


理由は、少しなら食べても良いのかと言えば、

そうではないですし、どうせほとんどの食品を

わからず食べているのですから、わかっている

食品だけでも減らすべきだと思うからです。


そんな中で、先日の雪国まいたけの検査は、

企業が「放射能検査」をしていることもあって、

どうして努力している会社を叩くのかという話に

なったのですが、叩くのが目的ではありません。


まず、このブログは大前提として、企業を

糾弾することを目的にしているわけではなく、

単純に皆さんの生活に役立てていただこうと

公表しています。


このブログで、売り上げが落ちる心配は、

ほとんど皆無に等しいだろうと思います。


福島の桃を見てください。桃ジュースからは

33ベクレルのセシウムが出ているんだから、

子供に食べさせるのは良くないと繰り返しても、

桃の価格は震災前の水準に戻り、売り上げも

上がっているっていうのが、日本の現状です。


国民の9割以上の人が放射能を気にせずに

暮らしている日本という国の中で、僕はわずか

1割未満の人に向けてブログを書いていますが、

その1割の中で、このブログを読んでいるのは、

いくら影響力があると言っても、数万人です。


そして、その数万人の中には、放射能を

飲み物だと思っている人もチェックしているし、

「検出限界値以下なら食べる!」と言う人も

たくさんいるわけですよね。このブログに忠実に

食べない人なんて、世の中全体から考えれば、

圧倒的に少数です。


まいたけは、基本的に、「菌床栽培」です。

しいたけの場合は、原木が外にあったせいで、

防ぐに防げずに、セシウムが出てしまうことも

あると思うのですが、「菌床」の場合、使用する

おがくずが汚染されていなければ良いだけです。

メカニズムは、「汚染牛」に近いと思うのです。


汚染されたワラを与えれば、牛肉も汚染される。

それと同じように、汚染された菌床を使ったら、

それはもちろん、キノコも汚染されるわけです。

汚染されたおがくずを使ってしまったばっかりに

まいたけからセシウムが出てしまっている現実。


企業が努力する姿勢は称賛されるべきですし、

雪国まいたけが悪いと言っているのではなくて、

「放射能検査をしている」ことを謳っていても、

それが必ずしも「セシウムゼロ」ではないという

ことは知っておかなければならないことです。


なぜなら、子供の健康を考えて、わざわざ

まいたけを選んでいるのだとすれば、逆効果に

なってしまうのだから、良かれと思っての行動が

裏目に出ないように、奥さんにお知らせしておく

必要があったからです。


「雪国まいたけ」が本当に努力をしていれば、

菌床も変わり、より安全なものになるでしょう。

その時には、みんなが純粋に応援できる!


そうは言っても、企業の売上や経済の方が

よっぽど心配だというオッサンは、モリモリと

食べれば良いわけで、なるべく双方に痛みが

ないことを考えれば、どこぞのオッサンたちが

自由にセシウム入りの食べ物を食べ、女性や

子供が食べないことが一番なのだと思います。

だから、「オッサンは自由」と言っているのです。


ディスっているヒマがあったら、その時間と金で、

酒のつまみにまいたけを買ってくりゃいいのです。



■ ベクレルフリー共和国の概念。


放射能問題は、基本的に楽しくありません。

いろんなことに気を使わなければいけないし、

ゲスどもに罵倒されるし、ただ子供の健康を

守ろうとしているだけで、「風評被害」と言われ、

悪者扱いされてしまう。


だからこそ、そういう人たちが楽しく放射能に

気を付けられる環境を作らなければならない。


そこで、僕が考えたのは、インターネット上に

仮想の国を建て、ちょっと面白い「注意報」

発令されたら、みんなが楽しめるのではないか。


僕のTwitter上で展開される、この共和国では、

これまでに、「桃注意報」「麦茶注意報」

発令しまして、多くの人が「何だ、それ!?」

思って注目することで、それまで放射能のことを

何も考えていなかった人にも、少しは気を付けて

もらえるようになりました。


たくさんの人が調べた情報をもとに、「これは

セシウムが出ているから気を付けてね」

ツイートしているのに、いまいち伝わらない中、

このアイディアは成功し、僕が「大統領」という

キャッチーな表示をしたのは約1週間でしたが、

この間に、僕のフォロワーは2000人以上増加。


企画としては大成功!


