過日行いました「弾き合い会」。
発表会前に、みんなで集まって弾きっこ&聴きっこしようと
いう会です。
異年齢の生徒さんたちが集まって一緒に歌を練習するのも、
この時が初めて。特に初出演の生徒さんにとっては。
私が弾き合い会をする目的は、
・人の演奏を聴くことで良い刺激を受け、モチベーションアップに
つながるように。
・人前で演奏する難しさを知り、自分の演奏の長所と短所を
客観的に見つめていくことで、より向上心を高めていけるように。
・より積極的に練習に向かう気持ちを育ててもらうため。
…です。
ちょっとくどかったでしょうか。。。
目的が無ければ、そして生徒さんにプラスになることでなければ
「弾き合い会」をする意味はありません。
生徒さんそれぞれが何かを感じ、きっと大事なことを学べると
思うからこそ、お互いに弾き合い、聴きあう機会を設けるのです。
今回もその機会を経て、生徒さんたちは大きく成長したと感じます。
要するに、私はみんなに「感動」して欲しいのです。
お友達の演奏に、感動。
自分の演奏を褒めてもらって、感動。
今までの頑張りは無駄じゃなかった、と感動。
センセイに散々ダメ出しされ、発表会の曲取り上げられる寸前
だったけど、がむしゃらに頑張って弾けるようになったら、
先生もみんなも感動してくれたことに、感動。
「感動」は人の心を大きく動かします。
心が動くって、すごいことだと思うんです。
心が動いたら、行動に移しますよね。
今まで挑戦しなかった部分にも、真剣に取り組んでみたり。
(○○さんの演奏みたいに、かっこよく弾けるようになりたい)と、
ふつふつと野望(♡)が沸いてきたら、シメタものです。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
何が自分に必要なのか。
何をすればいいのか。またはしなくてはいけないのか。
心で「感動」を受け止めたら、頭の中でよーく考えて即行動!
そうしてこの二週間、ほとんどの生徒さんは大変上達しました。
上達すると、”あのできなかった頃”はもう遠い昔の出来事(笑)。
音に集中し、真剣さが増し、練習時間の確保もさらに工夫する
ようになりました。
保護者のみなさまも口を揃えておっしゃることには、
「先生、やっぱり弾き合い会から変わりました。」
と。
嬉しいですね。
「弾き合い会」効果、出ました。
ああ、そうそう。
みんなでお弁当を食べたり、お菓子の交換っこをしたり、
メッセージカードを書きっこしてポストに入れたり~も
楽しかったようです。
違う学校でも仲良しになったよ~と報告してくれた生徒さんも。
花束がかりを決めるじゃんけんで、チョットシタケンカがあり、
年長さん2人が泣いちゃって、それを上級生たちが助け舟を出して
最後には笑顔で解決、なんてこともありました。
一日、ドラマがありました。
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