7月の渡韓(7/23~7/27 ソウル・全州・大邱レポ) です。
大邱2日目の午前中、前日チメッフェスに参加した4名とともに、山寺で精進料理体験をしてきました。
Yuckyさんのブログ を見て、料理家のキム・ジョンヒ先生にカカオトークでコンタクトを取りました。
体験場所は、今年の5月にオープンしたばかりの桐華寺(トンファサ)精進料理体験館(동화사사찰음식체험관)。
桐華寺の券売所がある方の門ではなく、鳳凰門(붕황문)からお寺にアプローチした方が体験館に近いのだと、事前にキム先生から地図まで送っていただき、以前もお世話になったことがあるジャンボタクシーを予約、準備万端整えていたのに・・・。
なんとジャンボタクシーのキサニム(運転手さん)が時間を勘違いし、待ち合わせの東大邱駅に来ておらず(泣)
しかたなく「鳳凰門ならわかる」と言ったタクシーキサニムと、鳳凰門がわからないキサニムの2台のタクシーに分乗し目的地まで向かうことに。
しつこいぐらい「鳳凰門」を連発しているにも拘わらず、「知っている」と言っていたキサニムも通常のゲート(桐華門)からお寺方面へ上ってしまったようで、「これ以上奥には入れない」と、かなり手前で強制的に車を降ろされました。
しかも1台あたり3万ウォンと、ぼったくられた感が否めません(泣)
因みに予約していたジャンボタクシーは、1台4万ウォンで、7人まで乗れます。
結局キム先生に迎えに来ていただき、山道を歩いて体験館まで向かうことに(泣)
キム先生のお話では、今まで鳳凰門の場所がわかるタクシーキサニムは1人もいなかったそうで、私たちと同じ時間に体験なさる2名の日本人の方も、別のタクシーキサニムに同じ場所で降ろされてしまったそうです。
桐華寺には、2011年にシティツアーバスで来て以来2度目。
あの時は真冬だったので雪が多く寒くて大変でしたが、今回は逆に真夏の暑さで大変(苦笑)。
過去記事
参拝する暇などなく、体験館へ向かい歩いていると、外国人も含め熱心にお祈りをする団体に遭遇。
テンプルステイの体験者でしょうかね。
木の根道を通り、
漸く精進料理体験館に到着。
7つの調理台がありました。
私たちは5名だったので、2名と3名に分かれました。
料理家のキム・ジョンヒ先生は、日本語ペラペラなんです。
10時からスタートして13時までに調理→食事を終えていただくベースで、メニューはキム先生にお任せしました。
こちらが今回の食材。
ナスナムルビビンバ、トウモロコシのチヂミ、ゴマの葉のジャントック、韓国かぼちゃのマンドゥの4種類を作ることに。
ちゃんと日本語で書かれたメニューを準備してくださってました。
最初にキム先生から、料理名の由来、野菜の切方や調理方法などの注意事項の説明がありました。
その後、各テーブルに分かれて、アシスタントの先生のご指導の下に調理開始です。
私たちのテーブルには、日本語は話せませんがとても丁寧なお仕事をなさるフ先生(右)が付いてくださいました。
私は料理を習いに行ったことは一度もありませんが、一応主婦歴○○年なので、まぁそれなりに(笑)
唐辛子のワタと種を同時に引っぺがすフ先生の包丁技、お見事でした!
韓国かぼちゃの千切りも、細くて本当に美しい!
キム先生は、各テーブルを廻りながら、効率的に調理する方法を指導してくださってました。
ビビンバように蒸したナス。
フ先生のアイディアで皮付きの他に皮なしも用意し、2食の蒸しナスができました。
ひたすら切る作業が続き、段々腕が痛くなってきましたよ(泣)
みじん切りした野菜に小麦粉と餅粉、味噌を混ぜ、フライパンで焼くジャントック(=醤餅)は、天日干ししておき、雨や雪が降って買い物に行けない時に火を通して食べられるという保存食なんだそうです。
ミキサーにかけたトウモロコシを混ぜた記事に、粒のトウモロコシを混ぜて焼いたジョン。
フ先生が、どこからか採ってきたお花をあしらってくださいました。
きゃわゆ~い!!!
しっかりと水切りした韓国かぼちゃ、きゅうり、干しシイタケを、
正方形にカットした皮と、通常の丸型の2種類の皮を使って、
マンドゥ(餃子)の具を包みました。
蒸しあがった姿がこちら。
2色の唐辛子をかわゆくトッピングしてみました。
中身はこんな感じ。
炒めた韓国かぼちゃ&人参とともに、フ先生がステキなお皿にビビンバを盛り付けてくださいました。
行きがけに同行メンバーのアイディアで、チャメ(まくわうり)を買い持参したんですが、アシスタントの方がその一部でこんなお料理を作ったら・・・と仰ってくださいました。
塩もみしたチャメに、お酢とコチュジャンで味付けしたもの。
チャメの甘みが引き立ち、美味しい箸休めとなりました。
残りのチャメはデザートに。
こちらが全貌です。
肉や魚など使わなくても、美しくて栄養バランスの取れた美味しいお皿たちとなりました。
写真を撮り忘れましたが、キャベツの水キムチを出してくださったので、それをスープ代わりにしていただきました。
野菜のおいしさと食感の楽しさを再認識できましたよ。
とても楽しかったので、秋にまた伺うことにしましたよ~!
他のテーブルの方のお料理はこちら。
同じレシピでも、料理人や盛り付けによってだいぶ雰囲気が変わりますよね。
キム先生、フ先生、大変お世話になりました~。
桐華寺精進料理体験のお問い合わせ先
김정회(キム・ジョンヒ)先生(日本語可)
メール kjhee3@yahoo.co.jp
携帯電話 +82-10-3523-2899
(カカオトークでも連絡できます)
料金は5名で10万ウォン(1名あたり2万ウォン)
水曜は14時以降、金曜は午前中のみ、他の曜日は終日OK。
火曜日(定期講座あり)を除く10:00~14:00 予約可能(2019-7-27修正)
行き方
東大邱駅地下のバス乗り場から急行1(급행1)バス乗車、桐華橋1(동화교1)下車(約43分、1,450ウォン)→徒歩15分。
ノボテルホテル前からも急行1(급행1)バスに乗車できます。
タクシーの場合は、「桐華寺の鳳凰門方面へ(동화사 붕황문방문까지)」と伝えてください。
桐華寺(동화사・トンファサ)
住所 大邱広域市東区道鶴洞35(대구광역시 동구 도학동 35)
道路名住所 大邱広域市東区桐華寺キル1(대구광역시 동구 동화사길 1)
電話番号 053-982-0101
KONEST地図
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