あさりのすいとん



すいとんは韓国では、昔貧しい時代に
お米がない時に
ご飯代わりに食べる
代替食事でしたが
今ではめずらしく、また懐かしい食事になりました。

~春なのに空気が冷たく感じたので
熱い汁が欲しくて作ってみました


市販のすいとん用の粉ではなく
普通の薄力粉で作りました。


本当は強力粉がもっといいのですが、
今回はその代わりに半分は別にして
薄力粉とかぼちゃの粉、全粒粉、
とうもろこしの粉も入れて作りました




白い粉だけでは体にすまない気持ちで…
(栄養的に)

スーパーに行ったら、
まだ野ぜりがあったので
今年最後の春のせりの香りを楽しみたくて
野ぜりも入れました。



材 料(2~3人分)



あさり      1袋
じゃがいも   1個
ズッキーニ  1/2
玉ねぎ、人参 1/4
ネギ          1/2
おろしニンニク小さじ1
うすくち醤油 大さじ1
ナンプラー  大さじ1
だし汁    7~8カップ
塩胡椒    適量
すいとん生地
  小麦粉   1カップ
  卵     1/2
    油     大さじ1/2   
    (グレープシードオイル)
    水          大さじ4~5
            塩     小さじ1/2



作 り 方

だし汁を作っておきます。

小麦粉の生地を作ります。
 小麦粉と卵と水を入れて混ぜながら



塩と油を入れて十分こねて



ラップして冷蔵庫で30分以上寝かせます。




今日は小麦粉の生地と別に
   かぼちゃ
もう一つ種類の生地を作りました


小麦粉 1カップ

 と
 ・かぼちゃの粉、
 ・全粒粉、
 ・とうもろこし
 (遺伝子組み換え(GMO)でないもの)

合わせて1カップにして

先の生地と同じ方法で作ると
2種類なので色もきれいですし
何より白い粉にない栄養を補う
ことができました






だし汁を沸騰させ、じゃがいもと人参を入れ
寝かせた生地を少しずつ指先で伸ばしながら

醤油、ナンプラー、ニンニクを入れて
沸騰させてから
残りの野菜を入れます。


塩こしょうで最後の味をチェックして
火を止めてから野ぜりを入れると
色もきれいで、せりの香りももっと出ます






今日はたまたま国産のあさりが
安く手に入ったのであさりを使いましたが



イカでも、エビでもカキでもホタテでも
その時の新鮮で安いものであれば

ローカロリーで良いたんばく質とミネラルが
摂取できます



ゆで卵も入れましたが



2~3日前に塩麹で作ったものがあったので
入れました



ゆで卵は固ゆでにすると栄養はありますが、
免疫力を高める効果はなくなってしまいます

半熟でも2%しかなく
半熟と生の間ぐらいが一番免疫力があるそうです




私は5~10個ぐらいゆでて
卵の皮をむいてからガラス容器に入れ
塩麹につけて
冷蔵庫で保管すると
3週間ぐらい大丈夫ですが
いつも出来るだけ早く食べてしまいます。


沸騰したなべに卵を入れて
 6分30秒ゆでてから
 冷水に入れて冷ましてください。



卵の数や大きさによって違いますが
卵はデリケートなので
ちょっと長くなったり余熱が

残ったりすると半熟や完熟になりやすいです。



黄身がとろ~りとおいしそうでしょう?
あさりと、2種類のすいとん、
お野菜たちと一緒に
色どりも味もおいしく楽しめますよ


今回のお料理は、
教会で平日に行われている集まりの
昼食で、みんなでいただきました。



やさしいだし仕立てのスープなので、
パンとの相性も抜群でした


いつもこの集まりに参加されている
ある男性の方がおいしい焼きたてパンを
持ってきてくださるのです



このパン、な~んと長さが30cm以上あるんですよ
みんなで分けていただいても、十分にお腹がいっぱいに
なりました





季節の旬のお野菜や、
シーフードなどを組み合わせて、
体にやさしいすいとんのスープを
いろいろ作ってみてくださいね