生徒さん全員に目指して欲しい音があります。
それは「美しい音」。
雑な演奏、適当な演奏、汚い音…
私はとても嫌いなのです。
もちろん、みんな大絶賛成長中ですので、
まだ諸々を知らないゆえの「美しくない音」
が出るのは当然のこと。
間違うことも多いし、何度やっても上手く
できなくてイライラしてピアノに当たったりね。
そんなこともあるでしょう。
ふざけてテキトーな音の出し方になったりも
すること、ありますあります。
にんげんだもの。
美しくない音をたくさん出して、自分の耳で
聴いて、どうやったらきれいな演奏になるか
良く考えて練習する。
レッスンで先生に言われることに、良く耳を
傾けてみる。
家に帰って、それを反芻しながらまた練習
に励む。
…その繰り返しで、ようやく少し上達するの
です。誰しも急に上手くなるってナイ。
「美しい音」を出すために必要なことは
山ほどありますね。
・美しい演奏を聴く
・良い演奏の仕方を観察する
・その演奏を真似てみる
・きれいな音とそうでない音の違いを把握する
・声に出して歌う
・歌う心を忘れない
・自分の出す音を良く聴く
・良いフォームを目指す
・楽譜を良く読む
・わからないことは調べる
・ゆっくり確実に演奏できるまで速く弾かない
・一度成功したからといって油断しない
・何度も根気よく繰り返し練習する
・できるだけ毎日練習する
・失敗しても諦めない粘着質な精神を常備
・元気で明るく練習に励む
・自暴自棄になった時は気分転換
・美しいものをたくさん観る
・めげそうになったら誰かに愚痴る
・泣きたいときは泣く
・気持ちの切り替えを上手くする
・褒められたら素直に喜ぶ
・注意されたら素直に直す
・本番前は練習し過ぎに注意
・人前で演奏する経験を積む
・録音して自分の演奏を客観的に分析する
・その時に身に付けるべきことを吸収する
・チャンスは逃さない
・10年、15年続ける覚悟を持つ
・習えることへの感謝を忘れない
…などなど。
私自身の解釈が多分に含まれていますが、
共感してくださる方もいらっしゃるのでは
ないかと勝手に想像しております。
しかしながら、これらを全て毎日実行する
のは難しい。本当に難しい。
私にとってもこれらは永遠の課題です。
だからこそ、生徒さんとともに苦楽を共に
したいと思うのです。
芸術に終わりなし。
一つ目標を達成したら、すぐ次の目標が
目の前に現れる。歩みはずっと続きます。
「美しさ」を求める心があれば生きる意味
を忘れずにいられる。
希望を持って生きることが、きっとできる
はずだから。
音楽は生きるための力になるからね。
今回発表会に出た子も出なかった子も、
みんな成長しています。
冬の厳しい寒さに耐えた樹々が、芽を出し
花を咲かせる…春。
一日で結果が出るような簡単な道のりでは
ないけれど、ピアノも歌もこんなふうに続けて
いれば、素敵な花を咲かせることができる。
必ず咲かせることができると信じています。
新年度が本格的に始まりました。
今年も張り切って参りましょう。
元気よくね♡
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