小学1年生のAちゃん。
明るく活発で、おしゃべりも大好きな生徒さんです。
私のやることをよ~く観ています。
そしてレッスン室の変化にも敏感で、なにか先週と
変わった点があると教えてくれます(o^―^o)。
昨日は祝日でしたが、弾き合い会前なので
何人かレッスンいたしました。
Aちゃんもママと一緒に元気に来ましたよ。
Aちゃんは左利き。
だけど、ピアノは初歩から右手でメロディを奏でる
ことが多いですね。
アプリも右利き用に作られていることが多い。
Aちゃんは普段の生活の中でも、ちょっと動作が
しづらいこと…あるんじゃないかな?
でもピアノも音楽も大好きだから、演奏するため
の努力を地道にしています。
Aちゃんは最近両手奏に入りました。
発表会でも両手奏を披露してくれます。
2曲演奏してくれる予定で、毎日一所懸命練習して
います。頑張り屋さん♡
でもまだ両手奏に慣れない。そりゃそうだ。
しかも、指の付け根の可動域がまだ狭いため
(これは初歩の生徒さんみんなそうですね)、
ピアノを弾く時に手首を固めて、力で押してしまう。
結果、指の付け根をしっかり動かさないで、手や腕
で一直線に硬く弾いてしまう。
…ここをどうするか。
私のお手本を見せてAちゃんの指の動きとの違いを
わかってもらう。
もしくはAちゃんの手指に私のを重ねて動きを体感
してもらう。→一人でその動きができるようにする。。
しかし、その違いを理解しても実際に同じ動きを即
できるかというとそうではない。
それもそうだ。
かなり意識して指の付け根を動かす訓練を重ねな
ければ、これはできないもの。
普段の生活の中で、付け根から上下に動かすこと
ってまずないんじゃないかな?
だから、ピアノを弾くためにいきなり可動域を広げて
云々とアプローチしたって、すぐにできる子はいない。
昔私たちが子供だった頃、指をしっかり上げて~
下ろして~とさんざん指導されました。
今はそういう指導法は…とアレコレ言われていますね。
その、立てすぎ降り下ろし過ぎという動作とはちょっと
違うのですが、指の付け根から上下にしっかり動かせ
ないとピアノを弾くには非常に効率が悪い気がする
のです。
手首、肘、腕、を固めて弾いてしまうのは、指の付け根
を動かすという意識が足りないから。
また意識が育って来ても、付け根の動きの自由度が
得られないから。
結果、とっても力を入れた状態で打鍵するんですね。
これは疲れるし効率も良くない。
早い段階で、無駄な力を抜くコツや指の付け根への
意識を育てていくことが重要かと思います。
私の親友である中嶋恵美子先生が、
この「指の付け根の可動域を増やす重要性」について
語ってくれています。
今まで私も、どうやってこの”手首と腕の力で押して
弾いてしまう”現象を解決したらいいだろうかと、
暗中模索してきました。
自分ではできることを生徒さんにわからせるのは、
至難の業。
↑これは昨年6月に中嶋先生から依頼されて製作した
腕のせ&手指の良いフォームのための教具です。
先日やっと納品できました。
この教具をどう活用しているかを、中嶋先生が
詳しい説明とともに伝えてくださいました。
私は依頼の内容を具体的に形にしたまでなので、
どういう目的で使用するのかがわかりませんでした。
中嶋先生が(これはFacebookの動画付きの投稿より)
アップしてくださったアプローチ方法。
さらには御著書「あきらめないで!ピアノ・レッスン」
の中で紹介されているアプローチ例が大きなヒントに
なり、無駄な力を抜きつつ指を動かすコツを、より
深く知ることができました。
理解が早い子もいますし、時間のかかる子もいます。
こちらのアプローチ次第で早めに理解が進むので
あれば、私の方でよりわかりやすい方法を用意して
おく必要があります。
これまでも伝えてきたつもりのことですが、もっと
生徒さんたちにわかりやすく伝えたい。
そのための、こちらの引き出しを上手に増やして
いきたいと…思っています。
この教具、私も自分の生徒さん用に作ります。
ただし…来月の発表会が終わってから。(^-^;
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おかげさまで取り扱いの数は16種類となりました。
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