一つの音楽を作り上げるために、様々な工程が必要です。
ピアノを演奏するということは、複雑で難しい作業だと思います。
音を奏でるのはとても素敵なこと。
美しくスマートに演奏したいけれど、水面下では一生懸命努力の
積み重ねをしないといけない。
ちょっと特殊な訓練が必要だとも言えます。
楽譜を読む、声に出して歌う、ピアノで弾く。
そこまでたどりつくためには、いろいろ知っておかなければならない
ですね。
・音符や休符の種類や意味を知る
・音高や音価を知る
・記号の意味を理解する
・音程、リズムを正しく歌う
・良く聴くこと
・繰り返し歌うこと
・楽譜通りピアノで音を出す
・なるべく毎日練習すること
などなど。
そのために、先生の説明を聞いたりドリルやワークで書いたり
リズムはリズムの勉強をしたり、ソルフェージュで耳を鍛えたり
するわけです。
「おんがくかるた」もその一つ。
お正月明けから始めて、まだまだ私の教室では続けています。
繰り返し繰り返し、難しい記号も頭に入るまで。
まま、生徒さんが楽しくってやりたいから、という希望があるから
なのですが~(^_^;)。
ピアノの教本以外に出す課題も、多方面からあの手この手で
生徒さんの苦手を減らそうという、講師の作戦なのです。
ただ、それを知る&覚えるだけじゃ、音楽的な演奏はできない。
さらに、フレージングやアーティキュレーションを意識して
演奏に活かせるようにしなければいけません。
そして、取り組むその作品に込められた作曲者の意図を酌み、
時代背景を鑑みながら、あれこれ想像する、考える。
一曲を演奏するために、その作品をいったんばらばらにして
再構築する力をつけて欲しいのです。
分業するって、とても大切ですし必要な作業です。
【分業】…手分けして一つの仕事をすること。
演奏できる喜びは、単に技術的にできた!というものばかり
ではありませんね。
心からその一曲を理解し、感情移入して表現できたとき、
本当の喜びが生まれるのではないでしょうか。
そこまでたどりつくには、道のりは遠い。
私もその道を旅する一人です。
音楽という芸術は、奥が深くて、一生かかってもゴールには
たどりつけないかも知れない。
でも、より良い演奏をより良い音楽を求めて努力することが
私たちには許されているから…。
努力できる幸せを感じていられるような、過ごし方をしたい
と思うんです。
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2014年12月20日オープン!
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