ここのところお休みがちだった、小学2年生のKちゃん。
昨日は久しぶりにレッスンで会えて、嬉しかったです。
ピアノがキライになったわけでもなく、私のことやレッスンが
嫌いになったわけでもないんです。
でもピアノの練習が少し遠のいてしまったようで、少し残念。
あまりそこを責めても、Kちゃんの場合はあまり良くないなと
感じましたので、そこは今はあまり触れずに。
「おっ、Kちゃん。元気だった?先生、会えて嬉しいよ~(^^♪。」
音感が鋭くて、耳がイイ。
楽譜も記号も、読みも意味もばっちり覚えています。
記憶力も抜群に良いのです。
(でも今はちょっと忘れちゃったかな…)
本来は自由になんでもやりたい派のKちゃん。
作曲も、即興演奏も、レッスンの流れも、Kちゃんがキメタイ。
束縛されたり、こちらから提示したことをそのままやるのが
嫌なんですね。
そうは言っても、ここは音楽教室ですから、さりげなく主導権は
私が握っております(*´艸`*)。
手綱をKちゃんに持たせている…と思わせつつ~実際はこちらが
握っています。
その駆け引きが難しいですね。でも楽しいです。
「学ぶ」って「遊ぶ」と密接に繋がっている気がしますから。
表裏一体ではないでしょうか。その二つの要素は切り離せない。
人間、幼いころに遊んで遊びこんで物事を覚えて行きますよね。
ピアノを習うことも、どこかに「遊ぶ」感覚がないと身に付きにくい
のかも知れません。
遊び弾き、大人も子供も楽しいですよね。
もちろん真面目に難題に取り組むことも大切ですが。
遊びの中から、楽しさが生まれ、楽しいと自然にその感覚を
何度も味わいたなると思うんです。
楽しいことは繰り返したい。
Kちゃんには、その楽しい遊びをまだまだ経験していって欲しいと
思っています。
ただし、これは甘やかしているわけではありません。
Kちゃんの場合はまだ厳しく教える段階ではないと感じますし、
Kちゃんの性格・特性を見ていて無理強いしては逆効果だから。
その生徒さんにより、またその時々の反応を見て、最善であろう
アプローチを提示したいものです。
さて、久しぶりにニコニコでやって来たKちゃん。
久しぶりのレッスンで私とピアノを初見で弾くことにしました。
「がくふの読み方~、わ~すれちゃった~ぁ!」
とあっけらかんと言うKちゃん。
しかしその言葉と表情の裏に、そう言ったら私がどんな反応を
するかなと伺っているフシが見えます。
人の心の動きにとても敏感なんですね。
ここで私が、
「え~~!なんで~わすれちゃったの。ダメじゃない。」
…などと言っては、Kちゃんには全くの逆効果。
本心は(もったいない~忘れちゃったなんて)と思っていつつも、
「あら~ぁ、そうなんだ。じゃ、一緒に読もうよ、読めるよ。
大丈夫~」
と笑顔で返事をし、じゃ、なんの曲にする?と楽譜をピックアップ。
KちゃんはYouTubeでいつも聴いている、大好きな曲を演奏した
かったようですが、残念!その曲は先生も知らないし、楽譜も
ないなぁ。
・・ということで、ディズニー連弾曲集から「星に願いを」を。
ト長調のアレンジです。
ここ半年くらいでKちゃんは、やっと連弾させてくれるようになり、
私は実は毎回連弾に成功するたびに、心の中でガッツポーズ。
基本、自分の好きなペースで弾きたいKちゃんは、そこに人の
音を入れなくないんですね。
連弾すると、止まれないということを知っているせいもあります。
実際は私はいくらでも止まってもいいと思っているのですが。
Kちゃんは、止まるのも間違えるのもキライ。
だから、ここ最近の連弾OKには本当に感動しているのです。
しかしここであまり私が大げさに(と言うか本当に)喜んでしまうと、
Kちゃんのことです、「じゃ、や~んない。」と心変わりしちゃう。
なので、嬉しいよの気持ちはほどほどな表現にとどめています。
「星に願いを」を8小節目まで弾いて、上手!できるじゃない、
読めるじゃない?大丈夫、覚えてるよKちゃんは~と、
褒めたところで、楽器作りに切り替え。
時々Kちゃんと手作り楽器を作ります。
今回はキットを使って~
エイサー太鼓を作りました。これは私のものです。
Kちゃん、凝って上手に作ったのに、写真はダメ~と。
残念。ただし、Kちゃんがその場で叩いてくれた音だけは録音させて
くれましたので、ご紹介しますね。
大好きな曲をエイサー太鼓で演奏(^^♪
ただし私には何の曲かさっぱりわかりませんでした(^_^;)。
何かを叩くって一番原始的で、心躍りますね。
Kちゃん、出来上がった太鼓を15分くらい叩いてご満悦。
打楽器っていいねえ。楽しいねえ。
実はこの太鼓は前回と今回の2回にわたって作りました。
太鼓本体のひもを巻き付けるのに時間がかかったので、
1回では終わらなかったんですね。
今までは、1回で完結しないと気が済まなかったKちゃん。
今回は完結しなかったことに不満を持ちつつも、続きはまた今度!
と受け入れてくれました。おお、成長したね。素晴らしい。
太鼓を作って遊んだあと、次の楽器は~と予告しました。
先週のブログでご紹介しました「チャルメラ2」です。
これを私が吹いて聴かせました。
こういう音だよ~って。
…したら、Kちゃん耳をふさいで
「うるさ~い!K、この楽器作りたくな~い!」
と不評をいただきまして。(´;ω;`)
ダブルリードのチャルメラ2、ぶっといストローで作ったのが
不評の原因でした。チャルメラ1は、細いストローでしたので
Kちゃんは気に入ってくれたのですが。
2は、ぶっといストローのおかげでものすごくでかい音がします。
が、死ぬほど怖い音ではありません。
私の計算違い…Kちゃん、この音はキライだと。
そうだよね、先生も大型の金管楽器とかの音色は苦手な方
だよ。
初めて楽器作りをお断りされました。仕方ないよね。
みんな好きな音、苦手な音、それぞれあるものね。
自分にとっては心地よく感じない音もあるのだと、気づくことも
大切かなとも…先生はレッスンが終わった後、思ったよ。
だからこそ、心地よいと感じる音を大事にして欲しいとも。
Kちゃん、好きな音、好きな演奏をこれからも探していこうね。
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