皆さんは、何かスポーツをするでしょうか?
僕は、こう見えて、サッカーをやるのが好きなので、
そろそろ暖かくなってきたし、メタボ解消のためにも、
体を動かそうかと思っているんですけれども・・・。
そんなサッカー好きの男にとって、今年、最も大きな
イベントと言えるのが、「ワールドカップ」であります。
思えば、4年前のワールドカップは、「急にボールが
来たので」(QBK)の柳沢選手によるショートコント、
「ごっつぁんゴールを、あえてアウトサイドで蹴って、
キーパーの股を抜いて、しかもゴールを外す」という
ある意味、普通にゴールするよりも難しいテクニックで、
お茶の間に大爆笑をもたらしてくれたんですが・・・。
あの試合をキッカケに、日本代表はリーグ敗退し、
世界のナカタこと、中田英寿さんが体育座りで泣いて、
ニートになっちゃったんですよね。
「自分探しの旅」と題し、ニートになって、早4年。
あのままサッカー選手を続けていれば、今度こそ、
岡田ジャパンのもと、「世界のベスト4」とやらに
挑戦できたかもしれないのに、中田英寿さんは今、
何をやっているのでしょうか?
実は先日、原宿駅の近くに、中田英寿さんがニートとして
旅をしていた成果が見られる「ナカタ・ドットネットカフェ」が
オープンしたという情報を聞きつけ、さっそく原宿まで
行ってきたわけなんですけれども・・・。
原宿駅を降りると、目の前の横断歩道の向こうで、
ちょっとした人だかりができていたんですね。
何だろうと思って、よく見てみたら・・・。
「ぬこ」がいました。
まるで、日光の「眠り猫」のような、おとなしく眠る
猫なんですけれども、本物なので、たまに動きます。
そして、その裏側を見たら、もっと大変なことに!
生まれたての「ぬこ」。
3匹ぐらいが、かわいらしく並んで寝ていました。
そのため、この様子を見た、原宿を歩くオシャレな
ガールズの皆さんが、キャッキャッ言いながら
写メールを撮っていて、ここらへんは大混雑!
ただでも混雑するゴールデンウィークの原宿で、
ただでも混雑する原宿駅前の交差点の信号で、
あえて、生まれたての「ぬこ」を見せて、さらなる
大混雑を引き起こす!
どうやら、自然に猫がそうなったのではなく、
この赤いユニフォームを着たオッサンが人工的に
猫を置いているようなんですが、通りすがりの女子が
キャッキャッ言う姿を、笑いながら見つめていました。
ちょっとしたプロデューサー気取り。
猫が好きでも何でもない僕には、ただの迷惑でしか
ないんですけれども、ゴールデンウィークにはるばる
原宿までやってきて、かわいい「ぬこ」を置いちゃうとか、
これをキッカケに、ナンパしようとでも思ったんでしょうね。
せっかくなので、僕も下半身にある
かわいいヤツも、原宿の駅前を歩く
女子たちに見せつけてやろうと思います。
えぇ、そんなことをしたら、翌日から『チダイズム』が
お休みになりますけどね。さて、そろそろ話を戻して、
ニート日本代表の中田英寿さんの話題ですよ。
原宿にオープンした、「ナカタ・ドットネットカフェ」。
駐車場の上に、期間限定オープンしているので、
土地代は、かなり安く抑えられたと思われます。
超オシャレな外観ですが、それ以上にオシャレな
内装なので、中に入るとビックリさせられます。
デートで使える!
かなりセンスの良い建物であることは確かです。
しかも、ワールドカップ期間中は、巨大スクリーンで
サッカーの試合を映し出したりしちゃうそうで・・・。
確実に盛り上がる!
4年前の今頃も、まったく同じカフェが存在したので、
「もういいだろ、どうせニートなんだし!」みたいに
なっているんでしょうか、まったく知名度もなければ、
話題にもなっていないんですが・・・。
「今年は、ここに入り浸るぜ!」
僕は全力で気に入りました!
もちろん、中田英寿さんからお金をもらっている
わけでもないので、ダメな店だったら、「これだから
ニートは困るよ!」ぐらいに言っているところですが、
いいお店なんだから仕方がない。
肝心のメニューもまた、どれもこれもおいしくて、
それをセレクトしたのは、もちろん、ニートの中田さん。
世界各国を、そして、この企画のために日本全国を
旅した末に、見つけた品々を紹介しておられます。
例えば、こちら・・・。
世界のナカタさんが出会った
「Kiss」がコンセプトのワイン。
いくら「Kiss」がコンセプトだって、女子に向かって、
そんなウンチクを垂れた瞬間、「何なの、この人?
私を酔わせてキスする気? ブサイクのくせに!」と
思われるだけなんですが、何を血迷ってしまったのか、
中田英寿さんによる、写真付きのウンチクブックが!
「さっすが、世界のナカタさんやで!」
さらには、ワインだけでなく、ちょっとしたメニューに、
日本中を旅して出会ったという、こんなものまで・・・。
昭ちゃんコロッケ。
このコロッケに出会うために、わざわざ山口県だか
そこらへんに出かけたという話もあり、しかも丁寧に、
その時のエピソードを、写真付きウンチクブックに!
えぇ、料理にいちいちウンチクが入ります。
「さっすが、世界のナカタさんやで!」
さらに、極めつけが、コチラでございます。
提供されるまでに、お時間が30分ほどかかるという
ニートの中田さんがオススメの、コチラの商品!
ニートの中田さんが日本中を
旅した末に、奇跡的に出会った
「究極のたまごかけごはん」。
お値段、1200円。
普通の日本人には、たかだか「たまごかけごはん」に
1200円もかけるという神経がわからないと思いますが、
お金持ちのニートになると、そこらへんが違います。
「さっすが、世界のナカタさんやで!」
ちなみに、「たまごかけごはん」が驚異の金額なので、
全体的に高い印象を与えているかもしれませんけど、
普通のカフェと変わらない金額設定になっているので、
「たまごかけごはん」だけが、おかしなことになっていると
思っていただければいいかと思います。
この「ナカタ・ドットネットカフェ」では、食べ残した場合、
こちらのカードを店員に見せることになっているんです。
このカードは、いわゆる「ごめんなさいカード」であり、
食べ残しちゃったので、「アフリカの子供たちのために、
1回分の給食の金額、24円を払います」という意志を
示すためのカード。
飽食の日本では、食べ残すことに抵抗がない人も
多いと思うんですが、その一方で、アフリカの子供たちが
飢餓に苦しんでいるのは事実。こんな小さなカードから、
日本人の意識が変わり、ボランティアに貢献できるのなら、
なかなか面白いかもしれません。
ちなみに、僕は料理を残さずにおいしくいただきましたが、
カードの写真を撮って、テーブルに置いておいたために、
店員さんに、「ご協力いただけるんですね?」と言われて、
思わず、「あ、はい」と言ってしまい、24円払いました。
「さっすが、世界のナカタさんやで!」
そんな「ナカタ・ドットネットカフェ」は、ワールドカップが
終わるまではオープンしているそうなので、一度ぐらい、
遊びに行ってみる価値は、ありそうです。
皆さん、いかがでしょうか?