一昔前の大家族の時代は、釜が鉄で大きかったですし、まきでご飯を炊きました炎*

炊けたご飯の底に、きつね色に焦げて釜にくっついているご飯粒がおこげです


今はそんなに大きな鉄の釜はないですが、土鍋とか圧力鍋でご飯を炊く時にもおこげができます

たまにはわざとおこげを作るときもあります



おこげに水を入れてコトコト沸騰させると、食後のお茶代わりの飲み物にもなります。
カフェインなしの穀物のお茶に変身します


おこげにお湯やお茶を入れると、2-3分でお茶漬けになります


おこげを干すと、せんべいのようなおやつにもなります。

固いので、歯茎やあごの運動にいいと思います



おこげを揚げてお砂糖をまぶすと、甘い揚げせんべいのようなおやつになります。



そして、おこげを揚げて中華丼の具をのせれば、とっても香ばしい丼になります




おこげの作り方

冷凍ご飯を自然解凍で常温に戻し(レンジでチンはしないでください!大事な酵素が100%死んでしまうそうです)、フライパンを熱してご飯を広くチヂミを焼くときのように広く延ばして超弱火にし、ゆっくり水分を飛ばしてきつね色になるまで焼きます。


ひっくり返して手で押すと水分が早くなくなります。


網にのせて、さらに乾燥させます。



水分が完全になくなると常温でも長持ちしますが、水分が残っているとカビになりますのでご注意ください。




おこげ中華丼の作り方

いか、えび、貝類、お肉などを中華鍋で炒めます。
(家にあるものや好きなもの、体に必要なものを探して)


野菜もタマネギ、キャベツ、ピーマン、チンゲンサイ、インゲン、パプリカなどを、選んで炒めます。



ソースを作ります。

中華丼だから中華だし(最近は自然の中華だしがあるので嬉しいです)やオイスターソースなどが必要ですが、なければ私はわざわざ添加物が入ったものや塩化ナトリウムや着色料が入った塩を使うより、天日塩とコショウや醤油に和風の天然だしでソースを作り、片栗粉でとろみをつけても十分美味しいです。

片栗粉も気になる方は、くず粉でとろみをつけると、とても上品な味に仕上がります。
高いのがデメリットでしょうかね

塩こしょうで味付けをすると、野菜や具の色がきれいですが、今回はどうしても醤油味で作りたくて
なので写真の色はあまりキレイではありませんでした



丼ぶりにおこげが熱いうちに丼に入れて、具を上にのせ、ソースをかければ出来上がりです


ウズラ卵を茹でて皮をむき、具の上にのせてもかわいいですね
タンパク質の具材が足りない時には、安くて食べやすいお助けものです