まいど~^^

絵本講師の くが やよいです。

 

 

夏本番!

一年生たちの朝顔もげんきげんき♪

 

 

 

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今月のおすすめ絵本は

だいすきな この一冊!

 

 

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『あさがお』

荒井真紀/文・絵

金の星社

 

 

 

またしても科学絵本ですが

この絵本は一味もふた味も違う。

 

 

まず、言葉が素晴らしい。

 

そして、もちろん絵も。

 

 

 

 

 

私、日本語が大好きです。

絵本の中の ほんの数ページに

プロの作家と編集者によって

選び抜かれた言葉が凝縮されています。

 

読めば読むほど

その奥深さや響きに魅了されてしまいます^^

 

 

 

そして、絵の力です。

この絵本は、あさがおの成長を描いた科学絵本ですが

植物や乗りもの、食べものや生きものなど

絵は、時に写真を凌駕します。

 

 

 

 

まず、表紙をめくると・・・

なんて爽やかで涼しげな見返しの色!

 

う~~~ん、

やっぱり 7月に ぴったり♪

 

中扉には手のひらに乗っかった

ちっちゃな一粒の種。

 

 

これは、あさがおの たねです。

4がつの おわりから 6がつごろにかけて、

あさがおの たねを まいてみましょう。

 

 

「・・・ってもう7月やん!!」

ってつっこまんといてくださいね。

朝顔は、咲きはじめるのは7月です!(笑)

 

 

種は地中で根を伸ばし、芽を出します。

双葉から本葉へ。そして、

 

 

つるは、 そらに むかって
どんどん どんどん のびていきます。

 

 

ここがたまらん!爆  笑
上に、じゃなくて、
「空に向かって伸びていく」という表現が。

湧きあがる入道雲と競うように
空に向かってどんどん伸びようとしている
あさがおの姿が描かれています。
 

 

つぼみが膨らみ、花が開くところの描写。
ここ…一番たまら~~ん!!!爆  笑 (←変態ですな)

 

 

よあけまえ、つぼみは 
まだ くらい うちから
ゆっくり ほどけていき、

 

そらが あかるくなるころに・・・・・・


(ページをめくります)


みごとな はなが さきました!


見開きいっぱいに咲いた花の絵が
みごと、とはどういうことかを
伝えてくれます。

 

 

やがて、花がしぼみ、実ができます。

 

 

ひとかぶの あさがおから、

おおいときには 200こ いじょうの

たねが とれるのです。

 

 

見開きいっぱいにずらっと描かれた

200個の種は、一粒ひとつぶ

ぜんぶ表情が違うのです。

 

荒井真紀さん・・・・すごいわーーー。

 

 

あさがお、というと

花を思い浮かべる人が多いと思うけど

種も ふたばも つるを伸ばすところも

つぼみも 花も しぼんで枯れて 

実がなるところも 種も

ぜ~んぶひっくるめて「あさがお」。

 

 

一粒の種からあさがおが成長していく様子は

まるで ひと夏の ドラマのようです。

 

 


 

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めっちゃいい絵本♪

ぜひ手に取って読んでみてくださいね~^^

 

 

(文中の青文字部分は絵本からの引用です)

 

 

 

 

あさがお あさがお
 
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ひまわり ひまわり
 
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たんぽぽ たんぽぽ
 
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荒井真紀さんの『ひまわり』、『たんぽぽ』もおすすめでーす^^

 

 

 

 

 

 

 

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