チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-CDS072


先日、初めて「講演」をすることになりまして、

たくさんの人の前で、「放射能」について語り、

初めて読者の方々と触れ合うこともできました。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-CDS073


始まる前は、こんな感じだったのですが、

僕が話す頃には、新たに椅子を出さないと

座れないくらい、たくさんの人たちが集まって、

生まれて初めての「写真攻め」を体験しました。


奥様と禁断のツーショット連発!


「写真いいですか?」と言われたら、

100%カメラを渡されるでお馴染みの僕が、

まさか女性とツーショットを撮ることになるとは。

このままいけば、20年後に綾小路きみまろも

夢ではないと思えました。


今度は扇子を持って、「放射能は危ないから

厳重に管理しよう。・・・あれから30年!

今ではストロンチウムを食べてます!」

言おうかと思います。


さて、講演が無事に終わったことに気を良く

したわけではないのですが、僕はかねてから

海の幸イベントを開催したいと思っていまして、

今度、座間放射能測定室の中の人と話をして

こようと思っています。


皆さん、最近、「海の幸」を食べていますか?

「食べていない」と言う人は多いと思いますが、

安全が確認できるなら、食べたくないですか?


今回、企画するのは、築地で仕入れてきた

新鮮な「海の幸」を、そのまま放射能検査して、

検査の結果、OKだった現物をそのまま調理!

皆さんに、フルコースを楽しんでいただきます。

メニューのラインナップは、だいたいこんな感じ。


1.岩手県産のウニを使った料理。

2.東京湾の江戸前アナゴを使った料理。

3.日本近海の本マグロを使った料理。

4.千葉県房総沖のイワシを使った料理。

5.青森県八戸産のサバを使った料理。

6.青森県八戸産のイカを使った料理。

7.青森県八戸産のヒラメを使った料理。

8.千葉県房総沖のカレイを使った料理。

9.北海道のイクラを使った料理。

10.茨城県産のサンマを使った料理。


日頃から内部被曝に気を付けている方々には

「大丈夫か?」と思うメニューだと思いますが、

メニューのラインナップは、シェフと相談をして

決めていきたいと思います。


そして、もしかしたら検査をしてみたけれど、

「大丈夫じゃなかった」ということもあります。

その時には、例えば「ウニの軍艦巻き」

出る予定なら、シャリの上に黄ピーマンが

乗った「もどき料理」が出てきます。


皆さんには、ウニがピーマンに変わるという

ガッカリ感を味わっていただきつつ、検査で

何ベクレルが検出されたのかを公表します!


僕たちは普段、「出ないでくれよ!」という

気持ちで検査をしていますが、そんな気持ちを

皆様にも体験していただいて、出なかった時の

喜びを共有したいのです。


おいしい海の幸に、どれだけ海洋汚染が影響を

及ぼしているのかを、実際に体験していただき、

放射能のことを考えていただくイベント。


イベントの企画料で儲ける気はありません。

なので、僕は1円もいただかないと決めた上で、

タダメシにもできないので、普通の「食事代」

いただこうと考えております。


ただし、小さなお子様をお持ちの方も多いと

思いますので、イベントに参加される方には、

子供の声でワイワイなることをご理解いただき、

子連れでも参加できるようにしたいと思います。


イベント日時や料金、メニューのラインナップは

決まり次第、このブログでお知らせいたします。

当日は、なるべくおなかを空かせて来てください。


さて、イベントの告知が終わったところで、

今日もセシウムの検査結果を発表します。

今回、検査をしたのは、こちらの商品です。


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千葉県東葛地区産のネギ。


衝撃の事実かもしれませんが、野菜については

だんだんセシウムを含む確率が下がっています。

野菜が土に含まれるセシウムを、あまり吸わなく

なってきているようです。(※このメカニズムは、

いつの日か公表します。)


なので、最近はスーパーなどで千葉県産や

茨城県産の野菜を見かけるかと思うのですが、

気になる結果は・・・!!


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「不検出(ND)」。


野菜に関しては、これからだんだん安全に

なっていくのではないかと推測されるのですが、

こんなことなら、たった1年の出荷制限で十分に

回避できたのですから、汚染されたものを急いで

出荷する必要は、どこにもなかったと言えます。


この国には、たった1年で野菜が

「安全になる」と予測できる学者も

いなかったため、バカを丸出して、

危険な野菜を出荷させていた。


たった1年だけ我慢すれば良いんだったら、

かなりの人が我慢できただろうし、補償だって

天文学的な数字にはならなかっただろうに、

わざわざ危険なものを流通させた罪は重い。


これだけ野菜の数値が低くなっているところを

見る限り、「チェルノブイリでは山のキノコや

山菜を食べ続けていたから病気になった」

言っている人がいますが、それも都市伝説で、

確かであるとは言えない気がします。


「デマだ!」と言っている人たちは、堂々と

こんなことを言いますが、チェルノブイリ周辺に

暮らす人々が、実際にどんな生活をしているか、

見たわけでもなければ、食生活を表すデータを

自分の目で見たわけでもなく、聞いた話でしょう。


「食べていたんだろうなぁ・・・。」


確かに、そんな想像はつくのですが、実際は、

別のところに原因があるかもしれないのです。

そういったところも検証しなければなりません。


「デマだ!」と否定しかしない愚か者どもに、

検証しようというパワーはあるのかい?


さて、明日は国会図書館の、チェルノブイリの

健康被害を表す本が、すべて関西に移動して

しまったという話をしようと思ったのですけど、

そろそろスルースキルを身につけなさいと

怒られたので、「ルービックうんこ」のことは、

永久にシカトしようと思います。ブリブリブリ!