まいど～
生きもの自然科学大好き
絵本講師のくがやよいです
先日の絵本講座のことを書きます。
あの日、帰り道で感じた爽快感の正体は......
何度も延期された講座を
無事終えることができてほっとした気持ちと
全力で やり切った感と
それから、
素敵なお母さんたちと出会えたからかもしれません。
この日の絵本講座は
A市の公立幼稚園の親子学級さんからのご依頼でした。
緊急事態宣言が出て、何度も延期されて
それでも諦めずに実施しようとしてくださり
事前に、絵本と読み聞かせに関するたくさんの疑問や質問を
まとめて送ってくださいました。
びっしりと書かれた文章を読んでいると、
うんうん、あるある、と頷けたり、
なんだか微笑ましかったり、
そうか、そういうところか、と悩んでおられることを知れたり、、、
私がそこから感じたのは、まぎれもなく
お子さんへのまっすぐな愛情 でした。
そんなお母さんたちの心のど真ん中に
火の玉ストレートを
全力で投げ込みたい！！！
またしても....点火
小学校の仕事の後、会場の下見に行くと
そこは明るくて風通しのいい広いお部屋でした。
講座のイメージを膨らませて迎えた当日は雨。
講座開始直前、隣市に気象警報が出ました。
隣市の小学校に通う小学生がいるお母さんたちは
子どもを迎えに行かなくてはならないようでした。
どうしよう・・・と携帯電話を握るお母さんを見て、
「私また来ますから、お子さん最優先で！」
.....つい、言うてしまいました。
一時間半、予定通り絵本講座をして、その後質疑応答。
いろんなご質問がありました。
そして、
その日最後まで居られなかったお母さんたちに
後日、補講という形で
スピンオフ講座をすることになりました。
講座の後、みんなで会場を片付けて、
一人のお母さんが
絵本が詰まった重たいスーツケースを
エレベーターのない公民館の
出口まで運んでくださいました。
（そのときの表情、力強さ、とても頼もしかったです....）
みんなで駐車場まで見送ってくださって、
「大雨の中、お子さんのお迎え大丈夫ですか？
どうか気を付けて」
と言うと、
「私たちは大丈夫です。先生こそ、雨の中、お気をつけて」
なんと優しい言葉‥‥
そして、
いただいたご感想と
後日のスピンオフ講座が、
とても、とても心に残るものになったのです。
（長くなるので...つづきます）
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