レッスンをスタートしてから2か月目の生徒さん。
その中に2名小さな音楽家さんがいらっしゃいます。
そのお一人、年長さんのSちゃん♪
雨上がりのまっさらな空のように晴れやかな笑顔で
レッスンに来てくれました。
昨日は雲一つない晴天。気持ちよくって思わず一枚撮りました。
さて、習い始めの生徒さんには覚えていただきたいことが
たくさんあります。
レッスンを始めるにあたって、保護者様に宛てて教室のお約束
をお渡しします。ここには教室規約や、個人レッスンをお互いに
気持ちよく進めていくための基本的なお約束を明記しています。
そしてレッスンの中では、生徒さんに
・レッスンの準備
・ごあいさつ (プラスお辞儀の仕方)
・先生のお話の聞き方
・声に出して歌うことの大切さ
・お返事の仕方 (できている場合は言いません)
・練習の仕方
…などなど、一つ一つ解りやすく伝えます。
付き添ってくださる保護者の方にもさらっと解説しながら、
楽しく進めていきます。
何が一番大事かと言うと、”レッスンに来るのが楽しい!”と
感じてもらえるようにすること。
さらには、先生からアプローチすることをお家で実践して、
練習の意味を幼いころから理解して欲しいのです。
こちらのSちゃんは音高とリズムが少しわかるようになって
きて、新しい曲が宿題に出るとおうちに帰ってすぐにやっちゃう
そうです。そのくらいのイキオイが…♡
いいですね♪練習でつまずきがないか心配する講師の予想を
かる~く超えていました。
何よりSちゃんの笑顔がキラキラ輝いて楽しそう。
花マルをもらうのも、次の宿題が出るのを待つ時間も嬉しそう。
先生も嬉しいな。一緒に頑張ろうね。
最初は慣れないことでも、練習していったらできた!嬉しい!
…という経験を積み重ねて行けたら、成功体験はもう生まれて
います。小さなハードルを越える努力は、やがて大きな力に
変わります。
その努力を厭わない気持ちを小さなころから養って行けば、
「ピアノって楽しいな」がずっと続くと思うのです。
習慣にしてしまえば、大きくなってもそんなに練習も苦にならない。
苦労は常にあると思いますが、乗り越えた後の「やったー♪」
を体感していれば大丈夫。
練習を習慣にする。良い意味でのクセをつけるんですね。
それは年をとっても同じ(笑)。
そして講師の私自身にも言えることです。
時間があまりない時でも、少しでもいいから練習しようという
意識は常に働いています。
(ヨシ。今10分あるからスケールができる。)
(5分でアルペジオができる。)
(おお、やりたかった新曲の譜読みができそう。)
時間は有限。だからオトナも子供も工夫して練習時間を
生み出すのです。
その努力を忘れなければ、オトナ子供関係なく上達します。
大丈夫。ゆっくりでも焦らず。
本当に大切なのは根底に「音楽大好き!」があること。
嫌々やっていることは長続きしません。
だから生徒さんには、みんな「音楽大好き!」の気持ちを
ずっと忘れないで練習をして欲しいと思います。
レッスンの時間内だけではなく、むしろお家で一人で
鍵盤と向かい合う時にしか学べないことは、
たくさんあるから…!
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