小さなお子様にとって、手指の動きをコントロールするのは

難しいことですね。

ピアノを習いたいと私のレッスンに通うようになって数か月。

年少さんのSくんのワークブックから、今日はご紹介します。

ピアノを習い始めの生徒さんには、いきなりピアノに弾くための

動きを促したりはしません。

もちろんピアノに向かって遊び弾きもするし、リズム当てクイズや

音遊びなどいろいろするわけです。

打楽器を出して、曲に合わせて叩いたりもします。

子供はじっとしていられないもの。

じっとしていたら…ちょっと逆に心配です。

だから短い時間でくぎりながら、一つ、また一つ、と課題を

こなしていきます。

もちろん計画通りにはいかないことも多いですし、その日の

その子の気分や調子によって、直感で方向転換をしたりもします。

さて、年少さんのSくん。

昨日はママに大事な用があり、弟くんと行ってしまったので、

初めて私と一対一でレッスンしました。

いつもお家でできる宿題を出しますが

(ピアノの宿題2つ、リズムとソルフェージュ、そしてワークブック)、

最近お家で一番楽しいのが、このワークブック。

いきなりドレミが出てこず、まずは赤いものなあに?と

問いかけるページから始まります。

クレヨンでも色鉛筆でもOK。楽しくぬりえができたらいいよ。

そして時々えかきうたが出てきます。

ワークブックの宿題は4ページほど。

その中に「ペロペロキャンディ」があったのですが、

Sくんは4つもペロペロキャンディを描いてきてくれました。

なんと最初のキャンディは「あらきせんせい」(左端)。

二つ目は「ママ」、三つめは弟君、四つ目がSくんだと。

一つずつ色を変えて、味が違うんだよと説明してくれました。

先生は嬉しいです。ママには申し訳ないけど…(;´・ω・)。

嬉しくって、Sくんと一緒にレッスンでも

「ぐるぐるぐるぐるぐ~るぐる~♪…」と、歌いました。

何の色で描こうか、次はどんな絵が出てくるか。

どれみを色分けして塗ったり、この後は線なぞりがあります。

他の教材も魅力いっぱいですが、このワークブックの良いところ

は、課題が大きく見やすい&シンプルであること。

解りやすく…が幼児さんのレッスンでは重要ですね。

解るからやっていて楽しい!お歌も歌いながら絵も描ける。

ママと一緒にできる。先生からはなまるをもらえる。

一見遊んでいるようで、そうではないレッスンです。

脱線してる?というような場合も、それは脱線ではありません。

音楽を楽しいものだと認識できるように、まずは生徒さんの

”できる”、”できた!”を一つ一つ増やしていくことが一番大事

かなと思います。


サーベル社・おんぷのおえかきワークブック1 (えかきうたつき)



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