「先生、すみません。5分ほど遅れます。」
そのメールの後、ややあってHさんがお子様をだっこして
レッスンにいらっしゃいました。
遅れていらしたわけは、きっとHさんのお嬢さんMちゃんを
連れてこなければいけなかったからだと思います。
いつもはご自分の演奏に集中できるようにと、旦那様や
ご家族の方にお預けになってレッスンに来られるのですが、
昨日はMちゃんも一緒♪
いつもママと離れられる状況ばかりではないと思いますから…。
さて、1歳○か月のMちゃんは久しぶりに私のレッスン室に来て
きょとんとしていました。
(ここどこだっけ~?このヒトだれだっけ~?)
最初はそんな感じでいました。
ママのHさんはただいまモーツァルトのソナタを練習中。
最初のハノンから~のモーツァルトの演奏。
Mちゃんはおりこうさんで、お茶を飲みながらソファーに座って
ママのレッスンを観ていました。
そのうち、うずうずと…♡動き出しました。
20分くらい経った頃、ママの隣に座りたいと訴えました(笑)。
私は高さの低いスツールをママの横に並べ、足台をその前に。
そうするとMちゃんは満足げにママの横でピアノの鍵盤を
ぽろりんと弾きだしました。…か、かわいい♪
ママ曰く、
「先生、すみません。落ち着かなくって…。
でも、私が家でピアノを弾いているとこの子も私の弾き方を
真似するんですよ~。」
と嬉しそう。
たとえばアルベルティバスの動きを見ながら
(ママとおんなじかんじ~~)
と言いたげに指の動きをまねっこするそうです。
子供って、赤ちゃんでも良く見ていますね~。
そしてまねっこするのってすごいです。
人は、真似っこして覚えて自分のものにしていくのですから。
ソナタの最後のリピートをし、あと半ページで終わるという
一番盛り上がる箇所で、Mちゃんがママのおひざに乗って
来ました。
(あたちは、ままといっしょが いいの。)
そんな健気な気持ちで乗ってきたMちゃん。
かわいいったらありゃしない。
ママのHさんは
「あ”~もうちょっとで終わるのにィ~。
いいところで~ジャマが入ったァ~。先生すみません。」
いいではないですか。たまには母娘でピアノレッスン。
Mちゃん、グランドピアノデビューしました。
良かったね。ママと一緒がいいね。
ピアノの楽しさをママから教えてもらって、
大きくなるんだよ。
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