どんな指導者でありたいか。
私は無意識に毎日考え続けています。



私の尊敬する方はたくさんいますが、中でも心に響く言葉を
与えてくださる方がいます。
植松 努さん。
植松電機の社長さんです。
とても小さな会社ですけれど、日本のみならず世界中が注目
しています。

私は電機の会社のことはわかりませんし、ロケットを作る
難しさも苦労も知りません。
けれど、植松さんの生き方に非常に共感するのです。
(ご参考までに…植松さんのブログはこちら

・失敗して当たり前
・中途半端でいい、それは何もしない状態ではなくアクションを起こして
いる証拠だから。
・私たちは、あきらめることを知らないで生まれてきた
・「だめ」と言われるようなことこそ、子供は興味津々。
それが普通なんです。
・まずいと思ったら逃げる!それもアリです。

ぐっとくるお話です。
ご存じの方も多いと思いますが、TEDで植松さんがお話した時
の動画をここにご紹介します。




今回の記事のタイトルは「逃げ道も立派な道」とつけました。
私たち指導者は、ともすると生徒さんに高い要求をしてしまいます。
「これができるようになって!」
「できるようになったら、次はこれも!」
「ああ、そんな弾き方じゃなくて~」
高い位置から見下ろすような指導だと、そんな思いばかりが膨らみ
ますね。私も若いときはそんなマイナスな考えばかりが浮かんで、
イライラしていました。
でも、イライラしても生徒さんの気持ちや弾き方を良い方向へ
変えることはできません。

どれだけ心に余裕を持って、時には適度なルーズさも持ちつつ
生徒さんの気持ちを読んで対応していくことができるか。
失敗して当たり前。
失敗して生徒さんががっかりしても、自分はがっかりしないこと。
良かったところを、素直に惜しまずに褒めること。
生徒さんに逃げ道を作ってあげること。
その逃げ場所に、自分がなってあげること。

広い心で指導できるのは、生徒さんが自分の子ではないから。
我が子(=やんちゃ娘・J)に対しては、得てして親は冷静に
対応できないものだから…。(^_^;)
他人であるからこそ、冷静に穏やかな気持ちで受け入れることが
できるのではないかと、私は考えています。

決して諦めないで、受け止めること。
自分の範疇に囚われて、生徒さんを縛らないこと。
逃げても決して責めないこと。
それは言葉や表情など表面的な部分はもちろんのこと、
見えない心の中でも責めない、それが一番重要です。
子供は、その感情を察知するものだから。
マイナス感情は抱いているだけで伝わるし、その感情に囚われて
いると先生自身が自覚して気持ちを変えない限り、生徒さんも
変わらないと思います。

どこまでも子供の可能性を信じて、決して潰さないこと。
その信念を持って指導法を試行錯誤していくならば、
生徒さんは必ず心を開いてくれます。
心を許してくれるようになると、レッスンも少しずつスムーズに
なっていきます。
子供に媚びる態度と取るという意味ではなく。
かつ、こちらが威圧的に接することでもなく。

心を開いてくれるまで時間がかかることもあるでしょう。
けれど、何か月何年経とうとも、指導者は諦めないで
隙あらば(=おっ、今は入る状態かもという隙です)いろんな
玉を投げてみると好反応が返ってきます。
必ず、返ってきます。

その方法は「こういう時、必ずこうすれば成功する」とは一概に
言えないのですが…。
そんな数式のような答えは、出せないですね。
生徒さんの個性は100人100様ですから。

今までの指導の経験値、さまざまなタイプの生徒さんとの
やり取りの中で自分が学んだこと、有効なアプローチ法を
たくさん用意しておくこと。

少しアツく語ってしまいましたが、私はそんな風な気持ちと
信念を持って、日々の指導をさせていただいています。



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