土曜日は終日レッスン!
朝からふんかふんかと気合いを入れて、生徒さんを待ちます。
お一人目、小学校6年生のMちゃん…のはずが、来な~い。
アレ?としばし考えメールを読み返したら、今日は塾のテストで
お休みでした(^_^;)。
手帳にお休みと書きこむのをうっかり忘れたのです。
2日前にメールでその連絡がありました。
自分で自分に肩透かしを食らわせつつ…気を取り直して次の
生徒さん。
小学校5年生のSちゃん、パパと一緒にいらっしゃいました。
パパさんはプロのカメラマン。
毎年発表会の写真をお願いしています。
しっかりとレッスンしまして楽しく終わりました。
パパさんは先日、”スタインウェイ戦争”をあらき文庫から借りて
お家で読まれました。曰く、
「とても面白かったです。今度はこれを貸してください。」
と、樹原涼子先生の”ピアノを弾きたいあなたへ”を。
男性の視点って面白いですね。生徒さんだけでなく保護者の方も
本を借りていかれますが、ママさんたちとは違うところにツボがある
ようです。この本いいね!、と思うツボがね。
さて、午前中はこれでおしまい。
昼食をはさんで午後のレッスンに突入します。
午後のレッスンの3人目、小学校2年生のYちゃん。
Yちゃんの口ぐせが、私は好きです。
「できるもん!」
とっても負けず嫌いで、ちょっと難しいかな~とこちらが思う
ことでも、絶対ひるまないのですよね。
少し前に弟くんが生まれて、ママもパパも練習にお付き合い
くださるのは大変なこともあるでしょう。
Yちゃんの努力もあり、最近は一人で練習できてきました。
でもやはりさりげなくママもパパもサポートしてくださいます。
私としては、あまり難しい宿題は出さないように気を付けて
いますが、易しい曲で妥協しないのがYちゃんの流儀デス。
「Yちゃん、もし難しかったら、ここまででいいからね。」
と私が緩めにゴールを設定しようとしても、
「大丈夫!できるから。できるもん。」
と言いながら、その場で少し弾いています。
…いいですね♡その強気。
多少指がもつれても、できるもん!の超前向きな姿勢が
Yちゃんのやる気を膨らませます。
小悪魔先生のワタシが作った「ゆびのたいそう」も、
結構やりにくいものもあります。
だってそりゃ、やりにくくてなんぼのたいそうです。
楽曲で少しでも楽に弾けるようになるための、トレーニング
ですもの。
ただ、生徒さんによってまちまちな反応があります。
結構抵抗感なく弾ける子、結構手こずっている子。
Yちゃんは難しくても、ううん、できるもん!で乗り越える子。
めげないところが素晴らしい。
Yちゃん、その強い気持ちをずっと大事にしてね。