「ただちに健康に害はない」というフレーズで、

多くの国民を被曝させ、病気になる人を増やした

枝野経済産業死刑囚が、建物の前で抗議する

「テントひろば」の撤去を命じ、今月27日にも

撤去されるかもしれなかったのですが・・・。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG071


「テントひろば」に圧力をかけているのは、

経済産業省や経済産業大臣だけではなく、

黒い街宣車に乗った右翼の人たちも同じです。


あれだけ皇居が放射能で

汚染されたのに、無視です!


本来なら、「何してくれとんねん!」と言って、

別の角度から経済産業省に物申すべきでしょ?

東京電力の前を街宣車で囲むぐらいのことは

当然やると思っていたんですけどね。


「福島の人は、オマエらにそんなことを

してほしいと思ってない!迷惑だぞ!」


そんなふうにスピーカーで叫んでいました。

このテントには、福島から来た人が山ほど

いるというのに、現状を知らないんでしょうか?


経済産業省の前を、日本国民が抗議のために

占拠していることより、韓国人が竹島を不法に

占拠していることの方が問題でしょう?


優先順位を考えてほしい!


竹島は韓国にプレゼントするから、それよりも

経済産業省のおっしゃる通りにするべきだと。

いろんなデータを無視して、安全だと信じて、

福島で病気の人が出たら、その時はその時。

黙って原発を動かし、もう一度事故を起こして、

日本を終わらせたいって言うのなら、抗議を

すればいいと思います。


何か言い分があるのであれば、ぜひ聞きたい。

右翼だとか、左翼だとか、今は、そんなことで

争いをしている時間はない! こうしている間に

福島の人は、どんどんリスクを増やしている!


なので、今日はテントの中がどうなっているか、

皆さんにご覧いただこうと思うんですけれども。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG071


テントの中には、アーティストの人が作った

大きな幕があって、そこには「子供を守る」。

そんな強い意志がありました。


手前には、電気のつかないコタツがあって、

みんなでここに足を入れながら、手作りで

ポスターやワッペンなどを作っていました。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG075


「ふくしま志縁(支援)」。


政治が動かなければ、福島は助けられない!

民間のボランティアの力では限界があります。

だから、この人たちは訴えているのですが・・・。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG073


中には、全国から寄せられた支援物資があり、

水やジュース、カップラーメンなどは、テントで

抗議をする人たちに喜ばれます。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG072


放射能に関する、さまざまな本。


こちらも、全国から自然と集まってきたもの。

その下には、抗議デモのチラシなどがあって、

さまざまな情報交換が可能になっています。


3月11日以降、僕のように放射能の問題を

市民レベルで研究する「市民研究家」も多く

生まれたと思いますが、そんな人たちが知識を

深め合ったりすることもできるスペースでもある。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG076


このコタツで、「こんなデータがありました」

話し合うことで、より現実を理解できるのです。

中には、大袈裟なデータもあるかもしれないけど、

複数のデータを見ることで、どれくらいの幅があり、

どう伝えていけばいいのかが、わかってきます。


ちなみに、このブログでお伝えしている情報も、

さまざまなデータを見た上で、僕が「これくらいが

妥当ではないのか」と思うレベルで話をしており、

もっと大袈裟な資料もあるし、もっと過小評価を

している資料もあります。


ただ、一つだけ言えることがあるとするならば、

政府や御用学者が言っている「低線量なら、

被曝しても大丈夫だ」という話は、絶対にウソ!

まだそんな話を信じているなら、今すぐ図書館で

勉強してこいって話です。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG074


ちなみに、このテント村の電気は、太陽光発電。

電気をつけると、明るすぎて写真が撮れないので

消してもらいましたが、コタツの電気はつかなくても

電気はつくので、普通に生活することができます。


今はLEDライトという、電球より少ない電力で

電球より明るく照らせるものが普及しています。

そんな時代に、「原子力」などという50年近く前の

エネルギーが必要なのだろうかと、僕は思います。


考えが古すぎる!


あんな捨てられないゴミしか出さず、事故ったら

国が崩壊するレベルのエネルギーを、どうしたら

「未来のエネルギー」だと考えられるのでしょう?

そんな時代錯誤のバカは、「昭和脳」と呼ぶべき!


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-DRG077


ちなみに、意外だと思うかもしれませんが、

僕がお邪魔したテントの管理を任されている

人物が、この写真のカレなんですけれども・・・。


現在、中学3年生です。


自分の意志で、ここに来ているそうなのですが、

無関心な大人以上に、子供たちが未来のことを

考えているというのが、この日本の現実なんです。

そういえば、藤波心ちゃんも、中学3年生ですしね。


大人がクソ。


そうです。さっきからスピーカーを鳴らしながら、

「潰すぞ、コノヤロー!」と言ってるのも大人。

福島の子供の健康は無視して、利権のために

原発を動かすと言っているバカな大臣も大人・・・。

もちろん、「どうせプロ市民の集まりだろう」

無関心を決め込み、通り過ぎる人も「大人」です。


大人たちが無関心だから、

中学生が立ち上がっている!


一体、何なんでしょうか、この国は?

むしろ、大人ではなく、子供に国を任せた方が

いいんじゃないかとさえ思えてくる始末です!


そして、この現状をメディアは伝えません。

大人がダメだから、中学生が立ち上がっている。

こういうことこそ、ドキュメンタリー番組で追うべき。

しかし、大人たちが作るテレビ局の人は言います。


「コンプライアンス的に、

うちでは取り扱えない。」


そんなテレビを誰が見るんでしょうか?

まぁ、無関心な大人が見るんでしょうけれども。

子供がテレビを見ないのは、健全なことでしょう。

時代を読めない大人には、なりたくないもんです。