パエリアはスペインの野外で、フライパンで男たちが作る料理だそうです

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だからかなり、おおざっぱな料理ですね


材 料

お米(人数分)
 白米にハト麦か麦、ひえ、きび、キヌア、アマランサスなど、あるものを少しでも混ぜるとそれほど目立たなく、雑穀の栄養が補充できます


サフラン
 10人分つくるのに普通の一瓶の半分ぐらいを使います。高いので

 今回はオーガニックサフランを手に入れましたので、嬉しかったです

safran

 普通のサフランと値段があまり差がなかったので買いました。

シーフード
 あるものでいいですが

 一番いいのは黒い殻付きのムール貝
 (なかなか探すのが難しいし、高い。ハナマサに行くと、ニュージーランド産の殻が緑で茹でた殻付きのものがあります)

mussels

 今回はアサリで我慢しました
 アサリ、いか、たこ、それと殻付きのエビがほしかったのですが、高かったのでむきエビにしました。

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 茹でた小さいホタテなど、5種類のシーフードを買いました

野菜
 赤ピーマン、緑ピーマン、黄色のパプリカ、しめじ、人参、タマネギなど

 写真にタマネギが見えませんが、先に洗っておきました。


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ボールの中の野菜たちは、実は今、農薬を出している途中です
緑ピーマンの代わりに、フレッシュエンドウ豆でも色がきれいですし、美味しいです



お米も野菜も果物も、天然強アルカリ(ホタテの殻を1200度で焼いて粉にしたもの)を使うと、びっくりするほど農薬が出ます
超パワフル

これは別の機会に紹介します



6種類ぐらいの野菜ですが、好き嫌いも考え、体に必要な、また安くて新鮮なものを選びましょう

量も、それぞれあるものを合わせて決めてください。

もちろん、オーガニックは安心ですし、栄養も豊富で良いですが、高くてなかなか買えないので、普通の農薬があるものを買わざるを得ません

だからといって農薬がついたまま食べるのは気が引けるので、天然強アルカリで洗ってから作ります




作り方

お米は30分ぐらい天然強アルカリにつけて、農薬を出してから洗っておく。

シーフードは鍋に水と白ワインを半分ずつ入れ(ご飯が固めに炊ける量)、ニンニク5、6カケも入れて、塩こしょうを少し入れてから茹でます。
沸騰したらすぐ火を止めます(身が固くならないように)

whitewine

お米はざるに入れ、水を切って、パエリア専用鍋でも家にある中華鍋でもかまいませんのでオリーブオイルを入れ、炒めます。

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フライパンでお米を炒めて、半透明になったら、シーフードを茹でた汁と、水かワインに浸けておいたサフランで、固めに炊きます。


フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、野菜を固い順色が早く変わらない順に炒めます。パプリカ、ピーマンの種類は火を止めてから入れて混ぜるだけでもいいです。

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ご飯が出来たら茹でたシーフードと炒めた野菜とご飯を混ぜればできあがりです。

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塩こしょうか、クレイジーソルトで仕上げます。


油が好きではない、または気になる方は、炊飯器で炊いたご飯でもいいでしょう。
パーティーのためなら、炊飯器で炊いたご飯をフライパンに入れ、オリーブオイルで軽く炒めるとツヤが出て、サフランの色ももっときれいになります

シーフードと野菜も、炊飯器でご飯と一緒に炊く方法もありますが、大勢の方々の分やパーティー用なら、別々に作る方がかたちもあまり崩れないし、色もきれいです

本当は、パエリヤ用フライパンのまま食べるのですが、室内で食べる時は大きな器に移すのがきれいだと思います



上の写真は、別の日に別の具で作ったモノです


今日も美味しいお料理、いただきま~す