しかし、企画が面白ければ、アンチも食いつく。

「前田敦子がオマエのようなクソ童貞野郎に

何か悪いことでもしたかよ!」と思うんですが、

それでも叩くヤツがいるのと一緒で、大統領には

すごい勢いで食いつき、潰すために必死!


そんなに羨ましければ、自由にパクっていいから

「セシウム・ホルミシス王国」とか作ればいいし、

みんなで内部被曝して健康になればいいじゃん!

他人をディスることでしか自分を表現できないのは

ただのクズ野郎!


ネタにマジになり、楽しんでいる人たちの空気を

ぶち壊すのは、「バカ」のやることだと思うので、

何か別の方法を考えていただきたいと思います。


楽しく放射能対策をしようぜ!


これが、このブログの目的ですから、なるべく

ブログのコメント欄も有効に活用していただき、

「上から目線」ではなく、「こう思うんですが、

どうですかね?」ぐらいで、楽しんでください。



■ 最後にコメント欄について。


このブログには、最近のブログにしては珍しく

コメント欄が開放され、自由な論議ができます。

そんなにディスられるなら、コメント欄を封鎖して

しまえばいいじゃないかという話もありましたが、

僕が目指したものは、読者が自由に話し合って、

活発な議論をすることで、新しい企画を生み出し、

同時に、読者がより客観的な判断をできるような

空間を作ること。


今回の傍観者さんだって、あんな汚い書き方を

するから、「オマエ、誰だよ!」ってなるわけで、

「僕はこう思うんですけど、どうですか?」

書いていれば、もっと有効な議論ができました。


たまにはトラブルもありますが、コメント欄で

皆さんが思い思いの感想を書けるブログは、

なかなかありません。特に、放射能問題という

難しいジャンルでは、ほぼ唯一の存在でしょう。


だからこそ、皆さんには、もっと有効に活用して

いただいて、「これはどうですか?」、「それは

こうだと思いますよ」みたいな話をしてほしい!

最近は、「コメント欄も面白い」という感想を

書いてくださる方が増えてきましたが、これこそ

僕が目指している理想のブログです。


それと、すごく僕のことを思ってくださる人には、

「○○の検査をしてくださーい!」みたいな

リクエストだけ書いている人に、「ウザッ!」

思ってしまうかもしれないのですが、僕自身は、

正直、あんまり気にしていません。


当たり前ですが、すべてに応えるのは不可能。

言ってしまえば、皆さんのリクエストというのは、

お賽銭を入れずに神社にお願いするようなもの。

きっと神社にいる神様も、「たった5円のくせに

どんだけ無茶な願い事するんだ!」と思って

いると思うんですが、感覚としては似ています。


どうしても気になる人は、有料にはなるけれど、

各地に放射能測定室があるし、郵送して検査を

してもらうこともできるので、やっているでしょう。

そこまでしないということは、そこまで言うほど

必死に調べたいわけではないということ。


日頃、「何を検査しようかな」と考える時の

参考にはなっていますから、リクエストしても

「期待はしない」ということを前提にしてもらい、

リクエストを書くのは勝手ということにしたいと

思っています。検査をしなかったからと言って、

文句を言わなければ、それでいいですもんね。

まぁ、今までの主張を一言でまとめますと!


楽しくやりましょうや!


細けぇこたぁいいんです。とりあえず、なるべく

セシウムが入っているものを食べないだけで、

妊婦や若い女のコ、子供や赤ちゃんの被曝は

回避できるんだから、まずは実行しましょうや!


文句があるなら黙って食え!


そして僕は、そろそろ無能なバカにかまってる

時間はありません。ストロンチウムの検査をし、

チェルノブイリに行き、真実を伝えるとともに、

かわいい女のコたちに幸せに暮らしてもらう

企画を考えなければなりません。


もちろん、本も書かなければなりません。

前フリがない期間は、本の執筆期間です。

次から次へと、みんなが驚くような仕掛けを

考えていきますので、ぜひご期待ください。