今年のレッスンは本日までです。
気が付けばあと数日で一年が終わるのですね。
(…まるで他人事(^_^;)…)
ゆっくりと講師としての自分の在り方を振り返ること、
できているかな?とふと思いました。


時間は容赦なく進んで行きます。
仕事のこと、家庭のこと、もろもろひっくるめて毎日が過ぎて
行きます。ともすると自分の立ち位置を見失いがちですが、
流されるままではなく、時々は振り返ることも必要ですね。

講師として、日々なにを求められているか…。
なにを問われているか。
私はそれにふさわしい人間だろうか。

演奏だけではなく、指導するにはそれに見合った技量が
求められます。
私は音楽短大出です。2年間音楽科・ピアノ専攻で学び、
その後新設されたばかりの専攻科に1年通いました。
短大出でも4大出でも、卒業した後が本当の勉強&修行だと
思います。

指導者として本当にやって行けるかどうかは、自分自身を
様々な方向から試して鍛えてみないとわかりません。
指導することと演奏だけすることは別物だからです。

演奏する技量、指導するための技量。
自分は難なくできることでも、できない=0の状態の生徒さんに
その技術を伝えて納得させることができるか否か。
押し付けではなく、噛み砕いて理解しやすいようにできるかどうか。
演奏する技術を持っているだけでは指導はできない。

そして、対峙する生徒さんの性格や傾向、生活状況などを把握した
上で、次のレッスンまでに何をどう課題として出すか。
生徒さんの努力をしっかりと認め、心から褒めることができるか。
時に厳しく突き放したり、叱ったりすることも必要ですし、そのあたりの
裁量も講師には欠かせません。

そして音楽に対するセンス、良い音楽を聴き分けるセンス。
さらには楽曲を選ぶだけでなく、裁量に任せるときにもセンスが
問われます。
ただなんとなく~ではなくて、自らの指導経験や学びの中から
その時一番最良なものを提示できるかどうか。
感情ではなく冷静な判断で、答えを出せるかどうか。
かと言って機械的ではなく、直感的なものも大事にしていきたい
ものです。人は機械ではないのですから。

一回一回のレッスンの中で、これだけのことが要求されるのだと…
これまでの経験からそんな風に分析しています。
猫のように柔軟に、犬のように忠実に…。
一人の人間として音楽に向き合う時と同じように、真摯な姿勢で
生徒さんと向き合える人、それが講師たるものかなと。
ちょっと偉そうですがそんな風に思いました。

技量、裁量、センス。
それらを保つために、私たちも日々努力を重ねています。
雑然とした日々の中にもそれらを磨くものは転がっていますね。
全ての出来事は、自分を磨く砥石であると感じます。
なるべく心に余裕を持って、なるべく心穏やかに、周囲で起こる
ことに対応していきたいものです。

来年も、私の力の及ぶ限り精一杯努力を重ねていきたいと
気持ちをあらたにしているところです。


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