先週、小2のSちゃんと約束したんです。
ここ2週間、Sちゃんにはおうちでのレッスンで自分の演奏を
録音してきてねと言っていました。
そうして、ちゃんとSちゃんは録音して自分の演奏に
納得いくまで自分でダメ出ししながら練習を頑張ってきました。
私は褒めました。
なぜかというと、人から指摘されないのに自分でどこが良くないか
チェックして自分に厳しく練習できたから。
自分にダメ出しをする、結果凹んでもめげずに良い音を
目指して練習すること。なんて偉いんでしょう。
そして先週のレッスンにて、私が思いついたのが
「ねね、Sちゃん。先生も練習を録音(録画)するからさ、
見せ合いっこしようよ。一緒に頑張ろうね。」
とご提案しましたらば、
「うん、わかった!じゃ、録音してくる!」
と。
そう約束したのです。
生徒さんに「練習しなさいね」と言う講師こそ、一番練習すべき。
それなのに、日々の諸々に流されて…一番の練習不足。
言い訳なし!と生徒さんにビシバシ言っても、それは有言実行に
なりませんね。
だから、どんなに下手でも練習不足でもSちゃんに動画を
見せようと私は決心したのでした。
・・・ところが、昨日やっとウェブカメラにて録画できたのに
どういうわけかPCがネットに接続されず(←最近よくあった)、
しかもYouTubeに動画を挙げようとしても、できない。
ジタバタしているうちにタイムリミット。。
ああ、Sちゃん。ごめんなさい。
前日にはちゃんとお母様から、Sちゃんの動画を送っていただいたのに。
私は約束が果たせませんでした。
講師、失格です。。
だからというわけではありませんが、レッスン当日の昨日、
レッスン時間内で申し訳なかったのですが、講師演奏の2曲を
Sちゃんとお母様にその場で聴いていただきました。
そしてペナルティ(←勝手に私が設定しました)として、
「Sちゃん、先生の演奏に点数をつけてくれる?
講評も書いてね。」
と言いました。
Sちゃんが審査員、私が生徒です。
練習不足を評価されること・・・これほどオソロシイことはありません。
でも、これは私自身への自戒も込めてのこと。
はたして、Sちゃんは…。
1きょくめ、95てん。
「まん中(間奏)がよかった。こえが、たかいところが、もうちょっと。」
2きょくめ、100てん。
「ぜんぶいい。」
私が約束を果たせなかったというのに、Sちゃんは寛大です。
しかも、こんなに高得点をいただいてしまい、もったいないことです。
Sちゃん、ありがとう。
先生ももっと頑張るね。
みんなの前で胸を張って演奏できるように…。
言い訳ナシでいかないとね。
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