過日行いました「弾き合い会」。

発表会前に、みんなで集まって弾きっこ&聴きっこしようと

いう会です。

異年齢の生徒さんたちが集まって一緒に歌を練習するのも、

この時が初めて。特に初出演の生徒さんにとっては。


私が弾き合い会をする目的は、

・人の演奏を聴くことで良い刺激を受け、モチベーションアップに

 つながるように。

・人前で演奏する難しさを知り、自分の演奏の長所と短所を

 客観的に見つめていくことで、より向上心を高めていけるように。

・より積極的に練習に向かう気持ちを育ててもらうため。


…です。


ちょっとくどかったでしょうか。。。

目的が無ければ、そして生徒さんにプラスになることでなければ

「弾き合い会」をする意味はありません。

生徒さんそれぞれが何かを感じ、きっと大事なことを学べると

思うからこそ、お互いに弾き合い、聴きあう機会を設けるのです。

今回もその機会を経て、生徒さんたちは大きく成長したと感じます。

要するに、私はみんなに「感動」して欲しいのです。

 お友達の演奏に、感動。

 自分の演奏を褒めてもらって、感動。

 今までの頑張りは無駄じゃなかった、と感動。

 センセイに散々ダメ出しされ、発表会の曲取り上げられる寸前

 だったけど、がむしゃらに頑張って弾けるようになったら、

 先生もみんなも感動してくれたことに、感動。


「感動」は人の心を大きく動かします。

心が動くって、すごいことだと思うんです。

心が動いたら、行動に移しますよね。

今まで挑戦しなかった部分にも、真剣に取り組んでみたり。

(○○さんの演奏みたいに、かっこよく弾けるようになりたい)と、

ふつふつと野望(♡)が沸いてきたら、シメタものです。

何が自分に必要なのか。

何をすればいいのか。またはしなくてはいけないのか。

心で「感動」を受け止めたら、頭の中でよーく考えて即行動!

そうしてこの二週間、ほとんどの生徒さんは大変上達しました。

上達すると、”あのできなかった頃”はもう遠い昔の出来事(笑)。

音に集中し、真剣さが増し、練習時間の確保もさらに工夫する

ようになりました。

保護者のみなさまも口を揃えておっしゃることには、

「先生、やっぱり弾き合い会から変わりました。」

と。

嬉しいですね。

「弾き合い会」効果、出ました。




ああ、そうそう。

みんなでお弁当を食べたり、お菓子の交換っこをしたり、

メッセージカードを書きっこしてポストに入れたり~も

楽しかったようです。

違う学校でも仲良しになったよ~と報告してくれた生徒さんも。

花束がかりを決めるじゃんけんで、チョットシタケンカがあり、

年長さん2人が泣いちゃって、それを上級生たちが助け舟を出して

最後には笑顔で解決、なんてこともありました。

一日、ドラマがありました。



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