こんなことだろうと予想していたことですが、

福島第一原発の2号機が、超ヤバい状態に

なっていることが明らかになりました。


先日、ついに謎に包まれていた2号機の中に

工業用内視鏡を入れることができたのですが、

中に入っている水の量を確認してみたところ、

たったの60cmしか入っていなかったそうです。


ほとんど出てるじゃねぇか!


当初、東京電力や全員アホの安全保安院は、

「4mくらい入っている」と、キリッとした顔で

言っていたのです。が、実際は全然違いました。


60cmなんて、僕の股下にも満たないですから、

2号機の水量だけパンツを上げることになれば、

完全にポコチンが出ちゃうレベルです。


故障したと言われた温度計は、

結局、正しかったんじゃねぇか!


最初に故障として扱われた温度計の近くの

別の温度計も、しばらくして温度が上昇したため、

「これも故障している」ということになりましたが、

60cmしか水が入っていないなら、部分的に

温度が上がるのは、むしろ当たり前の現象!


これでまだ「冷温停止」と言っているんだから、

この国は本当に頭がおかしいと思いますよね!


ちなみに、キリッとした顔で、「俺は冷静な

判断ができる!」とか言っているバカ野郎は、

あくまで水位が60cmだったというだけだから、

騒ぐほどのことではないとか言いますけれども。


あれだけジャブジャブ

流した水は、どこよ?


「わかりません」じゃ困るわけですよ!

60cmじゃプールにもならないわけですから、

これで燃料棒を十分に冷やせていると言えず、

4mの高さの部分で73シーベルトの致死量に

匹敵する数値になっているのに、どうやって

2号機を解体に導くと言うのでしょうか?


これから40年以上も、放射能に悩みながら

生きる運命を背負うことになってしまった日本。

ほとんどの人に、こうした意識がまったくない

状態なので、それこそが最も深刻な状況です。


さて、今日も食品に含まれるセシウムを検査し、

皆さんに公表してまいりますが、今回の検査は、

カフェラテを検査した時、圧倒的にリクエストが

多かった「ソイラテ」です。


牛乳が汚染されていたとしても、豆乳だったら

大丈夫だろうと言っている人も多いと思いますが、

実際に検査をしてみると、ほんの少し微妙でした。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-IYO081


ソイラテ。


放射能と関係なく、日頃から美容のために

「ソイ」で注文している女性も多いメニュー。


でも、牛乳のカフェラテが、検出限界値以下で

正確な数値とは言えないけれど、0.1ベクレル

だったのに、「ソイラテ」の数値は・・・、


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-IYO082


「検出限界値以下」。


この程度なら誤差の範囲なので飲めるという

判断をする人も多いと思います。椎茸と違い、

「絶対に飲んではいけない」というレベルの

モノでもありません。だけど、カフェラテよりも

数値の上では高いという結果になりました。


ちなみに、僕が懸念しているのは、たった1杯

カフェラテやソイラテを飲んだからどうのと、

小さい話をしているわけではないのです。


10杯飲もうと、100杯飲もうと、あるいは

人生で1000杯飲もうと、それで病気になる

わけではないと思いますし、そんな単純な

話でもないと思うのです。


それよりも、こうした「小さな汚染」を複合的に

食べ続けたり、飲み続けた場合の遺伝子破壊が

子や孫の代に及ぼす悪影響の方が心配です。

放射能問題の深刻な点は、放射線で傷ついた

親の遺伝子を子供が受け継いでしまうことです。

だから、放射能の研究は続けなければならない。

これが、このブログの宿命です。


各コーヒーチェーンのカフェラテやソイラテから

ごく微量の反応があるのは、一体、なぜなのか。

機械の調子なのか、それとも、本当に微量ながら

セシウムが入っているのか。このあたりの研究も

継続してまいろうと思います。