ピアノを学び始める時期は違っても、
(ピアノが弾きたい。)
と憧れる気持ちはみな同じ。
周りから言われたからではなく、自ら強くそう思った時が習い時です。
最近、ピアノを習い始めた生徒さん。
決して早いスタートではないのですが、とても健気に練習されます。
まずはレッスン自体に慣れないと、ですね。
レッスン室や、私という存在がどういうものか。
先生の前で弾く、それも一対一でというシチュエーションは、普段の
生活の中にはないでしょうから。
そして保護者の方とともに、「レッスンで何を持ち帰るか」を要領よく
学び、家庭では何をすべきかを考えて実践して欲しいのです。
とっても明るくて素直なHちゃん。
お目目もキラキラくりくりと輝いています。
でも、言葉遣いや先生に対する態度にも良く気を付けています。
「です」「ます」、
「はい」、
「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」
などの挨拶も、目を見てはっきりと。
お母様の躾も素晴らしいですね。
Hちゃん、私の前で弾く時に一番緊張していました。
そりゃ緊張しない人はいませんよね。
良い緊張感で、ベストを尽くすことも大事です。
でも、失敗を恐れないでね。
私のゆる~いキャラ(?!)にも、興味しんしんのご様子。
生徒さんが、過度に緊張しないように表情で言葉で態度で、
柔らかくフォローします。(しているつもりです(^_^;)
「Hちゃん、とっても良く練習しているね。素晴らしいです。
先生の前だと緊張するよね。でも失敗していいんだよ。
間違えて当たり前だから。みんなそう。」
言葉にしなくても、家でいっぱい失敗してると思います。
でも、レッスンでも失敗していいと伝えたかったのです。
先生の前だから、お母さんが横で聴いているから失敗したら
いけない…と思わないで欲しいのです。
それは、Hちゃんが一生懸命練習に取り組んでいるからこそ
言うのです。
練習不足の生徒さんには、違う言葉をかけますけれど(笑)。
でも、ちょっと見つけちゃって速攻口から出たことがあります。
「あくび禁止!」
…(^_^;)…ちっちゃなあくび、見ちゃった。
生理現象だから、イケナイわけじゃないけれど、レッスン中は
あくびは飲み込んでください。
あらき先生は、アタマの横と後ろにも目がついているからね~
と言ったら笑っていました。
その代りというか、弾いた後にため息はついていい。
残念の溜息じゃなくって、ほっとしたため息はね。
失敗を恐れず、真剣に取り組むべき時は全神経を集中させて
演奏に没頭できるように。
その時、無駄な力は抜くように。
そして緊張してもいいけれど、固くなりすぎないで演奏できるように。
…注文の多いセンセイですが、これからもどうぞよろしくね。
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