先日の日曜日に、娘の衣装合わせをしました。
ついこないだまでは入ると確信していたドレス
が、ぱっつんぱっつんでした(´;ω;｀)。
（参考記事「わらおうよ」）
娘のJはピンクが大好き。
服のサイズは大人と対等になって来たけれど、
まだジュニア風ドレスデザインでないとしっくり
来ないのです。
私のドレスではなんだか似合わないのですね。
そこに、妙齢のワタシとティーンエイジャーの娘
との諸々の大きな違いを感じます。
日曜日の夕方入らないとわかった時点で、SNSで
「Jが発表会で着る予定のドレスが、入らない！」
と呟きましたらば、これがもうお友達のみなさんが
「やすこ先生！私の貸しますよ(^^♪」
「成長の証ですね♡喜ばしいではありませんか」
…と嬉しいお言葉をたくさん頂戴しました。
親しい友人は、直接メールで
「赤いワンピースあるよ、どう？」
「Jちゃんに似合いそうなドレス、あるよ～」
と連絡してくれました。
なんとありがたく、心強い友たちであることか。
母は胸が熱くなったのでした。
…みなさんからの嬉しいお気持ちをしっかりと
受け取りつつ…はて、困ったなぁと…。
重度の知的障害を伴う自閉症児である娘は、
急な予定変更を受け容れがたく、うまく変更を
伝えないとパニックになることもあります。
それも安定しているときなら良いですが、
体調が良くなかったり、気持ちがざわざわして
いるときですと、伝わってもうまく心の中で
その情報を処理できずに混乱することも多々
あります。
扱いが難しい自閉症児。でも根っこは素直。
ただ、定型発達児と同じような対応では、
上手く生きられないのも事実です。
母として彼女をずっと見守っていて、恐らく
彼女が今回着るんだと思っていたドレスが
着られないとなると、少々なにかざわつきが
ありそうで…ドレスを変更するまでに本人に
聞いてみました。
「Jさん、ドレスさぁ、ちょっと入らないから、
違うのでもいいかな～？」
「・・・・・・。（ちょっと意味がわからなそう）」
「あのね、Jさんはすごくお姉さんになったから
ピンクのドレス、着られないんだよ。
ピンクのじゃなくてもいい？」
「…ピンクがいいの。」
「みずいろはどう？」
「ピンクがいいの。」
ああやはり。そうであったか。
娘は幸せピンク色のドレスがいいのです。
譲れない色、それがピンクちゃん。
母は、そうかわかったよと返事をしつつ、
内心大汗を掻いておりました。
日曜の真夜中、ごそごそと家じゅうのタンスを
漁り…ピンクを数種類なんとか見繕いました。
母のドレスの中でなにかないかと。
パニエもっさもさのお姫様ドレスはムリ。
トレーン付きも。
かと言って、ストンとしたマーメイドドレスも。。
Aラインでかわいい系がないかと思いましたが、
ありませぬ。ないものはナイ。
そこで少しサイズはダボつくかもですが、コレを。
桜色のシフォンが数層に重なったワンピース
に、オーガンジーのカーディガン。
少しキラキラスパンコールが付いています。
ふわふわもふもふは、季節外れかも知れない
けれど、まだ寒いしね。
Jにむしられそうな気もしますが(^_^;)、まま
これで妥協していただこうと思います。
優しいお気持ち、たくさん寄せていただき
本当にありがとうございます。
そして、毎回非常用のワンピースも用意して
おくのですが、SNSの先生友達の投稿から
これがきっといい！とビビッときて即買い。
merlot（メルロー）のビッグ音符柄ワンピース
です。
はてさて、ナントカ間に合いそうです。
娘にはこれでなんとか妥協してもらいます。
もらわないと母は困ります（笑）。
…ちなみに、私も色違いで当日着るつもりデス。
（小さい声で）
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