生徒さんに、時々ごほうびをちょこっと差し上げています。
それは、はなまるカードにハンコを50個貯めたとき、
または、ピアノ練習表で3000点達成した時(300時間練習)、
はたまた、グレードに合格した時。
ごほうびボックスの中には、子供から大人までの生徒さんが
好きそうなものをいろいろ入れています。
風変わりなところでは、私の育てた植物(ミニサイズ)や、
私の好きな天然石の小さな石など。
この小さな多肉ちゃんもそうです。
セダム系の多肉ちゃん。お花がちょこっと咲きました。3輪ほど。
これを手のひらサイズの鉢にいくつも増やして、時々ごほうびの
一つとして玄関に置いておくのです。
ああ、以前他の多肉ちゃんを全員に押し売り(笑)したことも
ありました。
育てたくない生徒さんはアレですが、お好きだったら差し上げます~
と言ったらみんな嬉しそうに持って行ってくれました。
お家ですくすく育っていると、報告してくれます。
話が多肉ちゃんに逸れましたが(;^ω^)、そう、ごほうびのお話です。
昨日のレッスンでも4名の生徒さんがごほうびをめでたくゲット。
みんな嬉しそうでした。
ボール、サイコロ、下敷き、折り紙。
練習の成果が実って、ごほうびをもらえるって嬉しいですね。
私は決して物で釣るつもりでしているわけではないですが、
でも、頑張った証を目に見える形でもらえたら嬉しいかと。
大人もそうですものね。
でも一番のごほうびは、私が差し上げるものではないです。
それは、生徒さん一人一人が練習して心の中に得たもの。
私が差し上げる目に見えるごほうびは、それを具現化した
だけです。
目に見えないもの、それが音楽です。
それも聴くためだけではなく、自ら奏でるために一生懸命練習
したのですから、誰のものでもありません。
その生徒さんだけの心の宝物。
テクニックだけではなく、より美しい音の響かせ方や、より深い
音色の捉え方を学ぶ。
それは学べそうで学べない、得られそうで得られないものだと
私は思います。
音楽の楽しむ方法が増えるごとに、その人の音楽の世界観は
広がります。
深く掘り下げて考えたり、音に対しての愛情も増していくのでは
ないでしょうか。
そこにこそ、楽器を習う本当の意味があるのではと考えます。
一曲一曲丁寧に仕上げて行く過程は、平たんな道のりではない
ですね。
でもその苦労が少しずつ実っていきます。
それはとてもゆっくりで実った!と急激に変化を感じられるもの
ではないので、実感があまりないかも知れません。
できないことができるようになるたびに、例えばたった一小節
であっても納得のいく演奏ができたとき、道が開けます。
良い音を目指す手立てが増えた瞬間です。
その瞬間を一つずつ増やしていけることが、一番のごほうび
だと私は思います。
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